ずっとヒョンでいられると信じてた…。 - 1ページ目98 - *Esperanza*
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「チャンミン。」「はい?」「かわいいなお前。」「はぁ?」俺はチャンミンが好きだ。好きで好きで。仕方ない。「チャンミン好きだよ。」「………僕も……好きです………。」その「好き」が同じだと俺は思ってたんだ。俺はずっとチャンミンのヒョンでいられると信じてた。*ランキング*参加中。↓ミンホミンホ!ポチっと押して応援宜しくお願い致しますm(_ _)mにほんブログ村...

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俺はチャンミンのヒョン。俺がチャンミンを守るって決めてる。チャンミンはかわいいマンネで仲間で家族みたいで。もう10数年も一緒にいるから本当誰よりもチャンミンの事は知ってるつもりだったしチャンミンが俺の事好きなんて当然だと思ってた。ただ、ヒョンとしてだと思ってたし仲間として、家族みたいにだと思ってた。同じ気持ちだと疑わなかった。「チャンミン。どうした?」「女の子に振られた。」「又?」「又って言うな。...

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チャンミンと付き合う事になった最初の日。俺達は一緒に雑誌の撮影をしていたんだけどチャンミンが先に終わって俺一人のショットの撮影が残った。「お先に失礼します。」チャンミンは残ったスタッフに頭を下げて帰っていった。てっきり先に帰ったと思ってた。それが俺が撮影を終わらせて帰り仕度をして外に出るとそこにチャンミンがいて俺はビックリした。「チャンミン?!帰ったんじゃなかったのか?」「待ってました。一緒に帰ろ...

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チャンミンの奴……なんであんな事。あんなキス。俺は自分で自分の唇に指先で触れる。ちょっと柔らかかった。ちょっと暖かかった。ちょっと……ドキドキした。相手はチャンミンなのに。大事で大好きなマンネなのに。ピンポーン。「いらっしゃい。」「うん。」チャンミンの唇。ちょっと意識しちゃう。「あ~チャンミンの家なんて超久し振りっ。いつ振り?なんか緊張しちゃうんだけどっ。」「そうですね。」「……うん。」チャンミン……口数...

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「………お前……っ。」俺はなんとか声を絞り出した。本当はガチガチだった。チャンミンの寝惚けてたとは言え女みたいな扱いに俺は情けないくらい動揺してたんだ。「ごめん………ユノ………。」「それだけできるんなら練習なんていらないだろ……。って言うかお前手が早いから振られるんじゃないのか?」「そんな………。」「慣れすぎてんだろっ。」俺はチャンミンの顔がまともに見れない。チャンミンは俺の横で頭を抱え込んでた。「俺を彼女と間違...

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「ユノ………。」「うん?」チャンミンに呼ばれるだけでドキッとするのはなんでだろう。「明日のオフは予定入ってますか?」「いや?」「じゃあ、、前に言ってたデート。しませんか?」デート。男同士でデートか……。「あ……うん。いいよ。」「ありがとうございます。僕の悪い所は言って下さって構いませんので。」「うん。わかったよ。」チャンミンは真面目だ。自分が振られてばかりいる理由を知って直そうとしてるんだよな……。俺もち...

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気が付けばもう夕方になっていた。遊園地で力いっぱい遊んだ俺達。少しクタクタだった。「ユノ………最後に観覧車に乗りませんか?」「いいよ。」俺達は観覧車の狭い空間で2人になるとなんだから口数が減ってしまっていた。疲れもあった。外の灯り始めた夜景が綺麗だった。ジッと外を見ていた。「ユノ。僕の悪い所……見つかりましたか?」「ん?………ん~。ない。」「ない?!」「うん。やっぱりアレだな手が早い所だろ?」「そんな……今...

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「ん………ん。」舌が絡んでくる。チャンミンの舌が俺の舌に。「ふ………は。」こんなキス真似事でするなよ。俺……。困る。「ちゃ………。」駄目だっ。「チャンミン……っ。」ドンっ。俺はチャンミンの胸を押した。「何………するんだ……っ。」俺は震えてた。自分で分かる。怖い。チャンミンが怖い。だって俺………。勃起してる。「何って…………。」チャンミンは静かに言った。「ただのキスの練習です。」そんなの分かってる。分かってるよ。でも勘違い...

