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恋しくて。#8

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。
















あれあから1年がたった。

























「チャンミン!こっち。」
「ユノヒョン。」


一年前と同じように待ち合わせ場所でユノヒョンは手を上げて僕の方を見た。
やべぇ。やっぱりその仕草はカッコイイ。
ユノヒョンは仕事の忙しさもあって少し痩せたかな。


「良かった。もう無理かと思ったよ。」


時間は10時を回ってる。
ユノヒョンは僕の誕生日に会えないかと思ったと言ってるんだ。
会いたかったですか?
そんな訳ないか。
約束だからですよね…。


「飯行こうか?」
「ふふふ……まさか今年もアレですか?」


僕は去年の誕生日を思い出す。


「なんだよぉ。」
「レストランで……。」
「やっぱあれ嫌だったのかよっ。チャンミン。」
「そうは言ってません。」
「今年は時間が分からなかったから予約してない。その辺で食べようぜ。」


ユノヒョンは少し拗ねたみたいだ。
そう言う所がかわいい。


この一年で僕とユノヒョンの関係はいい意味で仲良くなってると思う。
そういう意味でじゃないけれど。
そっちはもう進展しないって思ってる。
僕はまだユノヒョンが好きだけれど…。


「その辺でって言うらな、何か買って又あそこに連れて行ってください。」
「あそこって?」
「夜景の見える丘です。」
「あぁ。じゃぁなんか買ってそこで食べようか。」
「はい。」


一年も前の事しっかり覚えてて、ユノヒョン気持ち悪いって思ったかな。
でも僕が忘れられる訳がないじゃないか。


今年もやっぱりユノの運転でそこに向かう。
今日もらった僕の山のようなプレゼントはあらかじめコインロッカーに預けておいた。
ユノヒョンの嫌な顔は見たくないから。
去年嫌だったのかは分からないけど。
未だに謎のままだ。


