ミンホ小説です。
ユノが受けです。
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C-side
「あんた、本当ムカつく。」
僕はノックもクソもないいきなり浴室を開けてシャワーブースに入ってユノを抱き締めた。
そうせずには居られなかった。
僕も大概情けないけど。
でもユノをあの女に渡したくない。
そう思うのは我儘なの?
心が狭い男なの?
「ごめんって。」
「…いないって時の不安わかりますか?」
「チャンミンってそんなに寂しがりだった?」
「そういう問題じゃなくて。」
「まだ帰らないよ。」
そう言ってユノはアーモンドアイを僕に向けた。
たまらずキスしてしまうくらい魅惑的だ。
「ん…。」
まだ帰らないって。
いつ帰るの?
それが怖いんだ。
ユノの体を抱き締めてそのまま。背中に手を這わせる。
裸でこうなったらもうすぐに大きくなってしまう。よね?
「俺。折角綺麗にしたんだけど?」
「無駄な事をして僕から離れるからです。」
「無駄って。凄かったんだぞ。」
「どう?」
「どうって…////。」
言葉に詰まるユノ。
まぁ。言えないか。
「あのベッドだってどうすんだよ。下まで染みてるぞ。あれ。」
「ベッドくらい買いなおせばいいです。」
セックス用にしたっていい。
「お…お前ってそういう奴だっけ…?」
「ユノがそうしたんです。」
「俺?」
「そうです。」
僕の人生がユノのお陰で狂ってしまった。
ユノが結婚を決めたと僕に告げたあの日から。
おかしくなってしまった。
「そっか…。」
ユノは思うところがあるのか変に納得して俯いた。
僕はその顔を両手で上に向かせて唇を重ねる。
それも深く。
ユノのいつも開いてる口の隙間から舌を滑り込ませてユノの舌を絡め取るのは簡単だ。
ユノはそれに一生懸命応えてくるから余計夢中になる。
そしてゆっくり離した。
「僕…。ユノが好きです。」
「…チャンミン…。」
「本当に好きで離したくない。」
「…チャンミン嬉しいよ。」
ユノの穏やかな表情。
あんたばっかり余裕か?
「俺だって好きになっちゃったよ。」
「ほ…本当?」
「今更なんだよ。信じないのか?ここまで来て。」
「だって。あなたちゃんと言ったの初めて……。」
「そうだっけ?」
こっちまでそうだっけ?って言いたくなる。
ユノって。本当恋愛も天然?
だからあんな女と結婚しちゃうんだ。
「じゃあ。好きだよチャンミン。ごめんね。」
「なんで謝るんですか。」
「だって俺、結婚もしてるのに。コレって正真正銘の浮気だよ?不倫だよ?」
「あぁ。本当ですね…。」
「でも好きなんだ。好きになっちゃったんだ。って言うか…好きだった?ずっと。」
「何それ。」
「俺チャンミンがずっと好きだったのかも。こうなったのは過ちじゃない。それだけは言えるから。」
「ユノ……嬉しい。」
僕はユノを抱き締める。
僕のもの。
そう思えた瞬間だった。
「だから風呂くらい入らせて。トイレにも行けないだろ?」
「ん~。」
そんな時も離したくないんだもの。仕方ない。
好きなんだから。
愛してるんだから。
「なんだよ。」
「ん~。」
僕は返事が出来ないで誤魔化すような返事をしていた。
「嫌なの?」
「ん~。」
嫌です。
でも。
そんな心の狭い奴だとも思われたくなくて。
「わかった。風呂は誘う。でもトイレは行かせて。」
「しょうがないですねぇ。」
まぁトイレは仕方ないか。
ついて行ってもなんだし。
って。真剣に僕達は何の話しをしてるんだろう…。
バカップルだ。
片時も離したくない。それだけなんだけど。
風呂場で裸で抱き合って。大きくして…。
やっぱりバカップルだ。
カップルでいいんだよね?
不倫の仲だけど。
僕達愛し合ってますよね?
「チャンミンどうする?」
「ん?」
「このままここでする?それともベッド戻る?」
「………。」
なんて爽やかに聞いて来るんだろう。
恥も躊躇いもないのか?
コレでも僕達は昨日今日心が通じあったばかりだと言うのに。
結局は10数年一緒にいて夫婦以上の間柄なのだから仕方がない。
「ここで。」
きっぱりと返してやった僕。
そしたらユノが照れた。
自分から言っておいて。
なんとも言えない顔をして僕を見た。
「俺風呂場でするの初めてだよ…////。」
なんかぐっと来た。
さっきはあんなにあっけらかんとするのしないの言っておいて。
初めてなんだと思ったら俄然燃えてきた。
「楽しみです。」
「何が?」
「鏡もあるし…。」
「……何を考えてるの……?」
「色々です。」
そしてはじめた。
僕達は風呂場で始めた。
それはもう初めての事に燃えあがってしまうくらい激しく、淫らに。
汚れるのも気にならないし、あれやこれや試してユノをめちゃめちゃにした。
もう。目茶苦茶に愛し合った。
最期は又ユノの中で出しまくった精液を今度は僕が始末してあげて一緒に風呂を出る。
ユノはのぼせたのか真っ赤を顔をしてた。
「ユノ大丈夫ですか?」
「うん。」
しょうがないから僕がユノに服を着せて頭を乾かせて。
寝室へ連れて行った。
「チャンミン。ありがとう。気持ち良かった。」
「え?お風呂のセックスが?」
「ちっ////違うよ!風呂上りの世話っ////。」
「あぁ。」
なんだ気持ち良くなかったのかな。
「………風呂場も気持ち良かったけど/////////。」
僕は思わずユノを見る。
かわいい人。
僕はそのかわいい人を抱き寄せて胸に抱いて横になる。
そして今度は二人一緒の朝を迎えた。
軽いキスをして。
「おはよう////。」
「おはようございます////。」
二人照れた朝だった。
あぁ。愛し合う二人が向かえる朝ってこんなんだ。
ほら。息もできない。
(終)
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風呂場のエッチは割愛させて頂きました(笑)
なんか綺麗に幸せに終わった感あるので終わり~って言いたいところです…が(笑)
どうしよう。セカンドシーズンって事でもうちょっと書いてみようかな。
ってこんな運びでいいのか(笑)
なんかすっごく好きな作家さんが気持ちいいラブ話を書いてらっしゃって。
ちょっと変に切なくないらぶんちゅを書きたいなぁと思いながらも珍しくネタがないんですww
もうちょっと練ってみます。うーむ。
息もできない。も、らぶんちゅも、読みたいぞーと言って下さる方は拍手とランキングをポチっとお願いしますm(_ _)m励みになります♡
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