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続・サクラ咲け!#1

僕の恋はサクラ満開の頃に始まった。あれから何度サクラは満開になったかな。僕は受験を終え大学生に。その後ユノは就活を終え社会人に。僕達は何度となくサクラが満開になりそして舞い散るのを見てきた。一緒にだ。それはこの先も変わらないって思うんだ。『続・サクラ咲け!』ユノは東京の大学をでて東京で就職をした。高校で怪我をしてプロのサッカー選手になる夢を断念したユノは。それでもサッカーが好きでプロのサッカーチー...

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続・サクラ咲け!#2

「汚い部屋。」ユノの部屋は決して綺麗じゃない。それは大学に通ってる時からそうで。これも僕にとっては信じられない事だ。でもユノの言い分としてはこれでもユノにしたら整理されてるらしい。こうじゃないと困るんだそうだ。どこに何があるかこの人なりに理解しているらしい。だから僕は触らない。いくらでも掃除するんだけど。後になってアレはどこにやったとかいちいち聞かれるのが面倒臭い。最初綺麗にしたら何がどこにあるか...

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続・サクラ咲け!#3

帰ってから又ユノを抱いた。「あ。あ。あぁ……っ。」「はぁ、はぁ、はっ。」「チャンミンっ。きつ…いっ。」「まだまだですっ。」僕はユノを突いて突いて突いて。めいいっぱい突いた。暮らし始めたのは2DKの小さなアパート。僕の大学の側で駅に近い。ユノの職場にも負担にならない位置を選んだ。決して広くは無い。決して豪華でもない。極普通のボロアパートだった。僕がいくらでもいいマンションに住まわせてあげれたけれど、それは...

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続・サクラ咲け!#4

それから又二回春が来て。三度目の春はもう間もなくだった。まだ少し肌寒い夜。僕は眠れなくてユノを抱きながらぼーっと真っ暗の天井を見てた。スースーと同じリズムで聞こえてくるユノの寝息。ユノを抱いて触れてる所は暖かいのに手足が冷たくて眠れなかった。そして眠れない理由がもう一つあった。「ただいま……。」「おかえりなさい。もうすぐご飯ですシャワー浴びてしまって下さい。」「あ……うん。」「?」仕事から戻ったユノは...

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続・サクラ咲け!#5

駄目だとは言えなかった。それはユノの夢に違いなかったし。その夢を僕が理由で諦めるなんて事はしてはいけなかったし。「する。」と言う者を駄目だと言える権限など僕にある訳がなかった。「ん……。」ユノが寝返りを打つ。「………。」ユノは僕に抱き付いていたのを反対側に向いてしまった。離れた。僕達は離れるんだ……。なんかじわじわくる。最初は信じられなかった。何を言ってるのか分からなかった。でもユノが具体的な話をしてき...

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続・サクラ咲け!#6

「眠れる訳ないだろ…。」ユノ。「俺だって離れたくない……って思うよ。」ユノっ。僕はユノをそっと抱き締めた。恋しくて。愛しくて。同じ気持ちだったんだ。良かった。「でも……、決めたんでしょう?」「……あぁ。」「なら僕は応援したいです。」「……チャンミンは聞き分けがいいんだな。」「どう言う事です?」ユノは僕の腕の中でジッとしていた。「………さっきは行かないでってい言ったじゃん。」「あぁ……それは……。そう思いますけど……...

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続・サクラ咲け!#7

ユノは春を待たずに、桜の咲くのを待たずに旅立つ事になった。今年は一緒に桜を見れないんだ。僕は思わず手が止まる。「チャンミンっねぇっまだ?!」ユノは玄関先で足踏みをしていた。「遅刻しちゃうっ。」僕はハッとしてバタバタキッチンを片付けた。カレンダーにはいつもより目だって大きく丸が書かれてる。今日はユノが旅立つ日。「だってあなたがあれこれ注文するからっ。」僕は片づけを済ませてエプロンを外すと慌てて荷物を...

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続・サクラ咲け!#8(完)

僕のキスにユノは腰が抜けたのかずるずるとドアを伝って座り込んでしまう。それでも離してなんかあげなかった。「ちゃ……んみ………。」口程にもなくとろとろになってしまったユノに最後にちゅぱっって音を立てて唇を離す。でも顔は至近距離からまだ離さない。「……んぁっ。」「そんな声出さないで。」「は……ぁ……っ。」「その顔も駄目です。」「チャンミン……ん。」「甘えても駄目。」僕はぎゅっとユノを抱き締めた。駄目ですってば。駄...

