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恋しくて。#9

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。














僕とユノヒョンがデートする様になった僕の誕生日も3度目を迎えた。











僕達は普段合宿所で共同生活だ。
ユノヒョンとは部屋こそ違うけど、仕事も私生活もほぼ一緒に過ごす。


去年の誕生日ユノヒョンは恋人を作ると言った通り、その後付き合う女性が出来た様子だった。
仕事も私生活もほぼ一緒に過ごすんだから、それくらいの変化はわかる。
ユノヒョンには恋人ができた。
できたんだ……。




僕の方は。









まだ。










ユノヒョンが好きで無理。

























「チャンミン誕生日おめでとう。」
「ありがとうございます。」
「お前ってこの一年ですげぇ背伸びたよな。」
「あ…はい。っていうか。あなた。」
「ん?」


ユノヒョンは鞄を漁ってリボンで括られた箱を出してきた。


「はい。プレゼント。」
「あ……ありがとうございます。いや……だから。」
「ん?」


ユノヒョンは首を傾げて僕を見た。
ん?じゃなくて。


「恋人はいいんですか?」
「え?なんで?」
「だって、一緒に過ごさなくて。怒っていませんか?」
「大事なチャンミンの誕生日だもん。何も言わないよ。言わせないし。」


へぇ。ユノヒョンってそんな感じなんだ?
自分を優先してもらえるのは嬉しい。


「約束だからな。チャンミンの誕生日は。」


僕はユノヒョンに頭をガシガシされた。
セットが乱れるから止めて!!と僕はユノヒョンの手から逃げた。


「やめて下さいっ。いつまでも子供じゃないんですからっ。」
「チャンミンはいつまでも俺のマンネだよっ。」


止めて欲しい。
それじゃ僕とユノヒョンが今後も一切交わる事がないって言われてるみたいだ。
いや…現にそうなんだけど。
僕はユノヒョンに振られてるし。
ユノヒョンにはもう恋人もいる。
僕は結局マンネだ。


僕一人時間が止まってるみたいだ。


「チャンミン?今年もあそこ行こうか。」
「え?……えぇ。いいですけど。」


あそこでわかる。
去年も一昨年も行った。
夜景の見える丘。


僕達はそこに着いていつもの場所で並んで座って夜景を見る。


「かわらないなぁ。」
「綺麗です。」
「うん。」


僕達は暫くの沈黙も夜景を見て過ごした。


「……恋人は?」
「ん?」
「恋人は連れて来てあげたんですか?」
「あ~……ここ?」
「はい。」
「……まだ。だな。」
「どうしてですか?こんな素敵な場所。きっと喜びますよ。」


当然だ。
女性なら特に好きだろう。


「あ~……どうしてだろう……。」
「え?なんですかそれ。」
「ここはチャンミンとの思い出があって……連れて来るの嫌だな。」
「は?」


僕は呆然とユノヒョンを見た。
何それ。


「おかしいか?」
「お、おかしいですよ。僕とは男同士ですよ。あなたがそう言ったんじゃないですか。僕とは考えられないって。それを恋人と比べるなんて。」
「でもっ。チャンミンの誕生日だけは俺はお前の恋人だろ?」
「そ…そんなのっ。」


やば…。
僕嬉しい。


ユノヒョンがそんな風に思ってくれてるなんて。


でもダメだ。


「それにしたって……本当の恋人の方が大事でしょうっ。僕は言っても恋人じゃないんですから。」
「まぁ…そうなんだけど。」
「連れて来てあげて下さい。きっと喜びますよ。」
「……う~…ん。」


ユノヒョンはきっと連れて来ないって思わせるあいまいな返事をした。


「ユノヒョン?」
「あ~もう、この話はお終ーい。今日はチャンミンの誕生日なんだから。」
「ユノヒョンは僕の恋人ですか?」
「そうだよ。」


ユノヒョンは僕の方を向いてハッキリ言った。
僕は俯く。


「なんだよ。」


その俯いた僕の頬をユノヒョンが手を伸ばして撫でた。


「なんで俯くの?」
「え……だって……。」
「うん?」


ユノヒョンは遊ぶみたいに僕の頬の上で指の甲を滑らせる。
くすぐったいんだけど。


「どうして?」
「それは……。」
「うん?それは?」
「……嬉しいから。」
「嬉しいんだ?」
「……はい。」


僕は誘導尋問に引っかかってるみたいに素直だった。
俯いた顔はとても上げられなかったけど。
もう止めて欲しくて僕の頬で遊んでるユノの手を握った。


そしたら、間違いなくしっかり握り返されて、それどころか引っ張られてすっぽり抱き締められた。


「ユノヒョン……っ。」
「チャンミン。チャンミンも彼女が出来てもここは連れて来ちゃダメだぞ。」
「……ここへ?」
「そう。ここは俺とチャンミンの場所。な?」
「………はい。」


抱き締められた腕は解かれて今度は僕の頬にユノヒョンの頬が押し付けられれる。


「ちょ、っと!」
「わかったぁ?チャンミン。」


そりゃ僕は嬉しいけれど。
いいのかな。
ここ。
僕とユノヒョンの場所にしちゃって。
いいの?


嬉しすぎる。




嬉しすぎるよ。







僕。








浮かれちゃう。












ユノヒョンには恋人がいるのに。
この日だけは。
僕の誕生日だけは。
僕はユノヒョンの恋人でいていいなんて。
















僕、浮かれちゃいますよ。ユノヒョン。













浮かれちゃう。













ユノの頬が僕の頬を滑る。
柔らかくて、温かくて、幸せだった。
















これはなんなのかなぁ?
ユノヒョン、なんなの?
止めなくていいけど。














止めないで。

















今年の僕は嬉しくて嬉しくて嬉しくて。
















そんな気持ちで三度目の誕生日を過ごしたんだ。






















次の僕の誕生日まで、後365日。
















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COMMENT

うーんっと

チカ*しゃん♡

チャンミンさんといっしょに喜んでいい?
それとも、ユノさんに彼女がいるらしいことを悲しんだらいい?

やっぱり、チャンミンさんといっしょに喜ぼう!

次の365日は希望があるぞ!



ん?

2015/10/09 (Fri) 00:48 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2015/10/09 (Fri) 00:54 | # | | 編集 | 返信

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2015/10/09 (Fri) 01:11 | # | | 編集 | 返信

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2015/10/09 (Fri) 08:28 | # | | 編集 | 返信

なんか、なんですかね。嬉しいんだけどとっても複雑な気持ちです。
きっとミンもそうだろうな〰。

2015/10/09 (Fri) 13:02 | ずんだ #kbFZ7CLI | URL | 編集 | 返信

胸が痛いです

こんなにも嬉しく思ってるチャンミンがいじらしくて切なくて涙出ます。

毎日がチャンミンの誕生日だったらいいのに(/ _ ; )


2015/10/09 (Fri) 13:47 | ニコ☆キチ #PMQi97Hw | URL | 編集 | 返信

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2015/10/09 (Fri) 20:13 | # | | 編集 | 返信

2人だけの特別って すてきすぎ

浮かれていいですっ うれしすぎていいですっ

そしてまた一年  ふぁいてぃん ちゃんみん

2015/10/09 (Fri) 23:24 | おねぎ #nlnTgiQk | URL | 編集 | 返信

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