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恋しくて。#14

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。















結局食事をしながらは話せなかった。
僕の緊張が解けるまでに時間がかかりすぎた。


食事もまともに喉を通らなかった。


なんのつもりなんだ本当。


僕はまだ唇がどきどきしてる様だった。















僕達は駐車場で僕は運転席側ユノは助手席側に別れた。
僕は少し距離が出来たこの時がチャンスだと思った。
僕が鍵を開けるのを開けないからユノが不思議そうに向こう側から僕を見た。


「チャンミン?開けてくれよ。」
「ユノヒョン。」
「ん?」


その「ん?」って顔があんまり可愛くて又惜しくなる。
それでも僕は口を開いた。


「僕、好きな人が出来ました。」
「え?」


あんまり突然だったからユノヒョンもびっくりした顔が隠せなかった様だった。
僕は言うだけ言って俯いた。
そして鍵を開けた。


ガチャンって音がやけに響いた。


ユノヒョンは鍵が開いたのに乗ることを忘れてる。
僕はふたりの空間になる車内に乗るのが怖くて乗れずにいた。


「あ……そ……そうかっ。とうとうかっ。」
「………はい。」
「俺ももうお役御免って事?」
「そうです………今年で最後です。」


僕はハッキリと自分で言った。


もうこんな事は最後にします。


ユノヒョン。


ユノヒョンとデートはもうしません。


「おめでとう。良かったな。」
「………はい。」


嘘ですけど。
これで良かった。


僕は車に乗り込む。
ユノヒョンはそんな僕を見て思い出したように乗ってきた。
そしてユノヒョンはシートベルトをしながら言った。


「あ~……じゃあ御祝いしなきゃ。」


僕もシートベルトをしながら答える。


「そんなのいいですよ。」


そして車を発車させた。
ユノヒョンはちらりとだけ僕を見たような気がした。


「そんな事言うなよ。最後なんだから。」
「………。」


ユノヒョンに最後って言われるとなんだかチクリと胸が痛んだ。


「飲もう。」
「はい…。」
「ゆっくり家で飲もう。」


僕は駐車場を出て自分達の合宿所に向かって車を走らせた。


















家に戻ってシャワーも浴びてお互い部屋着に着替えてしまう事にする。


今日はおうちデートだ。最初で最後の。


帰りに買って来たおつまみとお酒をテーブルに並べる。
僕はビール。ユノヒョンは甘そうなチュウハイだった。
残りのお酒を冷蔵庫に片付けているとユノヒョンがリビングに入ってきた。


僕もリビングに戻って床に座る。
ユノヒョンは僕にそこでいいのか?と聞くように指を差した。
僕は「はい。」と答えるとユノヒョンはソファーに腰掛けた。
缶の栓を開けてユノヒョンに渡す。


「あ!リップクリーム買うの忘れた!!」
「あぁ。何かと思ったら。」
「しまったな、チャンミンの唇かさかさなのに。」


僕は又唇を触れられた時の事を思い出して顔が熱くなる様だった。


「大丈夫です。」
「そうか?」


僕達は軽く缶と缶を合わせる。
僕はビールをぐいっとひと飲みしてユノヒョンはチュウハイをちびちびと飲んでた。
ユノヒョンが全身を真っ赤にするまでにはそう時間はかからなかった。


「あ!チャンミンっ。」


声のトーンが一段上がってる。


「チャンミンの好きになった人ってどんな人?」
「言う必要が?」
「いいだろ~。俺は聞いてもいいと思うぞ。」
「そうですか?」
「そりゃそうだろう。10年近くもチャンミンを見守ってきたんだ。」


もう相当酔っ払ってる。


「チャンミンナァ!」
「はいはい。」
「教えろ。」
「内緒です。」


本当は思いつかないだけ。


「本当はいないんじゃないか?」


なんであんたはそんな事を言うんですか。
一瞬黙ってしまう。


「好きな人なんていないんだろう?」
「います。」
「いるのか?」
「いますよ。」
「やっぱり男?」
「……はい。」
「……チャンミンより背高いの?」
「……はい。」
「……かっこいい?」
「……はい。」


全部嘘。


「……そう。」


だからなんで?
そんなつまんなそうなんですか。


「そいつといなくていいの?誕生日だよ。」
「いいんです。」


今年最後だから。


「……ふーん。」


ユノヒョンと誕生日を過ごすのは最後だから。


「顔真っ赤ですよ。」
「え?そんなに酔ってないよ。」
「そうですかね。」
「酔ってないってば。」
「じゃあもう一本飲みますか?」


僕はユノヒョンの飲んでた缶を手にする。
軽く振ってみると空だった。


「飲む。」
「はい。」


僕はその空の缶と自分の缶を持って立ち上がる。
少し残ってた僕のビールは歩きながら飲み干した。
キッチンで軽く濯いで伏せると冷蔵庫から新しいお酒を出す。
それを持ってユノヒョンの所に戻った。


