See more details
Title List

300,000回拍手記念。息もできない。2 #13(完)

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。















Y-side












終わったんだ……。














彼女とはもう終わった。














寂しいとか哀しいとか、彼女に男がいるってわかってからの嫌悪感とかそういうのはもうなくて、あっさり、すんなり出てきた言葉は「別れよう。」だった。
幸せにしてあげれなくてごめんって気持ちと、今はチャンミンが好きなんだって気持ちと、色々話合ってみたら結局はお互いに同じ想いで、ただ擦れ違ってしまった気持ちはもう修復する事ができなくて。残ったのは、彼女とはもう一緒にいれないんだって結果だけだった。


外に出るとチャンミンが咥えタバコで待ってて驚いた。
めったに吸わないタバコを口にして、難しい顔をしていた。


待たせた。


随分。


色んな意味で。
そう思った。


でもコレで俺は心置きなくチャンミンのモノになれるんだ。


そう思えて嬉しかった。

















子供もいなかったしマンションも賃貸だったし、何よりお互いの同意があったから離婚は簡単に運んだ。
紙切れ一枚で終わった様なものだった。


世間では騒がれはしたものの忘れ去られるのも早い芸能界。
一般人だった彼女にとってはこの芸能界の流れの速さが少しでも彼女に穏やかな生活を早く与える事が出来るなら逆に有り難いと思う。


どっちかと言うと、東方神起の存続と、俺とチャンミンの関係の方が大きく取り上げられて長く居場所がなかった。


男同士なんだから仕方がない。


してはいけない恋愛。
認められない関係だった。


それでも東方神起を諦めきれなくて。


そりゃそうだ。
どんな想いで守って来た東方神起だったか。
なんとしても続けたくて。
俺達は静かにその時を待つしかなかった。



















「ユノ…。」


チャンミンが俺を呼ぶの。本当に好きだ。
そんな風にうっとりしてしまう午後だった。


「何?」
「退屈です。」
「何。じゃあ。エッチな事でもしようか?」
「何言ってますか。昼まっから。ここを何処だと思ってますかっ。」


俺達はまだ実家で世話になってた。
チャンミンの声がコソコソ声。


下の階には父さんも母さんもいるからチャンミンのそんな驚いた顔。
かわいい。
かっこいい。
大好き。


そんなチャンミンの大きな手が俺を覆って引き寄せる。


俺は素直に引き寄せられてチャンミンの胸に収まるともう本当にうっとりとしてしまう程幸せだった。


俺達は床にごろんと横になって絡み合いながら午後のひと時を過ごす。


「退屈ならどうしようか?」
「うーん。どーもしなくていいんですけどね…。」
「なんだよそれ。」
「少し寝ます。一緒にいて下さい。」
「いいよ?」
「20分たったら起こして下さい。」
「起きてたらな。」
「起きててくださいよ。」
「わかんないよ。なんか気持ちいいし俺も寝ちゃいそうだ…。」


チャンミンの体温とこの心地よさはなんだろう。


本当は不安な事だらけだった。
この先の事。
東方神起の事。


離婚の事はもう何も心配はなさそうだけど。


いつまでも実家にいるわけにもいかないし。
かと言ってどうする?
奥さんは出て行ったけどチャンミンとそこに住む訳にはいかないし…。


チャンミンは…。


何も言ってくれないし…。


俺だけが一緒に住みたいと思ってるだけかも知れないし…。


「寝るんだったら目覚ましかけて下さいよ。」
「チャンミンがかければいいじゃないか。」
「僕はユノに頼んでるんです。」
「自分でやれって。」


チャンミンは難しいところがあるから一緒に住んでた頃は良くぶつかったし、今は離れていた反動で愛しさが勝ってるけど、一緒に住んでみたら上手く行かないのかも知れないし…。


