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ぼっち君の夜の過ごし方。#1

最近のチャンミンは友達と出掛けることが多い。俺の事は放ったらかしで。仕事をしてる時はいいんだけど俺は最近ぼっちが多い。「じゃあユノ。僕はお先に。」「え?もう行っちゃうのか?」「えぇ。今日は約束があるので。」「……そうか。」ほらな。「ユノも……来ますか?」「いいよ。」チャンミンの仲間に混ざっても気を遣わせるだけなんだ。俺が少しでも年上になるから。「そうですか。じゃあお先に失礼しますよ。」そう言ってチャン...

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ぼっち君の夜の過ごし方。#2

俺はぼっちの夜。LINEでセックスしてる。まるで側にいるみたいに俺を攻めて来る言葉。男相手なのに。どこの誰とも分からない画面の文字だけの相手の言いなりになって自分の体に触れてしまう。「………ぁ……。」俺は異常なまでに興奮してた。「はぁ……はぁ…………。」仕事が命だった。それ以外考えられなかった。だから女性と付き合うのも控えてきた。ゴシップやスキャンダルはご法度だった。でも俺だって立派な青年男子だ。いやらしい気分...

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ぼっち君の夜の過ごし方。#3

「あ…………ぁ……ぁ。」チャンミン。チャンミン。本当に咥えられてる訳でもないのに。ましてや相手はチャンミンじゃないのに。まるでチャンミンに咥えられてる様な興奮だった。‹ 気持ちいいですか?›‹ うん………。›‹ かわいいですね。きつく吸ってあげますよ。›‹ だめ………。›‹ どうして?›‹ イッちゃう………。›‹ 本当にイヤらしい人です。›ですます調で並べられる言葉は本当にチャンミンみたいで俺は興奮が止まない。「チャンミン………。」な...

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ぼっち君の夜の過ごし方。#5

通話のボタンを押してしまって後悔したのは確かだった。でも俺はそれを切ろうとはしなかったんだ。相手が受話ボタンを押して通話中になる。何か言った方がいいのかな………。でも怖い。俺ってバレるのが………。相手も何も言わないから静かな時間が流れる。その向こうで確かに聞こえた。くちっくちっくちゅっ。あ………。『………はぁ。』俺は口を手の平で押えた。声が出そうで。思わず。だって。扱いてる音だ。それに吐息。この人俺をおかずに...

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ぼっち君の夜の過ごし方。#6

通話に慣れてしまえば通話の方が断然気持ちよくて。俺は一層嵌って行ってるのが自分でも分かった。この人の声いい……。好きだ。本当にまるでチャンミンと話している様な感覚に陥る。『もしもし?』「………うん。」『どうしたんですか?声がかすれてますよ?』「そ……そうかな………。」『もう、期待してるんですか?』「……そ、そんなんじゃ……っ。」『段々いやらしくなって行きますね?』俺は恥かしくなってしまう。LINEのトークより実際喋...

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ぼっち君の夜の過ごし方。#7

「会いたい………。」俺は、そう反射的に返事していた。『じゃあ今から……。』「で、でも……っ。」『どうしましたか?』「会ったら……。」俺ってバレる……。それは駄目だ。「やっぱり………駄目。」『顔を見られるのは困りますか?』「………う……ん。」『じゃあお互い顔を隠しましょうか?』「隠す?」『なんでもいいです。マスクとかして顔を隠しましょう。』「そんな……。」そんなんでバレないのか?怖い……。でも。それ以上に体が熱かった。そ...

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ぼっち君の夜の過ごし方。#8

俺は本当どうかしてた。まず触れたのは指。俺の親指を相手の親指と人差し指が緩く掴んできてそして全部の指が絡んだ。俺はそんな事にドキドキして冷静ではいられてなかったと思う。後はされるがままだった。マスクを被ったまま、服を脱ぎ捨ててベッドで体を好きにされた。状況は誰が見たっておかしい。なのに俺達の興奮度はMAXだったんだと思う。どうかしてる。どうかしてる。「はぁ……はぁ……。」「あ………ぅぁ。」「嬉しい………僕はい...

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ぼっち君の夜の過ごし方。#9

それから俺達は何度も会った。エッチをする為に。「あ………ぁ……ぅ。」なんでこんなバカな事を平気でしているのか………。自分でも分からない。でも体が求めてしょうがなかった。危ないとか。怖いとか。そんな事をこいつから感じる事はなかったんだ。今日も体を重ねれば重ねる程、吸い付く様で。俺の中はこいつでぴったりして。もう気持ちいいったらない。こんなに相性のいい身体ははじめてた。「…………なぁ。」「なんでしょう。」「………そ...

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ぼっち君の夜の過ごし方。#10

「どうして…………。」チャンミンは俺の冷静さに多分驚いてる。俺は自分で自分のマスクを取った。名前も知らない顔も知らない俺達はもうそうではない。10年以上も一緒に過ごしてきた仲間。でも絶対的に今までとは関係が変わってしまった俺達なんだ。俺は乱れた髪を手で撫でて直した。そして沈黙を破った。「………俺がお前を分からないと思う?」「………。」これだけ近くで。あんなに巧みに言葉を耳元で囁かれ。どれほど体を好きにされた...

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ぼっち君の夜の過ごし方。#1

最近のチャンミンは友達と出掛けることが多い。俺の事は放ったらかしで。仕事をしてる時はいいんだけど俺は最近ぼっちが多い。「じゃあユノ。僕はお先に。」「え?もう行っちゃうのか?」「えぇ。今日は約束があるので。」「……そうか。」ほらな。「ユノも……来ますか?」「いいよ。」チャンミンの仲間に混ざっても気を遣わせるだけなんだ。俺が少しでも年上になるから。「そうですか。じゃあお先に失礼しますよ。」そう言ってチャン...

ぼっち君の夜の過ごし方。#2

俺はぼっちの夜。LINEでセックスしてる。まるで側にいるみたいに俺を攻めて来る言葉。男相手なのに。どこの誰とも分からない画面の文字だけの相手の言いなりになって自分の体に触れてしまう。「………ぁ……。」俺は異常なまでに興奮してた。「はぁ……はぁ…………。」仕事が命だった。それ以外考えられなかった。だから女性と付き合うのも控えてきた。ゴシップやスキャンダルはご法度だった。でも俺だって立派な青年男子だ。いやらしい気分...

ぼっち君の夜の過ごし方。#3

「あ…………ぁ……ぁ。」チャンミン。チャンミン。本当に咥えられてる訳でもないのに。ましてや相手はチャンミンじゃないのに。まるでチャンミンに咥えられてる様な興奮だった。‹ 気持ちいいですか?›‹ うん………。›‹ かわいいですね。きつく吸ってあげますよ。›‹ だめ………。›‹ どうして?›‹ イッちゃう………。›‹ 本当にイヤらしい人です。›ですます調で並べられる言葉は本当にチャンミンみたいで俺は興奮が止まない。「チャンミン………。」な...

ぼっち君の夜の過ごし方。#5

通話のボタンを押してしまって後悔したのは確かだった。でも俺はそれを切ろうとはしなかったんだ。相手が受話ボタンを押して通話中になる。何か言った方がいいのかな………。でも怖い。俺ってバレるのが………。相手も何も言わないから静かな時間が流れる。その向こうで確かに聞こえた。くちっくちっくちゅっ。あ………。『………はぁ。』俺は口を手の平で押えた。声が出そうで。思わず。だって。扱いてる音だ。それに吐息。この人俺をおかずに...

ぼっち君の夜の過ごし方。#6

通話に慣れてしまえば通話の方が断然気持ちよくて。俺は一層嵌って行ってるのが自分でも分かった。この人の声いい……。好きだ。本当にまるでチャンミンと話している様な感覚に陥る。『もしもし?』「………うん。」『どうしたんですか?声がかすれてますよ?』「そ……そうかな………。」『もう、期待してるんですか?』「……そ、そんなんじゃ……っ。」『段々いやらしくなって行きますね?』俺は恥かしくなってしまう。LINEのトークより実際喋...

ぼっち君の夜の過ごし方。#7

「会いたい………。」俺は、そう反射的に返事していた。『じゃあ今から……。』「で、でも……っ。」『どうしましたか?』「会ったら……。」俺ってバレる……。それは駄目だ。「やっぱり………駄目。」『顔を見られるのは困りますか?』「………う……ん。」『じゃあお互い顔を隠しましょうか?』「隠す?」『なんでもいいです。マスクとかして顔を隠しましょう。』「そんな……。」そんなんでバレないのか?怖い……。でも。それ以上に体が熱かった。そ...

ぼっち君の夜の過ごし方。#8

俺は本当どうかしてた。まず触れたのは指。俺の親指を相手の親指と人差し指が緩く掴んできてそして全部の指が絡んだ。俺はそんな事にドキドキして冷静ではいられてなかったと思う。後はされるがままだった。マスクを被ったまま、服を脱ぎ捨ててベッドで体を好きにされた。状況は誰が見たっておかしい。なのに俺達の興奮度はMAXだったんだと思う。どうかしてる。どうかしてる。「はぁ……はぁ……。」「あ………ぅぁ。」「嬉しい………僕はい...

ぼっち君の夜の過ごし方。#9

それから俺達は何度も会った。エッチをする為に。「あ………ぁ……ぅ。」なんでこんなバカな事を平気でしているのか………。自分でも分からない。でも体が求めてしょうがなかった。危ないとか。怖いとか。そんな事をこいつから感じる事はなかったんだ。今日も体を重ねれば重ねる程、吸い付く様で。俺の中はこいつでぴったりして。もう気持ちいいったらない。こんなに相性のいい身体ははじめてた。「…………なぁ。」「なんでしょう。」「………そ...

ぼっち君の夜の過ごし方。#10

「どうして…………。」チャンミンは俺の冷静さに多分驚いてる。俺は自分で自分のマスクを取った。名前も知らない顔も知らない俺達はもうそうではない。10年以上も一緒に過ごしてきた仲間。でも絶対的に今までとは関係が変わってしまった俺達なんだ。俺は乱れた髪を手で撫でて直した。そして沈黙を破った。「………俺がお前を分からないと思う?」「………。」これだけ近くで。あんなに巧みに言葉を耳元で囁かれ。どれほど体を好きにされた...