オタクの恋。 - 1ページ目97 - *Esperanza*
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オタクの恋。#1

僕はオタクが嫌いだ。僕は何故か子供の頃からオタクに見られた。メガネをしていたし、天パだったし、一人が好きだったし、何でもハマるととことんだった。気が付いたら周りにオタクがいた。そいつ等と一緒にされるのが本当は嫌だったんだ。でもそいつ等と居るのは確かに僕を安心させた。僕はオタクの要素を十分に持っていたんだからそれはしょうがない事だった。高校に上がった年の事。父親の転勤で引っ越すことになりある田舎の高...

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オタクの恋。#2

僕は新しい学校の教室で一番前の教壇の横に立っていた。「今日から転校してきたシムチャンミン君だ。皆仲良くしてやってくれ。」「シムチャンミンです。よろしくお願いします。」教室からキャーと言う女子の悲鳴が上がる。男子からはどよめき。あんなに暗くて学校でも目立たない存在だった僕はこの新しい学校で見事に注目の的になった。イケメンが転校してきたと。僕はどうも成功したらしい。オタクからイケメンへのチェンジに。「はい...

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オタクの恋。#3

「チャンミンって言うの?」その人は最初から人懐っこかった。「どうしてユノ先輩が?」気のせいか?キュヒョンの目がキラキラしてる。キュヒョンをそうさせるこの人は本当に何者?「あ……あの。」「あぁ俺は生徒会長をやってるチョンユンホ。ユノって呼んでね。」「は……はぁ……その生徒会長が僕に何か………。」教室に入って来て僕に近付いたユノ先輩。生徒会長と言うだけあって堂々としていて貫禄がある。僕なにかしたか?こんな生徒会長に声を...

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オタクの恋。#4

僕は身動きひとつ出来ず舞台に見入ってた。それはとっても見応えのある舞台だった。いろんなことが計算し尽くされてて凄い。テーマパークのアトラクションのような、世界に入り込んだ感じだった。そして何よりユノ先輩の存在感。僕はユノ先輩の演技にどっぷり浸っていた。ユノ先輩の演じた男性に相手の女性が恋をした様に、僕もまるでユノ先輩に恋をしたような気分になる程、ユノ先輩の入り込んだ演技は僕をのめり込ませた。それは...

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オタクの恋。#5

ユノ先輩のキスは意味もなく抵抗できなくて、僕は口を開き、されるがままだった。舌を絡み取られて。唇を啄ばまれて。こ、こ、この人!なんでこんなキスが上手いんだっ!!!!いや。突っ込みどころはそこじゃないだろっ。「何すんですかっ!!!!!」僕はユノ先輩を突き飛ばして口を押さえる。キ、キ、キ、キスされたっ!男に!!!ファーストキスだったのにっ!!!!!「気持ち良かった?」「な………………っ。」何を言ってるんだっ。「惚...

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オタクの恋。#6

僕は何を流されてるんだ。いくら舞台の姿に見惚れたからって男の先輩に好きにチンコを触らせて…………。なんで抵抗出来なかった???体が熱いのはなんでだ???おさまらないこの動悸は何???僕は家に帰り着いても尚それ等に頭を抱える。見る筈だった乃木坂のDVDはとても見る気にならなかった。とにかく風呂で体を流したい。あの人が触ったそこを綺麗にして何もかも流してしまいたかった。でも洗っても流しても。僕の頭にはあの人...

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オタクの恋。#7

僕は美術部に入部した。「………。」「やっぱり絵を書くチャンミンって様になるね。」僕がキャンパスに向かってるその後ろにユノ先輩は立っていた。「あの………。なんでここに?」「ん?チャンミンを見たいから。」「いや…………。あなた部活はどうしたんですか?」「ん?あ。今日は顧問が出張で休みなの。」「だからって他の部に遊びに来るのはどうかと…………。」「見られてると緊張する?」僕はその通りなんだけどそう思われるのも嫌で無視してキャンパスに...

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オタクの恋。#8

僕とユノ先輩は一緒に学校を出た。ユノ先輩は歩いてるだけで注目されていた。下校途中の生徒たちが挨拶をして。女子なんてなんだかきらきらした目で見つめていた。僕はユノ先輩の横顔を眺めて確かにかっこいいと思う。いや。と言うより、綺麗?って言ううのは変だよねぇ?男が男を綺麗だなんて。でも確かに整った横顔は綺麗だった。目も。鼻も。唇も。綺麗過ぎて僕は目を逸らした。オタクを隠してる僕には眩し過ぎた。「どうしたの...