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「おはようございます。」楽屋にチャンミンが入ってきた。「お…はよう!」普通でいれたかな。昨日はチャンミンと別れて帰ってからもチャンミンとのキスが忘れられなくてどうしようもなかった。家に着いても収まらない下半身に自分がどうかなってしまったのかと思ったくらいだった。収まれ。収まれ。何度も自分に言い聞かせるのに収まらない体。風呂に入って布団に入って。結局。自分で抜いた。もぞもぞ。布団の中で自分に触れる。...

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「ユノ!」「どうしたチャンミン。」「僕ね彼女が出来たんです。」チャンミンは嬉しそうにそう言った。「………へぇ。良かったな。」「はい。」満面の笑みのチャンミンに対して俺はどんな顔をしていただろう。「喜んでくれますよね?」「………。」なんでそんな事聞くんだ?「喜んでくれるでしょ?ユノ。」「あ…当たり前だろっ!」俺はバシっとチャンミンの腕を叩いた。「良かったな。」「はい……でも又すぐ別れるかも知れません。」「大...

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彼女ができてからのチャンミンは忙しそうにしていた。時間があれば電話をしていたり、ラインをしていたり。帰りは少しでも早く帰ろうとしていたし、きっと彼女に会いに行ってるんだろうな…。ほら。又スマホが鳴ってる。でもチャンミンはソファーに横になって眠っていた。「チャンミン?……チャンミン。」「ん~……。」「スマホ。鳴ってるぞ。」「あ……あぁ。」少し気だるそうだった。チャンミンはスマホをお尻のポケットから取り出し...

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「ユノ………。」「うん?」 チャンミンは迷ってる様子だった。 「僕……どうしたら?」「そんなチャンミンの都合も考えない様な相手だったら、別れた方がいいと思う。」「………。」 だってその通りだ。俺は一般論を言ってると思う。 「ユノは………応援してくれると思ってた。」 チクリと胸に刺さるチャンミンの言葉だった。 ごめんチャンミン。 俺はもう応援できないよ。 出来ないんだ。 もう自分の気持ちに気が付いてしまったか...

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好きになんかなってごめん。俺はお前のヒョンなのに。ずっと守らなきゃならなかったのに。もうできない。「チャンミンは……知ってたのな?俺の気持ち………。」「………。」「出来れば気が付かないで欲しかった。そしたら俺隠し通したと思う。」「隠されても困ります。」「でも告白されても困るだろ?」「………。」俺はチャンミンの顔をちらりと見たけどやっぱり困った顔をしてた。「僕にとってあなたは大事な仲間で、ヒョンで……。」「うん…...

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「ユ……ユノ………なんで?」チャンミンの信じられないって顔。そうだよな俺おかしな事言ってる。男なのに男のチャンミンに「抱いて」なんて。気持ち悪いよな?嫌だよな?「好きなんだ。チャンミンに抱いて欲しい。」「あんたおかしい。」「おかしいか?俺。」「おかしいよ………。」気持ち悪いって言えよ。嫌だって言えよ。じゃなきゃ俺………。俺はそっとチャンミンの前に立った。そしてチャンミンの唇に口付けようとした。「ユノっ!」「…...

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俺は一人で家に帰って一人ソファーに崩れた。「チャンミン………。」幾らチャンミンの名前を呟いたってチャンミンはんもう俺を許さない。「チャンミン………。」でも呟かずには居られなかった、こうなってもチャンミンが好きで抑えられなかった。俺はいつの間にかそのまま眠りについていた。チャンミンの夢を見た。「ヒョン。ヒョン。」まだ小さなチャンミンだった。チャンミンは俺に「ヒョン。ヒョン。」って懐いてかわいかった。あの頃...

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俺が目を覚ますと頭に濡れたタオルが置かれてた。そして廊下で倒れた筈なのに寝室でちゃんと寝ていた。誰が????「………。」不思議に思って体を起こす。体のあちこちがまだ痛かった。それでも俺はベッドから足を下ろして立ち上がろうとした。最初すこしふらついたけど。大丈夫。歩けた。俺はもしかして……と思ってリビングへ行ってみる。「…………。」居た。チャンミンだ。チャンミンはベランダにいた。ゆっくり近付いてベランダを覗...

