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恋しくて。#7

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。














移動し始めた車の中はなんとも言えない空気だった。














「チャンミン……さっきの……怒ってる?」
「え……?」
「さっきの………その……。」
「いえ………。」
「怒ってるのかと思った。」
「怒ってる訳じゃないですけど……ちょっと………軽すぎませんか?」
「あ………ぁ」


ユノは運転していてこっちに顔を見せない。


「僕……ユノヒョンの事好きですけど。ユノヒョンは好きでもないのにそんな事までする必要ないです。」
「う…ん。ごめん。」


認められた。
ユノヒョンは好きでもないんだ。
当然だけど。
キスされそうになって少し期待した……。
今日は本当にユノヒョンと恋人みたいで嬉しかったし。


あぁ。
泣きそう。


二回振られたみたいだ。


「チャンミン。ごめんな。」


今度は運転しながらチラリと僕を見た。
謝らないで欲しい。


「怒ってませんって。」
「うん。」
「荷物。取りに行きます。」
「え?帰るの?」


どうしてそんな事言うんですか?
僕を好きでもないし。キスも過ちだったのに。


「帰らなきゃ…。」


怯みそうになるじゃないか。


「もう少しいいじゃん。」
「………。」


完全に怯む。


「…もう少しってどこ行くんですか?」
「ドライブ。とか。」
「どこへ。明日も仕事です。」
「どっか。ブラブラ。」
「適当ですね。」
「だって次は一年後だぞ?」


ユノヒョン。
それは僕の台詞です。
それじゃまるでユノヒョンが待ってるみたいですよ?


そんな事待ってるのは僕の方です。


ユノヒョンは付き合ってくれてるだけでしょう。
それにしちゃ今日のユノヒョンは僕に甘すぎます。
演技?
それとも、ただの天然?


どっちにしても罪です。


「一年後……また付き合ってくれるんですか?」
「もちろん。一年後、チャンミンに恋人がいなかったらだけど。」


いませんよ。
いる訳ないに決まってます。


僕はユノヒョンが好きだ……。




一年くらいで変わらない。





宣言できる。





「一年後か…楽しみだな。」
「…………。」


こっちはそんな呑気な気分じゃない。
僕はもしかして永遠に片思いなんじゃないだろうか。
こんな事やめた方がいいんじゃないだろうか。
僕はこの一年をユノヒョンを想って過ごすだけなんじゃないだろうか。
諦めることも、忘れる事も出来ず…。


僕の気持ちとは裏腹にユノヒョンは楽しそうに車を走らせてる。
この人は何を考えてるんだろう。
面白いだけか。
僕が哀れで付き合ってくれてるだけか。


きっとそうだ。


「チャンミン。ほら海。」


ユノは地味に走って海岸線まで出てきたらしい。
さっきは山にいたのにな。


「暗くて見えません。」
「下りて見る?」
「はぁ。」


ユノは適当な駐車場に車を止める。
僕達は降りて海を見た。
星空と真っ黒な海を月が照らしていた。
夜の海も悪くない。


「ここ出たら帰ろうか?」
「……はい。」


帰りたくありませんって言ったらどうなるかな。
ユノヒョンと肩を並べて綺麗な夜を見ているだけで幸せだと思った。
例え永遠の片思いでも。


くっ付きそうな肩と肩。手と手。
そっとユノヒョンが僕の手を握ってきた。


「………だから…っ。」
「これも軽い?触れるのなんて日常だろ?」
「でも。」


状況が違う。


「手を繋ぐだけだよ。」
「………。」
「折角の雰囲気だから。」


どんな雰囲気だ。
ユノヒョンも僕と一緒で幸せだって言うんだろうか。


わからない。




わからないよ。ユノヒョン。











ほんの少し肌寒くて我慢できなくなるまで僕達はそうしてて帰る事にした。
それまで繋いでいた手。
車に乗るのに離したら、やけに寒くなって寂しかった。


もうすぐ朝になる。


街に戻って待ち合わせした所のコインロッカーで荷物を取り出す。
ユノはトランクに無造作にその荷物を入れてく。


「ちょ、ちょっと、割れ物もあるかもっ。」
「いいじゃん。」


訳が分からない。


「こんなにどうすんだよ。」
「もらったんですから…。ユノヒョンだって自分の誕生日にもらってたでしょ。」
「俺はいいの。」


益々訳が分からない。


やっぱりやきもちかな。


なんてないか。




やっぱないか。





ないよな。










だったらどんなに嬉しいだろう。って思った。















あーぁ。

















こうして僕の誕生日は終わったんだ。














あっさり、すんなり、あっという間に、でもむずむずと、終わった。













むずむずと。






















次の僕の誕生日まで、後365日。





















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2015/10/07 (Wed) 00:13 | # | | 編集 | 返信

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2015/10/07 (Wed) 00:29 | # | | 編集 | 返信

う~ん

確かに確かに理解に苦しむユノヒョンの態度…。
こりゃミンじゃなくってもぐるぐる🌀発動しますわ。

あと365日後かー。長いなあ〰。⤵

2015/10/07 (Wed) 00:52 | ずんだ #kbFZ7CLI | URL | 編集 | 返信

あぁー

チカ*しゃん♡

ユノさん、何なん?もう。
天然?たらし?
チャンミンさん切ない(;´Д`)

365日……………
長いわ!!

2015/10/07 (Wed) 00:54 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

カウントダウン  また増えちゃったけども

待たなきゃダメ?これ・・・

そりゃね 私たちと比べたら少ないよ←かんけーない

デートでのいっこいっこを思い出して

好きの可能性を考えて過ごすんだよ

微妙に脈がありそで無さそで あ~~わからんっ

2015/10/07 (Wed) 02:55 | おねぎ #nlnTgiQk | URL | 編集 | 返信

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2015/10/07 (Wed) 04:37 | # | | 編集 | 返信

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2015/10/07 (Wed) 10:46 | # | | 編集 | 返信

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2015/10/07 (Wed) 20:19 | # | | 編集 | 返信

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