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オタクの恋。#9

僕は、初めてのユノ先輩の家だって言うのに。どんな部屋なのかとか気にする余裕は全くなかった。「今日は親いないから。」玄関にはいるなりそう言われて頭がぱーんとなって後はどうなったんだかユノ先輩の部屋でベッドの中だった。いっぱいキスをした。蕩けそうなキスをした。学校でも触られたのに又触られてすぐにでもイきそうだった。「チャンミンは何もしなくていいから。俺に任せて。」「………。」そう言ったユノ先輩はとてもエロいと...

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オタクの恋。#10

萎えるはずなんかなかった。むしろ「萎えないで。」とちょっと焦ったユノ先輩がかわいく見えた。僕をいつもいい様にしていたユノ先輩。当たり前の様にモテて経験もあるんだと思ってたのに。「………初めてなんですか?」「そんな事どうだっていいだろ?」どうしてか強がる先輩に、僕は逆に煽られてるなんて事。ユノ先輩は知らない。「僕は初めてです。」「は?」ユノ先輩の驚いた顔。そりゃそうだろう。僕はユノ先輩から見て、いや、多分今の僕...

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オタクの恋。#11

ユノ先輩がぐいぐい僕を飲み込む。きゅーっと締めつけながら。僕の根本までユノ先輩が落ちてくる。「く………ぅ……ん。チャンミンが中に……っ。」あぁ。本当に。この人は何をしても何を言ってもいやらしい。自分で腰を動かしながら自分で喘いでる。「チャンミン………だめ……だめ……っ。」ユノ先輩はそう言って射精した。僕の腹を濡らす先輩の精液を先輩は手で撫で回す。「出………ちゃった………。」「出ちゃったんですか……。」「ご……めん………。」...

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オタクの恋。#12

そうこうしているうちに季節は夏になって僕とユノ先輩は夏休みも一緒に過ごす事が多かった。とは言っても、演劇部は全国高等学校演劇大会に出場する事が決まっていたのでユノ先輩は殆どの時間をを部活に費やしていた。先輩は三年生だったし最後の大会になるから力が入っていたんだ。僕はその練習を見に通った。もちろん自分の部活動が終わってからだけど。先輩の演技を見るのは好きだ。不思議とユノ先輩の世界感に入り込んでしまう...

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オタクの恋。#13

ユノ先輩はどんな気持ちだったんだろう。僕は今日の大会。素晴らしいユノ先輩の舞台をいつもの様の入り込む事はできなかった。「チャンミン!なんで今日は先に帰った?!」ユノ先輩からの電話。第一声がそれだった。「……いえ。だってあなた忙しいだろうと思って。」「はぁ?」大会の結果は優勝だった。僕は結果だけ見て先に一人で帰った。ユノ先輩は優勝して部員たちと忙しそうだったのは確かだ。取材も来てた。普通ならユノ先輩にお祝い...

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ごめんなさい。

絵を描いてたらお話書けなかったwww一応オタクの恋を思いながらかいたんだよぉ。この後テンプレートの写真を変えようと思います。最近駄々漏れな写真多いから~♪合うのがあるといいなぁ。*ランキング*参加中。↓ミンホミンホ!ポチっと押して応援宜しくお願い致しますm(_ _)mにほんブログ村...

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オタクの恋。#14

僕がユノ先輩の家に着くと先輩は家の前で待ってた。「ユノ先輩っ。」「………。」やっぱり怒ってるのかな。先輩は無言で僕を見た。「あの………。」なんて言っていいか分からない。「いるから。」「え?」「今日は親がいるから。」あ……。「家は駄目……。」そう言って恥ずかしそうに顔を伏せたユノ先輩。どうしてこの人は……。やってる事は大胆なのにそうやって可愛くなれるんだろう。僕を煽ってどうしようもない。家では駄目だけど抱いてって言ってるみた...

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オタクの恋。#15

公園は暗かった。時間も遅かった。でもいつ人がくるかなんてわからなかった。「声………出さないで下さい。」「………んはっ。」ユノ先輩は精一杯声を殺していたのかも知れない。それでもその声はやっぱり甘く辺りに響いた。誰かに見られるかも知れなかったのに。抑えることのできない欲情。溢れるばかりの感情。それらは僕達を興奮させるばかりだったんだ。「先……輩。」「チャ………ンミ……ン。何?興奮してるのか?いつもより太………。」先輩こそ...

