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君色想い130万HITスペシャル。#4






「うるさい!!!!!」




























当然だが怒られた。
でも顔は見せてくれない。
当然と言えば当然だ。
忙しいと分かってるに、しかもいきなりドアを叩いた。


「忙しい!!」


チャンミンはそう言っただけでもう声も聞かせてくれなかった。


「チャンミンっ、少しだけお願い!!」


じゃなきゃ俺……耐えられないよ。
こんな不安な状態で何も出来ない。
チャンミンを待つ事も出来ない。


ダンダンダン!!!!


俺はドアをもう一度叩いた。


「チャンミンっ!!」


クソっ。
出て来い!!


「なんなんですかっ!!」
「?!」


チャンミンンの声と一緒にいきなりドアが開いて俺はぶつかりそうになってよろけた。


「僕仕事中なんですよっ。今しないとマジでヤバイんですっ。」
「……俺とっ……。」
「は?」
「……どっちが大事っ?」
「……あんたは女ですか?」


チャンミンの顔ちょっと怒ってる。
忙しくて疲れてるのか顔が怖いのもある。


「俺はお前の女だろ?」


俺はお前と付き合ってるんじゃないのか?
俺はお前に抱かれたんじゃないのか?
俺はお前の女じゃないのか?


「あなた、男でしょ?」
「………。」


俺はお前の女にはなれてなかった?


「僕はあなたを好きだけど女にした覚えはありません。」


やっぱりそうなんだ。
俺達どう見ても恋人同士じゃないもんな。
会えない。会ってもこんなだし。
チャンミンは会いたくもないんだ。


「……そ…うかよ。」
「そうですよ。」
「じゃあ…問題ねーよ。」
「何が?」
「俺等付き合ってるんじゃねーならお前が誰を好きでも問題ない!」


チャンミンは眉を寄せた。
俺は情けなくてキュヒョンの事も何もかもどうでも良くなってチャンミンの部屋の前から去ろうとした。


そしたら咄嗟にチャンミンに腕を掴まれて驚いた。


「あっ。」


チャンミンも自分の行動に驚いて手を離した。
そして自分の手を眺める。
おそらく思わず掴んでしまって後悔してる。
潔癖のチャンミンが俺がどんな状態なのかも分からずに触れるのは不安な筈だ。


「いーよ。手洗ってこいよ。気持ち悪いだろ?」


恋人に触れて気持ち悪いなんて……やっぱり哀しい。
俺はチャンミンの本当の恋人じゃなかったんだ。


「ちょっと待って……大丈夫です。」
「大丈夫って顔じゃないぞ。」
「……いーから。」


チャンミンは耐える様に暫く自分の手を眺めて握り締めた。


「付き合ってるんじゃないってどういう事ですか?」
「そのまんまだろ。」
「わかりません。人をあんなに心配させておいて知らないフリを?」
「俺はお前の何っ!仕事が大事ならいい!でも会いたい時にくらい会うだろ普通!!」
「じゃあ僕はあんたの何っ!倒れた時に僕は必要ではない?!」
「何言ってるかわかんねぇ。」
「あんただってわかりませんよっ。女って何?それでいいんですか?あんたは僕の女で!男でしょ!僕は男のあんたでも好きになったんですっ。唯一触れられたんですっ!」
「…………キュヒョンの事は?」
「は?」
「なんで隠した?」
「何…。」
「キュヒョンがお前を好きな事なんで隠した!」


チャンミンは驚いた顔をして何か言いかけて結局黙った。


「いい訳も出来ないか?」
「…それは……。そんな事信じたんですか?」
「昔好きだった奴をそんなに簡単に嫌いになれると思うのかお前は?!……すぐキュヒョンを追い出せよ。それか俺を追い出せ。」
「ユノ……っ。」


俺はチャンミンの返事を待った。
俺は我儘言ってるか?
そう思うか?


「キュヒョンを追い出します。」


は?


何言ってんの?


「当然でしょう?」
「お前なぁ…!」
「あなたがそうしろって言ったんでしょう。」
「俺が出てく!」
「なんでっ。」
「お前着いてこれるか?」
「………。」


チャンミンが黙った。
そりゃそうだ。
潔癖症のチャンミンがここを出て他の家に住むなんて想像も付かない事だらけだろう。
無理なはずだ。


「行きます。」


は?


「無理…っ。」
「行きます。」
「チャンミン…っ。」
「だから怒らないで。」
「………怒っては…。」


いたけど……。
チャンミンがこんなに素直になるとは思わなくて、逆に焦った。


「本当にいいのか?」
「はい。」


クソ。
本当にこのまま連れ去りたい。
連れ去って綺麗な箱に入れて誰にも触れさせず。
綺麗に綺麗にして囲いたい。


なんて。やっぱり我儘だ。


「仕…事あるんだろ?」
「あります。」
「やれよ。邪魔して悪かった。又終わったら……。」
「嫌です。」


俺はチャンミンを見た。


「僕に我慢しろと?」
「我慢?」
「お風呂は入ったんでしょ?」
「は……いった。」
「だったら……。」


だったら何?
俺は不思議な顔を隠せない。


「言わなきゃ分かりませんか?」


俺は本当はなんとなく分かった気がした。


「わからないよ。」


でもチャンミンにはいつも不安で。
これが恋ってやつなのかな?
付き合うって事なのかな?


「………今すごく……。」


ごくん。


俺は生唾を飲む。













「あんたを抱きたい。」













俺はその言葉だけで体がふるふるって震えたんだ。





























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2016/09/10 (Sat) 00:22 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/10 (Sat) 00:24 | # | | 編集 | 返信

およよ

チカ*しゃん♡

抱かれたからって男が女になるわけないのに、ユノさん焦って、自分でも何言ってるかわかんなくなっちゃったのかなぁ。
ユノさん、おれはおまえの恋人じゃないのか?って言いたかったのにねぇ。

チャンミンさんも、ユノさんが寝込んだとき同じ気持ちになったのに、ユノさん、それには気づいてないし。

チャンミンさんだって、すんごく逢いたかったんだよね?
だからがんばるんだよね?ね?

(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)

2016/09/10 (Sat) 00:30 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2016/09/10 (Sat) 00:40 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/10 (Sat) 00:53 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/10 (Sat) 01:03 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/10 (Sat) 01:22 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/10 (Sat) 01:39 | # | | 編集 | 返信

No title

チカさん

ふるふるしたっていう文の所

アアッ!!って
なりました

滾る…

2016/09/10 (Sat) 07:08 | 花 #- | URL | 編集 | 返信

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2016/09/10 (Sat) 12:31 | # | | 編集 | 返信

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2016/09/10 (Sat) 23:47 | # | | 編集 | 返信

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