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続・サクラ咲け!#1

僕の恋はサクラ満開の頃に始まった。あれから何度サクラは満開になったかな。僕は受験を終え大学生に。その後ユノは就活を終え社会人に。僕達は何度となくサクラが満開になりそして舞い散るのを見てきた。一緒にだ。それはこの先も変わらないって思うんだ。『続・サクラ咲け!』ユノは東京の大学をでて東京で就職をした。高校で怪我をしてプロのサッカー選手になる夢を断念したユノは。それでもサッカーが好きでプロのサッカーチー...

続・サクラ咲け!#2

「汚い部屋。」ユノの部屋は決して綺麗じゃない。それは大学に通ってる時からそうで。これも僕にとっては信じられない事だ。でもユノの言い分としてはこれでもユノにしたら整理されてるらしい。こうじゃないと困るんだそうだ。どこに何があるかこの人なりに理解しているらしい。だから僕は触らない。いくらでも掃除するんだけど。後になってアレはどこにやったとかいちいち聞かれるのが面倒臭い。最初綺麗にしたら何がどこにあるか...

続・サクラ咲け!#3

帰ってから又ユノを抱いた。「あ。あ。あぁ……っ。」「はぁ、はぁ、はっ。」「チャンミンっ。きつ…いっ。」「まだまだですっ。」僕はユノを突いて突いて突いて。めいいっぱい突いた。暮らし始めたのは2DKの小さなアパート。僕の大学の側で駅に近い。ユノの職場にも負担にならない位置を選んだ。決して広くは無い。決して豪華でもない。極普通のボロアパートだった。僕がいくらでもいいマンションに住まわせてあげれたけれど、それは...

続・サクラ咲け!#4

それから又二回春が来て。三度目の春はもう間もなくだった。まだ少し肌寒い夜。僕は眠れなくてユノを抱きながらぼーっと真っ暗の天井を見てた。スースーと同じリズムで聞こえてくるユノの寝息。ユノを抱いて触れてる所は暖かいのに手足が冷たくて眠れなかった。そして眠れない理由がもう一つあった。「ただいま……。」「おかえりなさい。もうすぐご飯ですシャワー浴びてしまって下さい。」「あ……うん。」「?」仕事から戻ったユノは...

続・サクラ咲け!#5

駄目だとは言えなかった。それはユノの夢に違いなかったし。その夢を僕が理由で諦めるなんて事はしてはいけなかったし。「する。」と言う者を駄目だと言える権限など僕にある訳がなかった。「ん……。」ユノが寝返りを打つ。「………。」ユノは僕に抱き付いていたのを反対側に向いてしまった。離れた。僕達は離れるんだ……。なんかじわじわくる。最初は信じられなかった。何を言ってるのか分からなかった。でもユノが具体的な話をしてき...

続・サクラ咲け!#6

「眠れる訳ないだろ…。」ユノ。「俺だって離れたくない……って思うよ。」ユノっ。僕はユノをそっと抱き締めた。恋しくて。愛しくて。同じ気持ちだったんだ。良かった。「でも……、決めたんでしょう?」「……あぁ。」「なら僕は応援したいです。」「……チャンミンは聞き分けがいいんだな。」「どう言う事です?」ユノは僕の腕の中でジッとしていた。「………さっきは行かないでってい言ったじゃん。」「あぁ……それは……。そう思いますけど……...

続・サクラ咲け!#7

ユノは春を待たずに、桜の咲くのを待たずに旅立つ事になった。今年は一緒に桜を見れないんだ。僕は思わず手が止まる。「チャンミンっねぇっまだ?!」ユノは玄関先で足踏みをしていた。「遅刻しちゃうっ。」僕はハッとしてバタバタキッチンを片付けた。カレンダーにはいつもより目だって大きく丸が書かれてる。今日はユノが旅立つ日。「だってあなたがあれこれ注文するからっ。」僕は片づけを済ませてエプロンを外すと慌てて荷物を...

続・サクラ咲け!#8(完)

僕のキスにユノは腰が抜けたのかずるずるとドアを伝って座り込んでしまう。それでも離してなんかあげなかった。「ちゃ……んみ………。」口程にもなくとろとろになってしまったユノに最後にちゅぱっって音を立てて唇を離す。でも顔は至近距離からまだ離さない。「……んぁっ。」「そんな声出さないで。」「は……ぁ……っ。」「その顔も駄目です。」「チャンミン……ん。」「甘えても駄目。」僕はぎゅっとユノを抱き締めた。駄目ですってば。駄...