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どうしたら、チャンミンを嫌いになれるんだろう……「ユノ………。」俺はチャンミンに名前を呼ばれたのに気が付かなかった。「ユノ……って!」チャンミンを嫌いになんかなれない。でも嫌いじゃなきゃ側にはいられないんだ。どうしよう。どうしよう。嫌われたくない。側にいたい。キーーーーーーーーン。耳が痛い。「ユノっ!!!」チャンミンの声は聞こえなかった。ただ耳の中でキーンと高い音がして煩くて。突然チャンミンに顔を両手で...

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俺は耳が聞こえない事をチャンミンに伝えた。チャンミンは何も迷わず俺をすぐ病院に連れて行った。チャンミンに不安そうな顔をさせてる。俺は「大丈夫だよ。」って言った。自分の声さえ聞こえはしなかったけど…。俺は即入院になった。急性の難聴。と言う診断だった。病室にはチャンミンとマネージャー。チャンミンがすぐマネヒョンを呼んでくれた。マネヒョンは急な俺の入院で、多分対応に追われている。一人でバタバタしている様...

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俺は思わずチャンミンの顔をじっと見てしまってた。チャンミンがその俺に気が付いて俺を見て不思議そうな顔をした。あまり顔に出さないチャンミンがそういう顔をするのは耳の聞こえない俺に分かるようにある意味顔で表してくれてるのかも知れない。「なんでもないよ。」益々不思議そうな顔をするチャンミンに俺は微笑みかける。とても嫌いにはなれそうにはない。ごめんなチャンミン。ごめん。チャンミンは又ペンを取って文字を書き...

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家はやっぱりいい。落ち着く。俺は退院をして家に帰って来た。それと一緒にチャンミンも俺の家に住み始める。チャンミンがここを出て行ってからもうどれくらいたつだろう。たまに仲間と集まる事はあっても2人で過ごすのは久し振りだ。とは言っても日本ではまだ一緒に住んだりしてるし全く違和感のようなものはないんだけど。あるのは後ろめたい俺の気持ちだけ。「ユノっ。」最近は少し高音の大きな音なら聞こえるようになって来た...

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ずっとヒョンでいられると信じてた…。プロローグ

「チャンミン。」「はい?」「かわいいなお前。」「はぁ?」俺はチャンミンが好きだ。好きで好きで。仕方ない。「チャンミン好きだよ。」「………僕も……好きです………。」その「好き」が同じだと俺は思ってたんだ。俺はずっとチャンミンのヒョンでいられると信じてた。*ランキング*参加中。↓ミンホミンホ!ポチっと押して応援宜しくお願い致しますm(_ _)mにほんブログ村...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#1

俺はチャンミンのヒョン。俺がチャンミンを守るって決めてる。チャンミンはかわいいマンネで仲間で家族みたいで。もう10数年も一緒にいるから本当誰よりもチャンミンの事は知ってるつもりだったしチャンミンが俺の事好きなんて当然だと思ってた。ただ、ヒョンとしてだと思ってたし仲間として、家族みたいにだと思ってた。同じ気持ちだと疑わなかった。「チャンミン。どうした?」「女の子に振られた。」「又?」「又って言うな。...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#2

チャンミンと付き合う事になった最初の日。俺達は一緒に雑誌の撮影をしていたんだけどチャンミンが先に終わって俺一人のショットの撮影が残った。「お先に失礼します。」チャンミンは残ったスタッフに頭を下げて帰っていった。てっきり先に帰ったと思ってた。それが俺が撮影を終わらせて帰り仕度をして外に出るとそこにチャンミンがいて俺はビックリした。「チャンミン?!帰ったんじゃなかったのか?」「待ってました。一緒に帰ろ...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#3

チャンミンの奴……なんであんな事。あんなキス。俺は自分で自分の唇に指先で触れる。ちょっと柔らかかった。ちょっと暖かかった。ちょっと……ドキドキした。相手はチャンミンなのに。大事で大好きなマンネなのに。ピンポーン。「いらっしゃい。」「うん。」チャンミンの唇。ちょっと意識しちゃう。「あ~チャンミンの家なんて超久し振りっ。いつ振り?なんか緊張しちゃうんだけどっ。」「そうですね。」「……うん。」チャンミン……口数...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#4

「………お前……っ。」俺はなんとか声を絞り出した。本当はガチガチだった。チャンミンの寝惚けてたとは言え女みたいな扱いに俺は情けないくらい動揺してたんだ。「ごめん………ユノ………。」「それだけできるんなら練習なんていらないだろ……。って言うかお前手が早いから振られるんじゃないのか?」「そんな………。」「慣れすぎてんだろっ。」俺はチャンミンの顔がまともに見れない。チャンミンは俺の横で頭を抱え込んでた。「俺を彼女と間違...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#5

「ユノ………。」「うん?」チャンミンに呼ばれるだけでドキッとするのはなんでだろう。「明日のオフは予定入ってますか?」「いや?」「じゃあ、、前に言ってたデート。しませんか?」デート。男同士でデートか……。「あ……うん。いいよ。」「ありがとうございます。僕の悪い所は言って下さって構いませんので。」「うん。わかったよ。」チャンミンは真面目だ。自分が振られてばかりいる理由を知って直そうとしてるんだよな……。俺もち...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#6

気が付けばもう夕方になっていた。遊園地で力いっぱい遊んだ俺達。少しクタクタだった。「ユノ………最後に観覧車に乗りませんか?」「いいよ。」俺達は観覧車の狭い空間で2人になるとなんだから口数が減ってしまっていた。疲れもあった。外の灯り始めた夜景が綺麗だった。ジッと外を見ていた。「ユノ。僕の悪い所……見つかりましたか?」「ん?………ん~。ない。」「ない?!」「うん。やっぱりアレだな手が早い所だろ?」「そんな……今...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#7

「ん………ん。」舌が絡んでくる。チャンミンの舌が俺の舌に。「ふ………は。」こんなキス真似事でするなよ。俺……。困る。「ちゃ………。」駄目だっ。「チャンミン……っ。」ドンっ。俺はチャンミンの胸を押した。「何………するんだ……っ。」俺は震えてた。自分で分かる。怖い。チャンミンが怖い。だって俺………。勃起してる。「何って…………。」チャンミンは静かに言った。「ただのキスの練習です。」そんなの分かってる。分かってるよ。でも勘違い...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#8

「おはようございます。」楽屋にチャンミンが入ってきた。「お…はよう!」普通でいれたかな。昨日はチャンミンと別れて帰ってからもチャンミンとのキスが忘れられなくてどうしようもなかった。家に着いても収まらない下半身に自分がどうかなってしまったのかと思ったくらいだった。収まれ。収まれ。何度も自分に言い聞かせるのに収まらない体。風呂に入って布団に入って。結局。自分で抜いた。もぞもぞ。布団の中で自分に触れる。...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#9

「ユノ!」「どうしたチャンミン。」「僕ね彼女が出来たんです。」チャンミンは嬉しそうにそう言った。「………へぇ。良かったな。」「はい。」満面の笑みのチャンミンに対して俺はどんな顔をしていただろう。「喜んでくれますよね?」「………。」なんでそんな事聞くんだ?「喜んでくれるでしょ?ユノ。」「あ…当たり前だろっ!」俺はバシっとチャンミンの腕を叩いた。「良かったな。」「はい……でも又すぐ別れるかも知れません。」「大...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#10

彼女ができてからのチャンミンは忙しそうにしていた。時間があれば電話をしていたり、ラインをしていたり。帰りは少しでも早く帰ろうとしていたし、きっと彼女に会いに行ってるんだろうな…。ほら。又スマホが鳴ってる。でもチャンミンはソファーに横になって眠っていた。「チャンミン?……チャンミン。」「ん~……。」「スマホ。鳴ってるぞ。」「あ……あぁ。」少し気だるそうだった。チャンミンはスマホをお尻のポケットから取り出し...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#11

「ユノ………。」「うん?」 チャンミンは迷ってる様子だった。 「僕……どうしたら?」「そんなチャンミンの都合も考えない様な相手だったら、別れた方がいいと思う。」「………。」 だってその通りだ。俺は一般論を言ってると思う。 「ユノは………応援してくれると思ってた。」 チクリと胸に刺さるチャンミンの言葉だった。 ごめんチャンミン。 俺はもう応援できないよ。 出来ないんだ。 もう自分の気持ちに気が付いてしまったか...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#12