「チャンミンナ。こっち座れよ。」


そう言ってユノヒョンの座ってるソファーを勧められた。
僕は……。迷って。
それからユノヒョンの横に座った。


缶の栓を開けてユノヒョンに渡す。


「ありがとう。」
「いいえ。」
「こうやってお前はその彼にも尽くすの?」
「な……なに…言ってるんですかっ。」


僕…ユノヒョンに尽くしてる?////


「だって俺にはそうだったろ?」


やっぱりそうなのかな////


「そ……それはユノヒョンは……ヒョンだから。」
「じゃあ彼には違うんだ?」
「し…知りません。」
「どうして?」


ユノヒョンは背もたれに凭れていた体を起こして僕に詰め寄った。


「どんな風なの?俺にしてよ。」
「ユノヒョンっ。」


僕はユノヒョンの手の缶を取り上げた。
ユノヒョンはその缶を手で追う。


「飲みすぎです。」


って一本だけのクセに。
酔っ払いが。


「一本しか飲んでないよ。」
「でも酔ってますよ。」
「酔ってない。」
「十分酔ってます。」


僕は取り上げた缶をテーブルの上に置く。
水でも持ってこようかとソファーを立とうとした。


「チャンミンナ。教えろよ。」


まだ言うか。


「なぁ。俺に紹介しろよ。」


どうして。
そんな事。


「いやです。」
「どうして?」
「どうしても。」
「やっぱいないんだろ?」


一体あなたはどうしたいんですか。
僕が好きな人を作るのを望んでいたのはあなたなんじゃないんですか?
どうしていないって決め付けるんですか。
いませんよ。
いません。
だけど僕はもう決めたんです。
あなたとはもう誕生日には会いません。


「なぁ。」


ユノヒョンの手が僕の前髪に触れる。


もう止めて。


「チャンミンナァ。」


そんなふうに呼ぶのも。


「…………。」


黙るのも。ズルイ。


触れられた前髪から又ドキドキが止まらなくなる。


「お前。」


ユノヒョンの低音が短く響く。
それだけでもドキッとした。
ユノヒョンは伸ばした手の先で前髪から耳の裏を通って後頭部を撫で上げられて僕は俯いて目をぎゅって閉じた。


なんなんだ。


僕、心臓がやばい。









「俺の事もう嫌いになったの?」










まじでどうしてそういう事聞くの?













後頭部がジンジンして答えられない。















嫌いになんてなる訳ないでしょう。















嫌いになんて。















まだ好きです。
















好きですよ。































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COMMENT

わーー
ついに長年の恋が動く予感、、、?

どきどき、、

2015/10/14 (Wed) 00:19 | ゆかり #- | URL | 編集 | 返信

おおー(#^.^#)

もしかしてだけどー🎵
ユノはミンを誘ってるんじゃないのー
そういうことだろっ。じゃん🎵

2015/10/14 (Wed) 00:48 | ずんだ #kbFZ7CLI | URL | 編集 | 返信

わー!

チカ*しゃん♡

ふたりになった合宿所で飲んだりしたらヤバいに決まってるでしょうが!

てかユノさん、あんたいったいどうしたいの?お?

(∵`)どうしたらいいかわからないのぅ

2015/10/14 (Wed) 01:28 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

ユノヒョ〜ン!遅いっ。遅いよ〜(>_<)
余裕あるし、思わせぶりが辛いです〜。

すっかり片思いチャンミンに感情移入してます(T_T)
嘘までついて諦めようとしてるチャンミンが切なすぎて…。
かけ引きじゃなくやってるところが健気で本当に可愛いです。
これで少しは…いや、一気に?いい感じになるかしら。ドキドキ
(*´Д`*)==♡

2015/10/14 (Wed) 01:34 | ニコ☆キチ #PMQi97Hw | URL | 編集 | 返信

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2015/10/14 (Wed) 03:04 | # | | 編集 | 返信

チャンミン言ってしまえーー!!

2015/10/14 (Wed) 05:44 | 花 #- | URL | 編集 | 返信

もぉー!キュンキュンしますー!!
続きが早く見たいーっ!!

2015/10/14 (Wed) 06:21 | chika♪ #- | URL | 編集 | 返信

どうしよう

どうしましょう!続きが毎日楽しみすぎます!!話が動いてますます面白いです!ありがとうございます。

2015/10/14 (Wed) 07:53 | まろん #- | URL | 編集 | 返信

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2015/10/14 (Wed) 08:02 | # | | 編集 | 返信

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2015/10/14 (Wed) 08:28 | # | | 編集 | 返信

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2015/10/14 (Wed) 09:18 | # | | 編集 | 返信

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