チャンミンは一緒に住みたいと思わない確率の方が高い。


好きって気持ちは変動するし、どう変動するかも想像がつかない。


俺はそれで彼女とこんな事になってしまったんだから…。
もしチャンミンとも…って思ったら怖くて不安にもなる。


彼女を幸せにできなかったのは俺のせいで。
チャンミンも幸せになんか出来ないかも知れない…。


うっとりとした午後は。
まったりとしすぎて余計な事まで考える。


「ケチ。」
「……ケチだよ。どうせ俺は。」
「は?」
「ケチだから覚悟した方がいい。」
「何言ってますか。」


なんか不安はどんどん膨らんでいくから嫌だ。


こんな弱気で卑屈な俺。


チャンミンも離れて行く。


きっと離れて行く。


彼女みたいに?


「どうしたんですか?」


チャンミンは優しく俺を抱き締める。


「………。」
「離婚の手続きやなんやあったから疲れてるんですね?」


そうなのかな。


「しょうがありませんね。僕が目覚ましはかけますよ。」


そんな風に譲ってくれるのも今だけで…。なんて思ってしまう。


「さぁしばらく一緒に休みましょう。」


チャンミンの手が俺の髪を撫でるからすごく気持ち良くて。
幸せな気持ちになるのにも。
優しい言葉にも。
俺はチャンミンの腕の中で怖いくらいで。


とても幸せすぎでとても不安だった。



恋ってこんなのかな?






愛ってこんなのかな?














「チャンミン……。」
「はい?」


チャンミンはもう目を瞑ってる。
この午後の陽気が気持ちいいんだろうな。
眠いんだろうな。


「…チャンミン。好きだよ。」
「僕もですよ。ユノ。」


チャンミンは目は開けずに微笑んでやっぱり俺の髪を撫でた。


好きだ。


好きだ。



どうしてもっと早く気が付かなかったんだろう。



そしたら傷つけなくて済んだのに。
傷付かなくて済んだのに。





あぁ。










息ができない。













息ができないよ。チャンミン。




















































2(完)
---
さぁ。いよいよ最終章突入です。
お互い息もできない恋をしてしまっての最終章。どうなるんでしょう。
もちろん最高にらぶんちゅするんでしょうけど(笑)
又お付き合い頂けたら嬉しいですm(_ _)m

今日も読んで下さって有難うございました!!





*ランキング*参加中。
↓ミンホミンホ!ポチっと押して応援宜しくお願い致しますm(_ _)m

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村



















関連記事

COMMENT

すごく、、、幸せなのに、切なさがあって。。。好きです、このお話。
更新、ありがとうございます(*˘︶˘*).。.:*♡ 

2016/05/31 (Tue) 00:11 | ふなぴ #- | URL | 編集 | 返信

幸せにだけなって

遅くにミアネヨ。
更新カムサハムニダ(*^^*)
絶対幸せにだけは なってね♪

息おも次がず、一気に拝見しました!

2016/05/31 (Tue) 00:22 | マロン #kE9y0AjA | URL | 編集 | 返信

離婚は想定外でしたけど
いつかこの日が来るって信じてます
これからどんな事が起こるのか・・・
私なりにはいつもシミュレーションしてるんだけどね(´・ω・`;)
2人には厳しいことがいろいろ予想され
私的には歓迎だけど、厳しい予測ですよう
でも2人なら 乗り越えられると信じてます
最終章 お待ちしています

最終の2話は
そのシーンがすごく鮮明に思い浮かべられましたよ~
映画みているみたいに・・・
こんなにも愛に満ちてるのに
切ないのね

2016/05/31 (Tue) 00:57 | おねぎ #nlnTgiQk | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2016/05/31 (Tue) 01:11 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2016/05/31 (Tue) 02:15 | # | | 編集 | 返信

そうかぁ

チカ*しゃん♡

離婚したから、はい終わり!ってわけにはいかないかぁ
復活できなければ、不安にもなるよね。

難しいなあ〜

2016/05/31 (Tue) 14:23 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2016/05/31 (Tue) 22:38 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2016/05/31 (Tue) 23:48 | # | | 編集 | 返信

POST COMMENT

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント