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300,000回拍手記念。息もできない。#3

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。
















ユノがストンと僕の腕の中に落って来た。




















まるでずっと僕達はこうしてたかの様に。
ごく自然に。
当たり前の様に。
抱き締め合った。


その暖かさも。
その柔らかさも。


とても心地良くさえ感じる気がした。


「ユノ………。」
「…………。」
「大…丈夫。ですって。」
「…………。」
「やですよ。しっかりしましょう。」


僕はユノの背中を撫でてやる。


「マリッジブルーは良くある事だし、」
「冗談だった?」
「え?」
「奪って拐うの。」
「あ。」


なんか妙に心臓が鳴って。
多分ユノに聞かれてる。


ユノの背中に回す手がギュって強くなって。
僕は覚悟させられたかのように。口を開いた。


「冗談じゃありませんよ?冗談じゃありません。…そうしますか?」
「………。」


ユノは自分から聞いておいてそうしますかって言ったら無言だった。
密接してたから表情も読めない。
ただしがみ付いた背中の手に求められてる気がした。


「………ユノ。」
「はは………。」


気がしただけだけど…。



































あの時。結局ユノはどうして欲しかったんだろう?

































僕はユノを守りたかった。
ユノから笑顔が消えるのは嫌だった。
ユノが奪って拐ってって言ったから。


だから。


ユノを結婚させたくないと真剣に思った。
























なのに何も出来なかったんだ。


























僕には何をすることも出来なかった。























あれからもうあの温かさを感じる事は二度となかった。










































本当に奪って拐ってしまえば良かったのかな。


ずっと考えて頭から離れなかった。


考えて考えて考えても。
答えは出なかったけど。


そんなの。出る訳がないけど。


オルガンの音が静かに流れる中。
ウエディングドレスを着た女性とユノが僕の横を通り過ぎる。
腕を組んで祭壇に上がる二人の後ろ姿を見ながらも。
僕はどうしてもあの日のユノがチラついて。
あのユノを抱き締めた温かさが忘れられなくて。
僕の背中のユノの手がしっかり僕のシャツを掴んでいたのがどうしても求められてる気がして。


今でも考えるんだ。













あなたを奪って拐ってしまったら。
この結婚式を無茶苦茶にしてしまったら。


あなたはどんな顔をするんだろう。
















又昔の様にあどけない笑顔で。
まるで太陽の様に。
笑ってくれますか?
幸せだと思ってくれますか?


そしたら僕達二人の間にあの温かさは戻ってきますか?


僕の方がそんな女よりずっとあなたと一緒に過ごして来たのに。
「結婚」と言う紙切れ一枚の誓いが僕の前からユノを奪って行こうとしてる。


本当息もできない。

















何も出来なかった僕が今更何だっていうんだ?


ただ。





奪いたい。






拐いたい。







そう言ったのは本当にそうしたかった。
冗談じゃないって言ったでしょ?
あれも冗談なんかじゃない。







なんで?








僕はあんな事。









ユノを奪って拐ってしまいたいなんて。









そんな事。













それは。














それは。















あなたが好きだからだ。
















僕はユノが好きなんだ。
















今、そんな事に気付くなんて。
もう二人は祭壇の上だと言うのに。
















あの時の息もできないくらいの理由は好きだったからだなんて……。

















ユノが彼女のウエディングドレスのヴェールを捲る。
僕は誓いの口づけを交わそうとする二人の前で音を立てて立ち上がった。














ユノの驚いて僕を見た顔。
それだけは鮮明に覚えてる。














その後は。
















覚えていない。






















多分。僕は意識がなくなってその場に倒れて。
周りは大騒ぎになって。
まっ白なタキシードを着たユノが駆けつけた。
それはそれはクソ似合ってるんだ。



そして僕の名前を呼ぶ。






ごめんユノ。









ごめん。




















でも僕は



















あなたを好きになってしまったんです。
























あなたを本当に奪って拐いたかったんです。
































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COMMENT

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2016/04/26 (Tue) 07:47 | # | | 編集 | 返信

・°°・(>_<)・°°・。

教会の祭壇の前に立つユノ…うっとりするくらいステキでしょうね。
いつかはそんな日がくるでしょうけど、イヤッ!どんなステキな女性でも、ダメッ!
やっぱり隣りに立つのはチャンミンでなくちゃ❣️
ミンホだもん。そうなりますよね〜⁉️

チカさん、忙しい中で朝に夜に更新ありがとうございます(≧∇≦)
私の心の栄養ドリンクです。

2016/04/26 (Tue) 11:04 | nawomi #i4TZoBy2 | URL | 編集 | 返信

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2016/04/26 (Tue) 12:40 | # | | 編集 | 返信

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2016/04/26 (Tue) 21:57 | # | | 編集 | 返信

ユノ〜!

チカ*しゃん♡

『卒業』って映画(古すぎてわからんかw)みたいに、チャンミンさんがユノさんの手を掴んで、奪って拐っていくのかと思いきや、倒れた!?

マジで息ができなかったのね…

2016/04/27 (Wed) 00:15 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

ひとつ前のお話でせつなくなる準備しなきゃと思いきや∑(゚Д゚)⤴︎⤴︎⤴︎になって。
この回でまたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ⤵︎⤵︎⤵︎。

…やっぱり息もできない…( ゚д゚)

2016/04/27 (Wed) 02:00 | ニコ☆キチ #PMQi97Hw | URL | 編集 | 返信

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