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恋しくて。#43

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。















今年の誕生日はユノとの約束がある訳じゃない。


















ユノは僕に「一年も待てるのか?」って言った。


そして「もう待たなくていい」とも。


なのに。1年どころかもう二度とデートも出来ないかも知れないじゃないか。
嘘ばっかりっ。


なんか今日はイライラしてた。


って言うか最近ずっと。


多分誕生日が近いから。





ユノの嘘つき。
















誕生日は祝ってくれる仲間がいっぱいいた。
寂しくなんかなかった。


ただユノがいないだけだ。


僕は沢山のプレゼントを抱えて歩いていた。


はじめてのデートの日を思い出す。
沢山のプレゼントを見てユノは「そんなもん置いてこいよ。」って気に食わない顔をした。
あの意味は未だに分からない。
僕はそう、ここのコインロッカーに荷物を預けたんだ。


なんとなくそのコインロッカーの前で立ち止まる。
そしてなんとなく適当に開いてるところに荷物を押し込んだ。
鍵をかけてその鍵をコートのポケットに突っ込む。


何してるんだろう。


そう思いながらとぼとぼと歩き出す。
待ち合わせはいつもコインローっカーのすぐ傍で。
ここを出て……。


僕は一人で思い出を辿る。


あぁ。そう。
ここでいつもユノが待ってた。
食事はこの辺で済ませる時もあったし車で移動する時もあった。


何度も何度もここでユノを待った。
何度も何度もここでユノに会った。


僕は呆然とその待ち合わせ場所で立ってた。


そしたら目の前に車が止まって僕は顔を上げる。


「チャンミン。」


ユノ。













だったらどんなに良かっただろう。












「シウォン。」
「何やってんだ?」
「え?……いや……別に。」
「別にってスター様がそんなとこに立ってちゃ周りが迷惑だぞ。」


気が付けば周りは僕に気が付いて本物かどうか分からずわたわたして眺めてる感じだった。
そこにシウォンが来たから確信に変わった。


「乗れよ。」
「あ……うん。」


こんなつもりじゃなかったのにな。
でも僕ってばれてしまったらここにいるのはかなり面倒臭い。
僕は仕方なくシウォンの車の助手席に乗った。


「悪かったな…。適当なとこで降ろして。」
「なんだよ。折角なのに。」
「折角?」
「今日誕生日だよな?おめでとう。」
「ありがとう…。」
「偶然にも会ったんだから御祝いさせてくれよ。」
「いや。気持ちだけでいいよ。」
「なんだ冷たいな。」


ユノだったら嬉しいのに。


シウォンはユノじゃない。










結局シウォンには元の場所に戻ってもらった。
コインロッカーに荷物もある。
荷物を取り出して大人しく帰ろう…。


「悪かったな。」
「いや……。そう言えば、チャンミン。」
「え?」


シウォンは降りようとした僕を引き止める。


「ユノヒョンとは上手く行ってるのか………。」
「………。」


僕はシウォンの顔を見ながら言葉に詰まる。


「……あ。いや。いらない心配した。」
「え??」


何を言ってるんだろうと思った。
でも答えにくい質問だったから丁度いいと思ってそそくさと僕は車を降りた。
シウォンは挨拶をすると行ってしまった。
なんだろう最後の感じは気になるけど。
まぁいいか。


と僕は方向を変えて帰ろうとした。


そこに立ってたのはユノだったんだ。




僕は心臓が飛び出したんじゃないかってくらいびっくりした。




「あ………いや……今のは……。」




何故かいい訳をしようとしてた。




え?ユノ?
この待ち合わせ場所に来たんですか?
どうして?


シウォンの最後の感じには納得できた。


分からないのはユノの方。
でも僕はなんと情けない事に。


勝手に涙がこみ上げてまともに声が出なかった。


「泣きたいのは俺の方なんだけど。」
「………っ。」


何言ってんのこの人。


「シウォンかよ。」
「だ……から……今のは…。」
「違うのか?」
「違…うに…決まってるでしょっ。」


一体何がだと聞きたい。


ユノは僕から目を反らす。
駄目だ。
折角のチャンスのなのに、
折角誕生日に会えたのに。
反らさないで下さい。


「あの……ここに、来たんですか?」
「………たまたま。」
「たまたま、僕に会いに…来ました?」
「……誕生日には彼女ができるまで俺がデートしてやるって言ったから。チャンミンが一人だろうと思って。」


何言ってんの。
何言っちゃってんの。


「一人にしたのはあんただっ。」
「そうだな…。」
「まだ僕を一人にするんですかっ。」


ユノは困った顔をして僕を見た。


「一年も待つのか?って言ったじゃねーですかっ!もう待たなくていいって言ったじゃねーですかっ!」


僕は顔を覆って今度は泣いた。
こみ上げる涙を止めもせず。


「チャンミン…。」
「遅せーですっ。」
「チャンミン…。」
「遅せーですよっ。」
「ごめん。」


僕はボロボロの顔をしてごめんって言ったユノの顔を見た。
久し振りで目が合った気がする。


「ごめんな。チャンミン。」
「ふ……。」
「泣くなよ。こんなとこで。」


僕はユノに腕を引っ張られた。
確かにこのままでは又さっきの様に人だかりになる。
ユノは僕を引っ張って何処へ行くんだろう。


あぁ。ここもユノと一緒に歩いた道だ。
ほら。ユノの車が停まってる所だ。


僕は助手席に乗せられて、ユノが運転席に乗ってきて。







車は走り出した。














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COMMENT

ふわぁぁぁぁ(T_T)
ユノが来てくれたおぉぉ(T . T)
うっ嬉しいぃぃぃヽ(;▽;)ノ

2015/11/16 (Mon) 00:36 | ちゃーたん #- | URL | 編集 | 返信

ユノぉーおせーですよ。危うくシウォンに食われるとこだったじゃねーですか。
ミンはいじらしくも一年待ちましたよ。もう、11年もユノ一筋ですよ。ミンのと純情ふみにじんじゃねーですよ!

2015/11/16 (Mon) 01:37 | ずんだ #kbFZ7CLI | URL | 編集 | 返信

嬉しい涙だった!

ユノにやきもち妬く資格なんてねーですよ!
でも来てくれてありがとう♡現れた瞬間、どれだけ嬉しかっただろうか…。

泣きながら溢れる思いをぶつけるチャンミン、愛しい(*p´д`q)゚。
でもまだユノの本心がわからない。安心しちゃいけない。って傷ついた心は疑心暗鬼になっちゃいますよぉ。

自分がなんだか友達のことを振った彼についてブーブー文句言ってる余計な女みたいで笑える(笑)完全にチャンミンの味方(笑)

2015/11/16 (Mon) 02:22 | ニコ☆キチ #PMQi97Hw | URL | 編集 | 返信

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2015/11/16 (Mon) 03:01 | # | | 編集 | 返信

やったー!

チカ*しゃん♡

さすがユノさん!
やっぱり一度した約束は何があっても守るんだね♡

でも、まだ油断はできないかな。
シウォンさんに嫉妬したから、好きな気持ちは変わってないだろうけど、ユノさん頑固だからなぁ…

しかし、公衆の面前で何やってるの(笑)
今頃、ネットは大騒ぎだよwww

2015/11/16 (Mon) 09:58 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2015/11/16 (Mon) 10:16 | # | | 編集 | 返信

いつもの場所でいつものコインロッカーに
誕プレいれるちゃんみん(泣)

でも 来てくれた!と思ったらまさかのしうぉん(泣)(泣)

からの~ユノさん登場ヽ(´□`。)ノ・゚ヤッタアァァ

落ちてたけど復活ですよ ふっか~~つ
恋しくてのゆのしゃんは一筋縄ではいかないからね
来てくれただけでも・・・
もう褒める褒める ほめくりですよぉ~

2015/11/16 (Mon) 22:10 | おねぎ #nlnTgiQk | URL | 編集 | 返信

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2015/11/16 (Mon) 23:31 | # | | 編集 | 返信

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