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オタクの恋。#16

「チャンミン泊まってけば?」ユノ先輩の軽い誘い。泊まる……。僕にとっては泊まったら色々バレる気がしてちょっと緊張する。僕の事もっと晒してしまいそうで。オタクってバレるんじゃないか?って。「でも……親いるんでしょ?」「泊まるだけならなんともないよ。」「あ…あぁ。」そうか。さっきはやる前提だったから…。「なんだよ。まだやり足りない?」「そ。そういう意味では…っ。」「家ではできないぞ。」「し。しませんけど…っ。」「じゃあ問題な...

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オタクの恋。#17

朝、目を覚ますとユノ先輩の顔がすぐ近くにあった。そう。僕は初めてユノ先輩とお泊りしてしまったんだ。先輩の家で。一緒に朝を迎える。先輩の事をマジマジと見ながら僕はそんな事に幸せを感じる。先輩はもぐもぐと口を動かしはじめ……。まるで子供みたいな寝顔だった。例えば演技をしている時に感じるカリスマ的魅力の様なものは今のユノ先輩からは全く感じないのだ。別人。ONとOFFの差が激しすぎる。「何か食べてる夢でも見...

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オタクの恋。#18

誰?「チャンミン?まだあ寝てたか?」「……きゅ………キュヒョン?」「そうだよ。今日夜行バスが7時着って言っただろ?」「………。」今日……。今日は何日だ?キュヒョン。キュヒョン。キュヒョン……。7時……。あ……。忘れてたっ!!!!!今日か!今日だったか!やべぇっ!!!!「あぁ~ごめん寝坊したっ!すぐ行くからっ!!!!」「わかった~じゃあ高速バス乗り場のマックで朝マックしてるから。」「そうしててくれっ!!」僕は電話を切ってベッドから...

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オタクの恋。#19

「行くとこ決まってるんなら行こうぜ。」ユノ先輩の言葉に棘がある様な気がする。行くとこを隠した事は非常に僕の立場を悪くした。「たいした所ではないですよ?」「いいよ。」「面白くないと思います。」「いいんだ。」「でも……。」「いいって言ってるだろ。」ユノ先輩はキュヒョンと並んで歩き始めた。キュヒョンがユノ先輩に肩を抱かれてる。何を話してるんだろう。いかにもオタクなキュヒョンを前にしてもユノ先輩はいつも通りだった。「あは...

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オタクの恋。#1

僕はオタクが嫌いだ。僕は何故か子供の頃からオタクに見られた。メガネをしていたし、天パだったし、一人が好きだったし、何でもハマるととことんだった。気が付いたら周りにオタクがいた。そいつ等と一緒にされるのが本当は嫌だったんだ。でもそいつ等と居るのは確かに僕を安心させた。僕はオタクの要素を十分に持っていたんだからそれはしょうがない事だった。高校に上がった年の事。父親の転勤で引っ越すことになりある田舎の高...

オタクの恋。#2

僕は新しい学校の教室で一番前の教壇の横に立っていた。「今日から転校してきたシムチャンミン君だ。皆仲良くしてやってくれ。」「シムチャンミンです。よろしくお願いします。」教室からキャーと言う女子の悲鳴が上がる。男子からはどよめき。あんなに暗くて学校でも目立たない存在だった僕はこの新しい学校で見事に注目の的になった。イケメンが転校してきたと。僕はどうも成功したらしい。オタクからイケメンへのチェンジに。「はい...

オタクの恋。#3

「チャンミンって言うの?」その人は最初から人懐っこかった。「どうしてユノ先輩が?」気のせいか?キュヒョンの目がキラキラしてる。キュヒョンをそうさせるこの人は本当に何者?「あ……あの。」「あぁ俺は生徒会長をやってるチョンユンホ。ユノって呼んでね。」「は……はぁ……その生徒会長が僕に何か………。」教室に入って来て僕に近付いたユノ先輩。生徒会長と言うだけあって堂々としていて貫禄がある。僕なにかしたか?こんな生徒会長に声を...

オタクの恋。#4

僕は身動きひとつ出来ず舞台に見入ってた。それはとっても見応えのある舞台だった。いろんなことが計算し尽くされてて凄い。テーマパークのアトラクションのような、世界に入り込んだ感じだった。そして何よりユノ先輩の存在感。僕はユノ先輩の演技にどっぷり浸っていた。ユノ先輩の演じた男性に相手の女性が恋をした様に、僕もまるでユノ先輩に恋をしたような気分になる程、ユノ先輩の入り込んだ演技は僕をのめり込ませた。それは...