普段も話す事はいっぱいある。
今日だって一緒にいたんだ。
それでも僕達に話す事はきりがなくあった。


夜景の見える丘に着くと途中で適当に買った弁当の袋をぶら下げて僕は車から外に出た。


「うわーー。」
「あはーはー。チャンミン一年前も同じ反応してたよ。」
「え?そうですか?///」


ユノヒョンったら。一年前の事覚えてるんですか?
喜ばさないで欲しい。


「弁当食べようぜ。腹ペコ。」
「はい。」


僕は袋の中から弁当を取り出して蓋を開けてユノヒョンに渡す。
それから割り箸を割って渡した。


「ありがとう。」


ペットボトルのお茶も傍に置く。
それから自分のを取り出して食べる準備した。
綺麗な夜景を見ながらの食事はお洒落なレストランじゃなくても十分だった。


「おいしい。」
「ですね。」
「ここを覚えてくれてたなんで嬉しいよ。」
「え?」
「だってもう一年も前だぞ。俺これでも一生懸命考えてここを選んだんだ。」


選んでくれたんだ…嬉しい。
僕は去年ここが一瞬で好きになった。
だから今年も来たいってユノヒョンにお願いしたんだ。


僕は思わず箸を咥えたままユノヒョンを見てぼーっとしてしまった。
すぐ行儀悪いことしてると気が付いて箸を口から抜いた。


「ぼ、僕は……頭がいいのでそれくらいの記憶はなんでもありません。」


僕は慌てて誤魔化す。
この1年あの日の事を一日も思い出さなかった日はないくらいだったから。
忘れ様もない。


でも、ユノヒョンにそんな事は知られたくない。


「俺だって覚えてるし。」
「僕は全~部覚えてますよ。ユノヒョンがここで僕に……。」
「わぁっ!!!」


ユノヒョンは僕の口を塞いで喋らない様にしてくる。
キスしようとしたでしょ?
過ちでしたけど…。


ユノヒョンは焦ってた。


「あぁ!弁当が零れますよっ。」
「じゃあ、黙れっ。」
「ふふふふっ。」
「笑うなっ。」


本当にユノヒョンも覚えてるんだ。


ちょっと嬉しい。
過ちだったけど。


「まだ笑ってるっ。」
「いいえ。笑ってません。」
「嘘だ。笑ってる。この顔っ。」


ユノヒョンはそう言って僕の両方の頬っぺたを抓んだ。


「やめて下さいっ!弁当がっ!!」


お互い縺れながら倒れる。
なんとかユノヒョンも僕も弁当を守った。


そして気が付いたらユノヒョンが僕の上に乗っかった形で僕等は固まった。


「ちょ……っ。」
「あ…ごめん。」


僕の上で言うのやめてくれませんか?
退いてからにしてください。


こんなの……ドキドキする。
想いが募る一方だ。


「ユノヒョンっ。」
「あぁ。…今退く。」


早く。




早くしてください。





「そんなに嫌がるなよ。」





嫌がってるんじゃない。このニブちん!!





ユノヒョンはゆっくり僕の上から退く。
なんで?何を考えてるんだ。
僕がユノヒョンを好きって知らないのか。
そんな訳ないよね。


「チャンミンは俺の事もう嫌いになっちゃったの?」
「は?」
「本当段々冷たくなるよな。」
「何言ってますか。」


こんなに好きなのに。
って言うか好きでいたら困るのはあなたでしょう?
だから冷たくしてるのに。


「そうだよね俺チャンミンの事振ったんだし。」
「そうです。」
「いつまでも俺の事見てたって恋人できないもんな。」


僕はそれでもいいんです。
いいんですよ。
あなたが困るんでしょう?


「早くいい恋人できるといいな。俺も頑張ろう。」


頑張る?
何を?
恋人?
ユノヒョンに恋人?


そうか…そういうのもあるんだ……。


ユノヒョンは完全に僕の上から退いて弁当を持ち直した。
僕は暫く起きれなくてユノヒョンに名前を呼ばれてやっと起きた。


「どうした?」
「なんでもないです。」


ユノヒョン。


恋人作るの?


そしたら僕倒れそうだ…。


やだな。




やだな。






やだ。











僕はユノヒョンに恋人が出来たらと思ったら、なんとなく、と言うかはっきり嫌で。
哀しい気分になった。










「チャンミン?本当どうした?」
「いいえ。なんでも。」
「元気なくないか?」
「そんな事ないです。恋人……出来るといいですね。」
「うん?うん。」
「ユノヒョンはどんな女性がいいんですか?楽しみだなぁ~。ちゃんと紹介して下さいね。」










僕はバカみたいにペラペラ喋った。

















この年の誕生日はなんだか胸がチクチクと痛いデートになった。






















次の僕の誕生日まで、後365日。





















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COMMENT

2人とも素直になってーー。・゚・(ノД`)・゚・。

でも、なんか甘酸っぱくてかわいいですね♪

段々思いが募ってくるかな?
2人の進展が楽しみです❤️

2015/10/08 (Thu) 00:31 | ゆかり #- | URL | 編集 | 返信

去年のお誕生日はむずむずした気持ちだったね。
ことしはチクチクした切ない気持ちなんだね。

お互い気持ちを隠したまま切ないね。

また365日後ちょっとは変わるのかな。変わればいいなρ(・・、)

2015/10/08 (Thu) 00:48 | ずんだ #kbFZ7CLI | URL | 編集 | 返信

365

チカ*しゃん♡

うーん、お互い誤解してる気もするけど。

ユノさんに彼女?
えーー?やだぁー
チャンミンさん、しっかりして!←

2015/10/08 (Thu) 00:50 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2015/10/08 (Thu) 01:02 | # | | 編集 | 返信

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2015/10/08 (Thu) 01:12 | # | | 編集 | 返信

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2015/10/08 (Thu) 22:10 | # | | 編集 | 返信

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