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モトメモトメテ #17

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。















「ちょっと!まだですか!」

















俺は思わずぼーっとしてた。
やばいやばい。
早くご飯作ってチャンミンの機嫌なおさなきゃ。


「今出来るよ。待っててね。」


だって。チャンミンがあんまりこっちを見てるから。
色々考えちゃって。


はぁ。
正直あんまり乗らないんだよな。












「御待たせ。召し上がれ。」


チャンミンはいきなり食べだそうとする。


「ちょっと待って!」
「あ…?なんですかぁ。」


あ。イライラしてる。


「食べる前にも手を合わせるって知ってる?作ってくれた人に感謝して。食材に感謝して、いただきます。」


俺は手を合わせて真似をする。
そんな俺を見てチャンミンも手を合わせて「いただきます。」と言った。
背筋が真っ直ぐ伸びて、指も真っ直ぐ伸びて相変わらず綺麗な姿勢だ。


そして食べだしたチャンミンン。
ガツガツと食べっぷりはいいくせに絶対こぼしたりしない。
食べ方も綺麗だ。
箸の持ち方が完璧だもんな。


チャンミンってなんでこんなに俺を惹き付けるんだろう。


「美味しい?」
「普通です。」
「そう。」


口が悪いのも慣れてきたし。
慣れないのはこの綺麗過ぎる顔だけ。
本当イケメンすぎて。


「あんたも食べなさい。」
「え?あ…うん。」


確かに俺もお腹が空いた。
チャンミンと一緒にご飯を食べる事にする。
チャンミンはそんな俺を見て満足そうにまたガツガツとやり始めた。


「吐くほど食うなよ。」
「吐くほど……。」
「お腹が膨れたら言うんだ。」
「はい。」


本当に分かってるのかな…。
心配。


俺たちは無言で食べて行く。
俺が食べ終わったって暫くしたらチャンミンも終わった様だ。


「お腹は膨れたか?」
「はい。ご馳走様でした。ありがとうございます。」
「どう致しまして。」


俺達はお互いに頭を下げあう。


「じゃあ片付けちゃうな。」
「僕はどうすればいいですか?」
「え?」
「後ろに立っててもいいですか?」


後ろに立ってたいのか?


「いや。困る。」
「どうしてですか。」
「見られてると緊張するの。」
「……じゃあどうしてればいいですか。」


俺はテレビのリモコンを取ってチャンミンに渡す。


「テレビでも見てて。」


さっきみたいにここにいてでも俺の事見られてたらたまらない。


「……はい。」


俺は安心してキッチンへ入った。


「あのっ。テレビが面白くありませんけど。」
「え?」
「全く面白くありません。」
「仕方ないだろ。」


俺は手を動かしながら答える。
でも見てなさい。と思う。


「あのっ。」
「何?」
「面白くない時はどうしたら?」
「中でも面白いのを見てて。」
「………。」


チャンミンが難しそうな顔をしてるのが想像できた。
でも俺は振り返らなかった。


「あのっ。」
「何?」
「なんでこないだは怒りましたか?」
「………。」


俺は振り返らず無言になって手を止めた。


「…なんで?言わなきゃ分からない?」
「分からないから聞いてるんです。」


俺はくらくらした。
キッチンに手を付く。


「俺は…お金を渡すなって言ったよ。」
「……あ……。」


チャンミンは思い出したみたいだった。
忘れてた?
でも意味は同じだよね。


「でも僕にはそれしか思いつかなくて。」
「………うん。」


そうだよね。
後悔してるんだ。


「僕の気持ち受け取ってもらえないんですか。」
「……受け取ったよ。」


俺は胸がずきんずきん痛んだ。


「……受け取ったから。」
「ほ、本当ですかっ?」


本当も嘘も受け入れるしかない。


「……本当。…ごめん。俺、帰るね。」
「え?」


俺は途中だった洗い物をそのままに上着を持って玄関に向かった。
チャンミンは慌ててコタツから出てきた。


「ちょっと!なんで帰りますかっ!」
「帰りたいから。」


靴を履きながら泣きそうなのを一生懸命堪えた。
チャンミンから直接気持ちを聞かされるのは嫌だから帰る。
急げ。俺。


帰ろうとする俺の腕をチャンミンが掴んだ。


「痛いっ!」


俺が叫んだらチャンミンはびっくりして手を離した。
その隙に玄関を出ようとした。


「ちょっと!!」


チャンミンの声が響いたけど俺は無視して帰ってきた。


なんで怒ったってなんで?!
俺が怒ったってどうだっていいじゃないか。
もうどうせ、なかった事にするんだから。


なんで帰るかってなんで?!
帰って欲しいくせに。


なんでなんでなんで。


なんではこっちが聞きたい。





それならなんで抱いたりなんかしたんだよ。








もう元の関係にも戻れない。










もう本当にお別れだ。












俺は寒空の下全力で駆け抜けて家を目指した。













哀しいくらい星が綺麗だった。





















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COMMENT

おお〜

チカ*しゃん♡

またまた、すれ違いが始まったよ〜
言葉足らず、勘違い、すれ違い…

ユノさん、思い出さなきゃならないのはユノさんも同じじゃないのぅ?

2015/12/22 (Tue) 00:53 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2015/12/22 (Tue) 02:17 | # | | 編集 | 返信

わんこみたいなチャンミンだけど・・・
ユノの頑張りでちょっとしつけが出来てきた
それに 素直なところがかわいいぃぃ
こたつで囲むあったかごはん~ほんわかないいムード

・・・と喜んだのもつかの間Σ(゚д゚;) !?

一気に自分で別れの結論に突っ走ってる
あれれ?ゆのぉ~
お金にこめた気持ちが何だったのか聞いてくれろ~

2015/12/22 (Tue) 07:41 | おねぎ #nlnTgiQk | URL | 編集 | 返信

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2015/12/22 (Tue) 08:55 | # | | 編集 | 返信

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