オタクの恋。#5

ユノ先輩のキスは意味もなく抵抗できなくて、僕は口を開き、されるがままだった。舌を絡み取られて。唇を啄ばまれて。こ、こ、この人!なんでこんなキスが上手いんだっ!!!!いや。突っ込みどころはそこじゃないだろっ。「何すんですかっ!!!!!」僕はユノ先輩を突き飛ばして口を押さえる。キ、キ、キ、キスされたっ!男に!!!ファーストキスだったのにっ!!!!!「気持ち良かった?」「な………………っ。」何を言ってるんだっ。「惚...

オタクの恋。#6

僕は何を流されてるんだ。いくら舞台の姿に見惚れたからって男の先輩に好きにチンコを触らせて…………。なんで抵抗出来なかった???体が熱いのはなんでだ???おさまらないこの動悸は何???僕は家に帰り着いても尚それ等に頭を抱える。見る筈だった乃木坂のDVDはとても見る気にならなかった。とにかく風呂で体を流したい。あの人が触ったそこを綺麗にして何もかも流してしまいたかった。でも洗っても流しても。僕の頭にはあの人...

オタクの恋。#7

僕は美術部に入部した。「………。」「やっぱり絵を書くチャンミンって様になるね。」僕がキャンパスに向かってるその後ろにユノ先輩は立っていた。「あの………。なんでここに?」「ん?チャンミンを見たいから。」「いや…………。あなた部活はどうしたんですか?」「ん?あ。今日は顧問が出張で休みなの。」「だからって他の部に遊びに来るのはどうかと…………。」「見られてると緊張する?」僕はその通りなんだけどそう思われるのも嫌で無視してキャンパスに...

オタクの恋。#8

僕とユノ先輩は一緒に学校を出た。ユノ先輩は歩いてるだけで注目されていた。下校途中の生徒たちが挨拶をして。女子なんてなんだかきらきらした目で見つめていた。僕はユノ先輩の横顔を眺めて確かにかっこいいと思う。いや。と言うより、綺麗?って言ううのは変だよねぇ?男が男を綺麗だなんて。でも確かに整った横顔は綺麗だった。目も。鼻も。唇も。綺麗過ぎて僕は目を逸らした。オタクを隠してる僕には眩し過ぎた。「どうしたの...

オタクの恋。#9

僕は、初めてのユノ先輩の家だって言うのに。どんな部屋なのかとか気にする余裕は全くなかった。「今日は親いないから。」玄関にはいるなりそう言われて頭がぱーんとなって後はどうなったんだかユノ先輩の部屋でベッドの中だった。いっぱいキスをした。蕩けそうなキスをした。学校でも触られたのに又触られてすぐにでもイきそうだった。「チャンミンは何もしなくていいから。俺に任せて。」「………。」そう言ったユノ先輩はとてもエロいと...

オタクの恋。#10

萎えるはずなんかなかった。むしろ「萎えないで。」とちょっと焦ったユノ先輩がかわいく見えた。僕をいつもいい様にしていたユノ先輩。当たり前の様にモテて経験もあるんだと思ってたのに。「………初めてなんですか?」「そんな事どうだっていいだろ?」どうしてか強がる先輩に、僕は逆に煽られてるなんて事。ユノ先輩は知らない。「僕は初めてです。」「は?」ユノ先輩の驚いた顔。そりゃそうだろう。僕はユノ先輩から見て、いや、多分今の僕...

オタクの恋。#11

ユノ先輩がぐいぐい僕を飲み込む。きゅーっと締めつけながら。僕の根本までユノ先輩が落ちてくる。「く………ぅ……ん。チャンミンが中に……っ。」あぁ。本当に。この人は何をしても何を言ってもいやらしい。自分で腰を動かしながら自分で喘いでる。「チャンミン………だめ……だめ……っ。」ユノ先輩はそう言って射精した。僕の腹を濡らす先輩の精液を先輩は手で撫で回す。「出………ちゃった………。」「出ちゃったんですか……。」「ご……めん………。」...

オタクの恋。#12

そうこうしているうちに季節は夏になって僕とユノ先輩は夏休みも一緒に過ごす事が多かった。とは言っても、演劇部は全国高等学校演劇大会に出場する事が決まっていたのでユノ先輩は殆どの時間をを部活に費やしていた。先輩は三年生だったし最後の大会になるから力が入っていたんだ。僕はその練習を見に通った。もちろん自分の部活動が終わってからだけど。先輩の演技を見るのは好きだ。不思議とユノ先輩の世界感に入り込んでしまう...