好きになんかなってごめん。俺はお前のヒョンなのに。ずっと守らなきゃならなかったのに。もうできない。「チャンミンは……知ってたのな?俺の気持ち………。」「………。」「出来れば気が付かないで欲しかった。そしたら俺隠し通したと思う。」「隠されても困ります。」「でも告白されても困るだろ?」「………。」俺はチャンミンの顔をちらりと見たけどやっぱり困った顔をしてた。「僕にとってあなたは大事な仲間で、ヒョンで……。」「うん…...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#13

「ユ……ユノ………なんで?」チャンミンの信じられないって顔。そうだよな俺おかしな事言ってる。男なのに男のチャンミンに「抱いて」なんて。気持ち悪いよな?嫌だよな?「好きなんだ。チャンミンに抱いて欲しい。」「あんたおかしい。」「おかしいか?俺。」「おかしいよ………。」気持ち悪いって言えよ。嫌だって言えよ。じゃなきゃ俺………。俺はそっとチャンミンの前に立った。そしてチャンミンの唇に口付けようとした。「ユノっ!」「…...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#14

俺は一人で家に帰って一人ソファーに崩れた。「チャンミン………。」幾らチャンミンの名前を呟いたってチャンミンはんもう俺を許さない。「チャンミン………。」でも呟かずには居られなかった、こうなってもチャンミンが好きで抑えられなかった。俺はいつの間にかそのまま眠りについていた。チャンミンの夢を見た。「ヒョン。ヒョン。」まだ小さなチャンミンだった。チャンミンは俺に「ヒョン。ヒョン。」って懐いてかわいかった。あの頃...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#15

俺が目を覚ますと頭に濡れたタオルが置かれてた。そして廊下で倒れた筈なのに寝室でちゃんと寝ていた。誰が????「………。」不思議に思って体を起こす。体のあちこちがまだ痛かった。それでも俺はベッドから足を下ろして立ち上がろうとした。最初すこしふらついたけど。大丈夫。歩けた。俺はもしかして……と思ってリビングへ行ってみる。「…………。」居た。チャンミンだ。チャンミンはベランダにいた。ゆっくり近付いてベランダを覗...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#16

どうしたら、チャンミンを嫌いになれるんだろう……「ユノ………。」俺はチャンミンに名前を呼ばれたのに気が付かなかった。「ユノ……って!」チャンミンを嫌いになんかなれない。でも嫌いじゃなきゃ側にはいられないんだ。どうしよう。どうしよう。嫌われたくない。側にいたい。キーーーーーーーーン。耳が痛い。「ユノっ!!!」チャンミンの声は聞こえなかった。ただ耳の中でキーンと高い音がして煩くて。突然チャンミンに顔を両手で...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#17

俺は耳が聞こえない事をチャンミンに伝えた。チャンミンは何も迷わず俺をすぐ病院に連れて行った。チャンミンに不安そうな顔をさせてる。俺は「大丈夫だよ。」って言った。自分の声さえ聞こえはしなかったけど…。俺は即入院になった。急性の難聴。と言う診断だった。病室にはチャンミンとマネージャー。チャンミンがすぐマネヒョンを呼んでくれた。マネヒョンは急な俺の入院で、多分対応に追われている。一人でバタバタしている様...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#18

俺は思わずチャンミンの顔をじっと見てしまってた。チャンミンがその俺に気が付いて俺を見て不思議そうな顔をした。あまり顔に出さないチャンミンがそういう顔をするのは耳の聞こえない俺に分かるようにある意味顔で表してくれてるのかも知れない。「なんでもないよ。」益々不思議そうな顔をするチャンミンに俺は微笑みかける。とても嫌いにはなれそうにはない。ごめんなチャンミン。ごめん。チャンミンは又ペンを取って文字を書き...

ずっとヒョンでいられると信じてた…。#19

家はやっぱりいい。落ち着く。俺は退院をして家に帰って来た。それと一緒にチャンミンも俺の家に住み始める。チャンミンがここを出て行ってからもうどれくらいたつだろう。たまに仲間と集まる事はあっても2人で過ごすのは久し振りだ。とは言っても日本ではまだ一緒に住んだりしてるし全く違和感のようなものはないんだけど。あるのは後ろめたい俺の気持ちだけ。「ユノっ。」最近は少し高音の大きな音なら聞こえるようになって来た...