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僕とあなたと…。#14






「………。」
「………。」





























僕もユノも暫く動けなかった。


彼女が消えてしまって沈黙が辺りを包んで、急に寂しくなって。彼女は逝ってしまったんだって思うまで少し時間が必要だった。


「……チャンミン。」
「あ……っ。」


ユノが僕の名前を呼んで僕達は抱き合ってた事に気が付いて慌てて離れた。


「ごめん…っ////。」
「いえ…////。」


ユノは照れを隠すように明るく僕に聞いてきた。


「チャンミン聞いたか?」
「え?」
「男の人の声!」
「あ…あぁ。えぇ。」
「アレ彼だよな!カナちゃんの彼!!な?」
「ですかね。」
「あのタイミングであの声だもんっ!絶対そうだよ!ヒロオミだ!」


ユノはまるで自分の事の様に嬉しそうに決め付けてた。
まぁ。そうであったらいいけど。
そうであって欲しいけど。


「チャンミンもかっこよかった!」
「え?……はぁ……///。」
「やるじゃん!」


そんなに素直に褒められても照れる。


「い…や…………////。」
「絶対呼ばなかったのにカナって呼ぶなんてさ~俺までドキドキしちゃった!」
「…////アホな事言ってないで下さい。」
「なんだよ。照れるなよっ。」
「う、う、うるさいですっ。」
「わかるよ。」
「は?」


ユノは天井を見上げる。


「チャンミンにはあの姿が見えてたんだろ?」
「え?」
「カナちゃん可愛かったなぁ~。ありゃ惚れちゃうよな。」
「は?」
「仕方ないよ。でも報われない恋だったな…。」


この人…まだそんな事言ってるのか?


「俺が慰めてやるよ。」


ユノはケロっとした顔でそんな事を言う。
慰めてやるですって?!


慰めて…



慰めて…



慰めてもらおうじゃないですかっ。







僕は物思いに耽ってるユノの顎を抓むと一気に近付いて唇に接吻けた。







「?!」







ビックリしたユノはヨロヨロと数歩後ずさって危なかったから僕は手を伸ばした。







「待……って…っ。」







そう言って驚いたユノを無視して。
僕はユノの腰に手を回して抱き留めた。








「わ……ぁ……////っ。」









目をギュっと瞑って短く叫んだユノの唇を僕は再び塞ぐ。








目を瞑ったままのユノ。
僕は目を開けたままその顔を見てた。


そんな顔しないで。


眉毛が……。
困ってる。


そんなに嫌?


僕は哀しくて目をギュっと閉じた。
そして唇を離したユノの頭をグイっと肩に押し付けた。


困った顔を見たくなくて。


「ちゃ……////っ。」
「…………。」


あったかい。


「チャンミンっ。俺はもうカナちゃんじゃないよ……っ。」


ユノのばか。


本当ばか。


「あなた……本当どこまでバカなんですか。」
「は?」
「僕は一度だってあなたを彼女だと思った事はありません。僕は……僕には彼女は見えてませんでした。ずっと、ずっと……あなたしか見えてませんでした。」
「チャンミン………じゃぁ…なんで俺にキスしたり抱き締めたりするんだ……。」


まだ…。
まだ言わなきゃわからないのか。


「本当……鈍いですね………そんなの……。」
「………。」
「そんなの………。」
「……待………っ。」














「あなたが好きだからです。」















「な………っ。何……言ってんの?」















確かに、何言ってんのだ。


僕達は喧嘩ばかりしてた。
側にいるのも嫌で、顔も、声も、息使いさえも嫌になって離れた。
それが本当にどうしちゃたのって。思う。


でもそうなっちゃったんだから。


ユノが。














好きになっちゃったんだから。















多分それは今更じゃなくて。
ずっと前から。
そう。だったんだ。


あんなに仲が良かったのがそうでなくなったのも。


嫌いだと思っていたのはそうでなかったもの。


彼女がユノに取り憑いたのがラッキーだったと思うもの。















全部好きだったからだ。















「チャンミン………。」














ユノの困った顔が僕をも困らせる。





















「なんて……嘘ですよ。嫌だな。そんな顔をして。」
「……チャンミン???」
「さぁ。戻って。」
「チャンミン……っ。」
「自分の部屋に戻ってください。明日からはまたいつも通りです。もう彼女はいなくなりました。僕達は目も合わせない。喋らない。口を開けば喧嘩ばかり。そうでしょ?」
「ちゃ……。」


僕はユノを回転させて背中を押す。


















「さぁ。行って。」




















そして無理矢理廊下へユノを押しだした。






















ドアの閉まる音がとても重く感じられた。





















これでいいんだ。




























これで。














































---

ありゃ。





こりゃ長くなりそうかしら…(汗)









なんか週末って平日より気張っちゃうっていうか…。
内容盛りだくさんでちっとも休みなのに休まってないっていうか…。
もう…疲れる~
今日から又一週間始まります。
今日から自分のペースでのんびり時間作って休もう(笑)

皆さんも同じだと思います。
無理なく頑張って下さい♡

今日も読んで下さってありがとうございましたm(_ _)m





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COMMENT

No title

チカさん
アンニョン
え~! チャンミン無理してない?

素直になれなかった、?

でも まぁそんなにすんなりいったら 面白くないかもですね~!

その過程が 楽しいですもんね♪

2016/07/04 (Mon) 00:20 | マロン #- | URL | 編集 | 返信

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2016/07/04 (Mon) 00:31 | # | | 編集 | 返信

No title

チカさんこんばんは〜 \(^o^)/

ヤダぁ…ユノったら、まさか本気でチャンミンがカナのことを好きだと思ってた?
チャンミン自分の気持ちを誤魔化しちゃったじゃん(´Д` )
もう少し素直になっても良かったよね〜。

このままモヤッとした状態が続いちゃうの(;゜0゜)⁇

2016/07/04 (Mon) 01:33 | nawomi #i4TZoBy2 | URL | 編集 | 返信

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2016/07/04 (Mon) 01:49 | # | | 編集 | 返信

ありゃりゃ

チカ*しゃん♡

そうか、ユノさんはカナちゃんの姿が見えてたんだね。
だからチャンミンさんがカナちゃんを好きになったって勘違いしてたんだ。
チャンミンさんはユノさんしか見えてなかったのに。
ずっとずっと、ユノさんだけなのに。

やっと、って思ったらまたまたすれ違い?(*´∵`*)

2016/07/04 (Mon) 16:36 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2016/07/04 (Mon) 20:43 | # | | 編集 | 返信

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2016/07/04 (Mon) 23:22 | # | | 編集 | 返信

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