See more details
Title List

恋しくて。#11

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。















その次の年の僕の誕生日。

















僕等は今、並んで途方に暮れていた。





















なぜなら。
毎年来てた夜景の見える丘が工事中で入れなくなっていた。


「え?ここ……。」
「どうなってるんだ?もう入れないのか?」


沢山の重機。それはかなり大掛かりな工事に見えた。


「高台の住宅地にでもするんですかね…。」
「そんな……。」


1年も来てないんだ。
変化があってもおかしくはない。
ないんだけれど......。
この場所がなくなるのはちょっと残念で。
と言うより、僕はショックだった。


立ち尽くす僕。
ユノヒョンはそんな僕に明るく言った。


「来年にはこんな工事終わってるよ。」
「えぇ…………。」
「今年は違うところに行こう。」
「はい…………。」


それでも僕は動けずにいた。
ユノヒョンが車の方に向かっても、僕は高台を眺めていた。


「…………チャンミン?」


ユノが僕を呼ぶ。
僕は振り返った。
ユノも振り返った格好だった。


「おいで。」


おいで。


だって。


でも。


行きたくありません。


僕はこの高台の夜景を見たかった。
誕生日だから。
毎年あなたが見せてくれた景色だから。
今年も見たいんです。


「チャンミン。」
「…………。」
「チャンミンナ……。」
「…………。」


見たいんです。


ユノヒョンは僕の背後に立ってもう一度「チャンミンナ。」と呼んだ。
そんな甘やかしたってダメです。
僕はユノヒョンに背中を見せたまま、やっぱり高台を見上げていた。


「チャンミンナ………諦めろ。」
「…………はい。」


返事とは裏腹に僕は諦めたくなかった。
それでも動かない僕をユノヒョンは背後から肩に腕を廻しふわっと抱き締めた。


「わっ。」


流石に驚いた僕にユノヒョンは優しく「行こう。」って言った。
何でもかんでもユノヒョンは全て分かってるみたいに。優しく。
僕はユノヒョンに抱き締められてドキドキが煩い。


「わ、わかりましたから、離して下さいっ。」
「大丈夫か?」
「何がっ。」


僕は抱き締めれらた首の所のユノヒョンの手に手を添える。
本当は剥がそうとしたんだけどそれがあんまり心地よくて、暖かで、出来なくなった。
ユノヒョン。ダメです。


「工事が終わったら又夜景が見れるよ。」
「……はい。でも……今年も見たかったんです。」
「うん……わかってる。見たかったな。毎年見てきたもんな。」
「……ユノヒョン……。」


ユノヒョンは僕をあやすみたいに。
でもユノヒョンも同じように思ってるのかなって思わせる口調で。
そして僕が手を添えた方と反対の手で僕の前髪を撫でてくれる。


なんだろう。コレ。


気持ちいい。


「来年又見にこよう。」
「……はい。」
「俺達の思い出の場所だからなくならないといいな…。」


ユノヒョンもそんな風に思ってくれるの?


ユノヒョンは僕の首元に顔を置いて高台を見上げた。
僕は首を回してユノヒョンを見る。
横顔がとても綺麗だった。


そのユノヒョンが僕を見る。


ユノヒョンと僕は目が合って一瞬固まった。
その次の瞬間には僕が目をそらして顔を俯かせた。


「チャンミン……。」
「…………。」


やばい。顔が赤くなる。
耳はもう熱い。


「チャンミン……。」
「…………。」


僕は返事が出来ないでいた。
そしたら僕の頬っぺたに何か柔らかいものが押し付けられた。


「な…っ、なんですかっ!!」
「やっとこっち見た。」


僕はその柔らかいものが押し付けられた頬っぺたを押さえてユノヒョンの方を見た。
ユノヒョンは笑ってる。


その唇だ。
押し付けられたのは!!


「何するんですかっ!!」
「だって…チャンミンが落ち込んでるから。」
「だからって!!」
「嫌だった?」


ユノヒョンの………アホ。
嫌な訳ない。
嫌な訳ないだろう。


「嫌でした!!!」
「えぇーっ。そうなのか?」


ユノヒョンのすっとこどっこい!
僕はずんずんと歩いてユノヒョンの車まで歩く。


「待ってよ。チャンミンっ。」
「…………。」


車の所まで付いた僕は無言でユノヒョンを振り返ってドアをガチャガチャとする。
追いかけてきたユノヒョンは慌ててポケットから車のキーを取り出して遠くからロックを外した。
本当なら歩いて帰りたいけど遠いし。タクシーが拾える所までさえ行ける気がしなかった。
だから仕方なく僕はユノヒョンの車の助手席に乗り込んでバン!とドアを閉めた。


ユノヒョンはやっぱり慌てて運転席に乗り込んでくる。


「怒ったの?」
「怒りました。」
「ごめんって。」


悪いと思ってるのかな。
僕をからかって遊んでるんじゃないのか。
僕がユノヒョンを好きだと思って。
そんなキスも軽々しくしてくる。


だったら、酷い。


ユノヒョンは僕の膝の上の僕の手を握ってきた。


「ユノヒョンっ!」


僕は手を引こうとしたんだけど意外にユノヒョンにしっかり繋がれて逃げられなかった。


「チャンミン……嫌?」
「マ…ジで、こういうのはやめて下さい。」
「どうして?」
「僕は振られたからです!あなたの嫌いな男なんです。」
「…そうだね。」
「だから………。」
「チャンミン?」


僕は涙が出そうだった。


大切な夜景の見える丘はなくなってしまうし。


なんで?


どうして?






ユノヒョンのバカっ。















「………期待させないで……っ。」
















分かってる。
僕、分かってます。














でも期待しちゃって。
絶対無理だって分かってるのに。
期待しちゃうんです。
それでもやっぱり無理なんだ。
なんて哀しい。













こんな泣きたい誕生日を過ごしたい訳じゃないよ。ユノヒョン。












「チャンミン………。」
「お願いです。」
「ごめんな。」








ほら。








謝るなら。











しないで。











僕はユノヒョンに見えないように窓の方を向いて涙を流したんだ。












ユノヒョン。
僕はユノヒョンの気持ちなんて分からないけれど
ユノヒョンにキスされて舞い上がりそうなんです。
胸がドキドキして苦しくて。
握られた手も汗ばむくらい緊張してるけどユノヒョンに握られて嬉しくて。
本当は離したくない。
さっきの肩を抱かれたのも思い出すだけで胸がぎゅーぎゅーなる。
もう。










好き。














好きで好きで死にそうですよ。
















来年の誕生日は夜景。見れるかな。



















次の僕の誕生日まで、後365日。













------------

思う様に書けない・・・
ごめんなさい。


*ランキング*参加中。
↓ミンホミンホ!ポチっと押して応援宜しくお願い致しますm(_ _)m















関連記事

COMMENT

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/10/11 (Sun) 00:17 | # | | 編集 | 返信

切なくて、恋しくて、、、チャンミンと一緒に、目がじんわり、しました。。。

2015/10/11 (Sun) 00:31 | ふなぴ #- | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/10/11 (Sun) 00:33 | # | | 編集 | 返信

ユノヒョン、まだごめんな。なのですか〜?

チャンミンと一緒に泣いてます。

チカさん、切ない想いがぎゅーぎゅー届いておりますよ。。。
。・゜・(ノД`)・゜・。

2015/10/11 (Sun) 00:56 | ニコ☆キチ #PMQi97Hw | URL | 編集 | 返信

今年の誕生日はいつになく塩っからいなあ😥
ユノのちゅーとか手にぎにぎとかってヤッパリ特別な感情なしの一年に一度の恋人役に徹してのことなのかなあ 。
それでも1%に望みをかけるミンがいじらしくて切ない…。

2015/10/11 (Sun) 01:06 | ずんだ #kbFZ7CLI | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/10/11 (Sun) 02:32 | # | | 編集 | 返信

大切な思い出の詰まったふたりだけの場所   なくならないですよね?

好きで好きで死にそうな気持ちが切ない←共感してもいい?

あやまられちゃうって・・・ほんとすっとこどっこいゆのひょんですよぉ

チャンミンはまだ大切な かわいいマンネなだけですか?

2015/10/11 (Sun) 10:05 | おねぎ #nlnTgiQk | URL | 編集 | 返信

切ないよー

チカ*しゃん♡

毎年来てた特別な場所に行けなかったんだね。
チャンミンさんはもちろんショックだろうけど、ユノさんだってショックだよね。
だって、ユノさんにとっても大切な場所だったんだから。

それにしても、ユノさんはどう思ってるのかなぁ。
365日のうちの1日だけ、チャンミンさんの恋人役を演じてるだけなんだろうか?
本当はどう思ってるんだろうね。

チャンミンさんも、もっと素直になればいいのに。
まあ、それがチャンミンさんなんだけど(o´艸`)

2015/10/11 (Sun) 10:15 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/10/11 (Sun) 22:00 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/10/12 (Mon) 00:00 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/10/12 (Mon) 20:35 | # | | 編集 | 返信

POST COMMENT

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント