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君色想い130万HITスペシャル。#2






チャンミンの部屋のドアはあっさり開いた。
















「うん。」
「3時からな?いーか?それまでに頼んだ所までは仕上げとけよ?」
「分かってる。」




















チャンミン………チャンミンだぁ………。


俺は思わずその横顔をぼーっと口を開けて眺めた。


クソ。かっこいい。
久し振りに見たじゃん。


結構伸びまくった髪はクセ毛でふわふわと無造作に散らかってるのにちっとも変じゃなくてむしろお洒落にさえ見えた。
目は疲れてるのか真っ赤になって少し窪んでた。


「チャンミン………。」
「じゃ。」
「え?」
「じゃ。」
「え?」


ちょっと待てお前等。


キュヒョンはチャンミンに言う事だけ言ったら慌てて出て行った。
チャンミンは俺がいるのに俺を無視して部屋に戻ろうとするから、俺は慌てて引きとめた。


「チャ……ちょっと待……っ。」
「聞いていたんでしょう?僕は今忙しいので。」


チャンミンは俺の事さえ見ない。


「だからって…っ待てよ!」
「ティービーの世話、頼みますよ。」


そう言ってチャンミンが部屋から出して来たのは、ここの最後の住人。
いや……人ではない。犬だから、住犬?ティービーだ。
デカイ図体のティービーは俺の顔を見ると嬉しそうに尻尾を振って近寄り、立ち上がって圧し掛かってきた。
でかい…。
重い……。


「じゃぁ、頼みますよ。」
「え……っ。」


もう間髪いれずにドアは閉まった。


「ちょ……っおいっ!」


ティービーにベロベロ舐められながら、俺が何を言ってももうチャンミンが出て来る事はなかった。
どう言う事だ?
俺何かチャンミンを怒らせた?


キュヒョン!お前出てこないって言ったじゃないか!!!!
なんでお前なら出てくるんだよっ。
なんで俺の時は出てこないんだよっ。


俺は諦め切れなかったけどティービーと一緒にチャンミンの部屋の隣の自分の部屋に戻った。


色々理解しようとは思ってる。
チャンミンの潔癖症は深刻だ。
それも含めて好きになった。
理解しよう。理解だ。
今は小説の締め切りも迫ってて忙しいんだ。
きっと俺に会うと執筆どころじゃなくなるから。
会いたくないだけなんだ。
わかる。わかるよ。


でも。


でも。


寂しいじゃないか。


「なぁ……ティービー……。」


俺はうとうととベッドで横になりながらティービーの頭を撫でる。
そうしてるうちに眠りに付いたみたいだった。





























結局目が覚めて又仕事行く用意して。
チャンミンは部屋から出て来る様子もなく。
俺は出かけた。























顔を見ないまま。
話しもまともに出来ないまま。


何度も電話しようかと思った。


でも忙しいのに電話しても又嫌われるだけだ。
俺はスマホを眺めて画面を眺めて伏せた。


ピリリリリリ…
ピリリリリリ…


その瞬間スマホが鳴って今伏せたスマホを又手にする。


「!!」


チャンミンからだ!


「もしもし?チャンミンっ?」
「あ~ユノですか?今いいですか?」
「いいよ。休憩してたとこ。」
「そうですか。」
「ど、どうした?」


電話だったけど。チャンミンの声が嬉しい。


「入稿しました。」
「あ、そうなのか?」
「はい。」
「お疲れさん。」
「はい。」


チャンミンから電話してきてくれた。
本当に前は忙しいだけだったのかも知れない。


「明日。朝帰りますよね?」
「うん。」
「じゃあ、朝食作って待ってます。」
「あ、あぁ。嬉しいよっ!」
「そうですか?じゃあ。」


チャンミンの電話はそっけなく切れたけど俺は嬉しかった。明日はチャンミンに会える。
いっぱい話したい。
いっぱい。いっぱい。チャンミンでいっぱいにしたい。


その後は仕事にもやる気が出て。周りから「どうした?」って言われる程だった。


俺って単純だ。





















「ただいまぁ。」


げっそり疲れた。
暑いから余計疲れる。


「おかえりなさい。」


俺を玄関まで来て迎えてくれるチャンミン。
あぁ。今すぐ抱き締めたいけど。
汗だくだし、チャンミンが許してくれる訳もなく、とにかく全ては風呂に入ってからだ…。


「風呂に入るよ。」
「そうしてください。」


帰ったらまず風呂がもう習慣だった。
すべてはチャンミンの為。


チャンミンと過ごしたいが為。


でもその日は本当に疲れてた。
チャンミンに会えるって調子に乗ったのも悪かった。
俺はくたくたで風呂に浸かりながら寝ちゃったんだ。


折角チャンミンと過ごせるチャンスだったのに。


当然俺は風呂場で逆上せて意識不明。
キュヒョンが俺を風呂から上げて部屋で寝かせてくれたのをなんとなく覚えてる。
チャンミンは俺の部屋に入りたがらなかったからキュヒョンが色々世話をしてくれた様だった。


「大丈夫ですか?ユノさん…。」
「う……ん。」


何やってるんだ俺。
チャンミンの朝食も喰えなかった。
チャンミンと過ごす時間もパーにした。
だるい体は睡眠を求めて結局仕事に行く時間まで眠ってしまった。







本当に俺ってばか。































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2016/09/08 (Thu) 00:26 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/08 (Thu) 02:36 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/08 (Thu) 05:15 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/08 (Thu) 09:53 | # | | 編集 | 返信

えーー!?

チカ*しゃん♡

ユノさ〜ん、残念だ、残念過ぎる(*´∵`*)
せっかくチャンミンさんが朝ごはん作って待っててくれたのに。
その後、もしかしたらチャンスだったかもしれないのに!

うぉー!!
うまくいかねぇ〜(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)



あ!
キュヒョンくんにユノさんのゆんほさん見られた!?_( (_´Д`)_

2016/09/08 (Thu) 14:10 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2016/09/08 (Thu) 21:38 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/08 (Thu) 23:01 | # | | 編集 | 返信

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