やさしいキヲク。#10
ユノが受けです。
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「………ん。」
声を漏らすユノがかわいいと思った
どうかしてる。
僕は何度も重なるだけのキスをしていた。
ユノの唇って気持ちがいい。
男でもそんなもんなんだな。
と馬鹿なことを思う。
「……まだ?」
キスの合間に聞くユノ。
やっぱりかわいい。
「まだ……もっとしてもいいですか?」
「もっと?」
ユノは少しびっくりしたような声を出したけど嫌だとは言わなかった。
だから僕はユノに口付けて更に深く今度は舌を差し込んでみた。
ユノの舌を絡め取って吸い上げる。
ユノは鼻から「んん…。」って言って僕を押し退けた。
「もっとってそっちかよっ。」
ユノの抵抗に僕は無理矢理引き寄せる。
それでも抵抗するユノを力で押さえつけた。
そして僕は再び口付けた。
「や……っ。」
それでもユノはちょっと抵抗して僕が負けずに押さえつけると大人しくなった。
嫌な割には随分従順な舌だった。
「んふ……。」
どっちかって言うと感じてる?
僕はどんどん調子にのってユノの口内を犯した。
忘れないで。
忘れないで。
そう願いながら。
「ユノ。怒ってますか?」
「怒ってはないけど……。」
「怒ってるんですか?」
「だって…無理矢理するし……怖かったんだ。」
ユノはそっぽを向いてそう言う。
「だってあなたの記憶に残さなきゃいけませんから。」
「十分だよっ。男とキスなんて。」
「確かにそうですね。でも嫌じゃないって言いましたよ?」
確かにユノは嫌じゃないって言った。
「だって!あんなキスするとは言ってないだろっ!」
「どんな?」
「どんなって……その……。」
しどろもどろになるユノを見て僕はやっぱりかわいいと思った。
ユノはカッコいい。踊っても歌っても。
リーダーとして僕達を引っ張っていたあの頃。
そして僕を引っ張っている今。
ユノはカリスマ的存在でカッコよかった。
間違いなく僕のヒョンで尊敬できて憧れだ。
「どんなですか?」
「だから~……その……。」
でも実はこの人ってすごくかわいい人なんじゃないかって。
最近思うんだ。
「べろんチュウですか?」
「チャンミンの意地悪っ//////」
ほら。耳まで真っ赤だ。
「なんでですかっww。」
「意地悪じゃんっ。」
僕はこんなユノを嫌いじゃない。
カリスマでカッコいいこの人もいいけれど
目の前で真っ赤になってるこの人を見て僕は。
僕は。
「…?なんだよ。」
「え?……えぇ。」
好きだ。
と思った。
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