オタクの恋。#13

ユノ先輩はどんな気持ちだったんだろう。僕は今日の大会。素晴らしいユノ先輩の舞台をいつもの様の入り込む事はできなかった。「チャンミン!なんで今日は先に帰った?!」ユノ先輩からの電話。第一声がそれだった。「……いえ。だってあなた忙しいだろうと思って。」「はぁ?」大会の結果は優勝だった。僕は結果だけ見て先に一人で帰った。ユノ先輩は優勝して部員たちと忙しそうだったのは確かだ。取材も来てた。普通ならユノ先輩にお祝い...

ごめんなさい。

絵を描いてたらお話書けなかったwww一応オタクの恋を思いながらかいたんだよぉ。この後テンプレートの写真を変えようと思います。最近駄々漏れな写真多いから~♪合うのがあるといいなぁ。*ランキング*参加中。↓ミンホミンホ!ポチっと押して応援宜しくお願い致しますm(_ _)mにほんブログ村...

オタクの恋。#14

僕がユノ先輩の家に着くと先輩は家の前で待ってた。「ユノ先輩っ。」「………。」やっぱり怒ってるのかな。先輩は無言で僕を見た。「あの………。」なんて言っていいか分からない。「いるから。」「え?」「今日は親がいるから。」あ……。「家は駄目……。」そう言って恥ずかしそうに顔を伏せたユノ先輩。どうしてこの人は……。やってる事は大胆なのにそうやって可愛くなれるんだろう。僕を煽ってどうしようもない。家では駄目だけど抱いてって言ってるみた...

オタクの恋。#15

公園は暗かった。時間も遅かった。でもいつ人がくるかなんてわからなかった。「声………出さないで下さい。」「………んはっ。」ユノ先輩は精一杯声を殺していたのかも知れない。それでもその声はやっぱり甘く辺りに響いた。誰かに見られるかも知れなかったのに。抑えることのできない欲情。溢れるばかりの感情。それらは僕達を興奮させるばかりだったんだ。「先……輩。」「チャ………ンミ……ン。何?興奮してるのか?いつもより太………。」先輩こそ...

オタクの恋。#16

「チャンミン泊まってけば?」ユノ先輩の軽い誘い。泊まる……。僕にとっては泊まったら色々バレる気がしてちょっと緊張する。僕の事もっと晒してしまいそうで。オタクってバレるんじゃないか?って。「でも……親いるんでしょ?」「泊まるだけならなんともないよ。」「あ…あぁ。」そうか。さっきはやる前提だったから…。「なんだよ。まだやり足りない?」「そ。そういう意味では…っ。」「家ではできないぞ。」「し。しませんけど…っ。」「じゃあ問題な...

オタクの恋。#17

朝、目を覚ますとユノ先輩の顔がすぐ近くにあった。そう。僕は初めてユノ先輩とお泊りしてしまったんだ。先輩の家で。一緒に朝を迎える。先輩の事をマジマジと見ながら僕はそんな事に幸せを感じる。先輩はもぐもぐと口を動かしはじめ……。まるで子供みたいな寝顔だった。例えば演技をしている時に感じるカリスマ的魅力の様なものは今のユノ先輩からは全く感じないのだ。別人。ONとOFFの差が激しすぎる。「何か食べてる夢でも見...

オタクの恋。#18

誰?「チャンミン?まだあ寝てたか?」「……きゅ………キュヒョン?」「そうだよ。今日夜行バスが7時着って言っただろ?」「………。」今日……。今日は何日だ?キュヒョン。キュヒョン。キュヒョン……。7時……。あ……。忘れてたっ!!!!!今日か!今日だったか!やべぇっ!!!!「あぁ~ごめん寝坊したっ!すぐ行くからっ!!!!」「わかった~じゃあ高速バス乗り場のマックで朝マックしてるから。」「そうしててくれっ!!」僕は電話を切ってベッドから...

オタクの恋。#19

「行くとこ決まってるんなら行こうぜ。」ユノ先輩の言葉に棘がある様な気がする。行くとこを隠した事は非常に僕の立場を悪くした。「たいした所ではないですよ?」「いいよ。」「面白くないと思います。」「いいんだ。」「でも……。」「いいって言ってるだろ。」ユノ先輩はキュヒョンと並んで歩き始めた。キュヒョンがユノ先輩に肩を抱かれてる。何を話してるんだろう。いかにもオタクなキュヒョンを前にしてもユノ先輩はいつも通りだった。「あは...