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【コラボ企画】恋する星。#31

Fragaria grandiflora Ehrh」のYUKAさんとのお題企画のお話です。


今回のお題は「アイドル。」です。
YUKAさんがアイドルユノで私がアイドルチャンミン担当。
ミンホです(笑)


ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。















yuka.png








翌朝。
























マネージャーさんに説明すると直ぐに迎えに来てくれた。


「ユノ?」


廊下の向こうから俺を呼んだのは母さん。


「もう帰るの?」
「あ~うん。友達に仕事が入ったから。」
「すみません。折角素敵な部屋を用意して下さったのに。」


チャンミンが頭を下げる。


母さんは凄く残念そうな顔をしていた。


「又遊びにいらっしゃいね。」
「うん。」
「ありがとうございます。」


俺達は母さんに別れを告げて旅館を出た。
そこにはもうマネージャーさんの車が迎えに来ていて俺達はその後部座席に乗り込んだ。


乗り込むなりチャンミンはマネージャーさんに言った。


「マネジャ。ごめんなさい。」


マネージャーさんはじゃバックミラー越しにチャンミンを見た。


「僕に仕事ある?」


チャンミンにもう迷いはなかった。


「勿論。」
「うん。何でもするから。今日からでもいい。すぐに仕事頂戴。」


マネージャーさんはやっぱりバックミラー越しに俺を見た。


俺はそのマネージャーさんにに気が付いて微笑んで頷いたんだ。


いいんだ。
これで。
俺にも迷いはない。















チャンミンはそのまま仕事に向かって、俺は家に戻った。


ボロいアパートで一人になって布団に乗っかってテレビを付ける。
昨日一緒だったチャンミンはもう居ない。
一緒にテレビを見てくれたチャンミンも。
足を絡ませたチャンミンも。
体を重ねたチャンミンも。


寂しくない。


自分に言い聞かせる。


広げたままの雑誌。
それはチャンミンが見てと言って持って来た自分が載ってる雑誌だった。


俺は横になってその雑誌を引っ張って寄せてページを捲る。


そこにはチャンミンの姿があった。


キラキラのチャンミン。


「うん。」


俺は更にページを捲る。


「かっこいい。」


チャンミンにはやっぱりアイドルが似合ってる。


いいと思う。
凄くいいと思うんだ。


こんなかっこよくて。キラキラしてる国民的アイドルスターのチャンミンが俺のものになる訳ないよな。


「短い夢だったな。」


って俺は一人笑った。


まぁ、待ってるけどな。
このボロアパートにあいつが来るのを。


仕事を終えて。
仕事の合間に。
仕事が休みの時に。


ここに来てくれるのをひたすら待つ。


何日でも。


何週間でも。
















ピンポーーーーン。



















「?」


誰だろうと思う。
俺はフラフラと玄関に出てドアを開けた。


「ユノ~!!」
「?!」


チャンミン?!


「疲れましたぁ~。」
「はぁ?」


何日も待つつもりだった。
何週間も待つつもりだった。


なのに数時間で現れたチャンミン。


「何やってんの?お前……。」
「流石に今日言って今日から仕事はなかったですよ!!」
「え?!でも、マネージャーさんあるって……。」
「あ~アレは挨拶廻りだったんですよぉ~~~。」


チャンミンの話では、あちこち連れ回されて休んだ事を謝って、又仕事をもらえる事をお願いすると言う事を何十件とこなして来たらしい。
チャンミンくらいのアイドルでもそんな事をしなくちゃならないんだなぁ、と思った。


「頭下げすぎて腰が痛いですよぉ~~~~。」


そう言って部屋の中に入るとチャンミンはどさっとカバンを投出し、俺の布団にダイブする。


それはそれで大変だったんだろう。
チャンミンはぐったりうつ伏せになって動かない。


俺はそんなチャンミンに跨った。


「マッサージしてやろうか?腰。」
「え?わーい、お願いしますぅ♡」


そうだ。
こうやって会いに来てくれたらいい。


疲れを癒しに。
俺に会いに。


俺はチャンミンのケツに乗っかって腰のツボを押してやる。


「もっと下。」
「ここ?」
「もっと下。」
「ここ?」
「もっと下です。」
「はぁ?」
「もっと……。」
「……。」
「もうちょい下の前………。」


俺は段々と下に下がって行ってチャンミンの企みに気が付いた。
それってもう腰じゃねーし。


俺はチャンミンのケツをペシっと叩く。


「痛っ!!」
「何言ってんだ馬鹿っ。」
「何ですか~。折角仕事がなかったのにぃ。」
「十分やったろ?昨日!」


思い出すだけで照れるくらい。


「もっとやりたいです。いくらでも。」
「馬鹿。ホント馬鹿。」


俺はもう一回チャンミンの小さなケツを叩いてやった。


「痛いですってばっ。腫れたらどうするんですかっ。僕の体は商売装具なんですからっ。」
「仕事ないくせにっ!」
「あっ!あっ!あーーーーーっっ!ありますもんっ。今日はなかっただけですもんっ。」


チャンミンはうつ伏せになったまま俺の手をつかむとグイっと引っ張った。


俺はチャンミンと一緒に布団に横になって顔を見合わせる。


「………まさか。この布団ずっと敷きっぱなしでしたか?」
「………しょうがないだろ?」
「全然しょうがなくありませんけど?」
「うるさい嫌なら退いてくれ!」
「退きませんが?」


何か?


って顔で俺を見るその顔はさっき雑誌で見たチャンミンとはまるで別人で………。
それが俺は嬉しくも思う。


なんか俺にだけ素の自分を曝せると言ったチャンミンを思い出して少しほっこりとするんだ。


「何ニヤけてますか?」
「ニヤけてないし。」
「ニヤけてますよぉ。」
「何だよっ。絡んでばっかだなお前っ。」
「あーーーあーーーーーだってっ。」
「なんだよ。」
「だって……。」
「ん?」
「………仕事したいです。」


顔を伏せてそう言ったチャンミン。


俺は再びチャンミンのケツを叩く。


「痛っ!何するんですかっ。」
「別にっ!」


俺はもしかしてコイツの中で仕事に負けてるんじゃないだろうかって思うんだ。


ファンの子に負けてるんじゃないだろうかと。


「どうしたんですか?」
「何でもないっ。」
「なんなんですかっ。」


あー妬ける。


本当に妬ける。








それでも俺はそんなチャンミンがいいと思うんだ。
凄くいいって。








待つよ。









あぁ待ってやる。












覚悟してろ。













だから帰って来いよ。
お前が帰りたい時でいいから。

























帰って来い。










































---


アイドルユノが読めるYUKAさんの素敵なお話は→こちら





今日も読んで下さってありがとうございます(T-T)

かなり久し振りの更新です(T-T)
皆様お元気ですか?
もう覗いて下さってる方も少ないと思いますがww
挫けずアイドルの続き更新します。

なんかもういつ終わってもいいのにダラダラ続けている私ww
ごめんYUKAしゃん。

まだ続けられそうww

とは言え。
なんだかなぁすっかり師走ってやつに巻き込まれてる私ですww
でもクリスマスは休みなんですよ~~~仕事!!
元旦と2日も休みなんですよ~~~~~仕事!!
郵便局なのにっ郵便部なのにっ。嬉しいっ(T-T)
今忙しくても頑張れるぅ。

頑張ります。頑張って更新しますので又遊びに来てやってくださいm(_ _)m
皆さんに会えなくて寂しかったよぉぉぉぉ~~~~。
やっぱりなんかこう。
私に元気をくれる場所です。
ミンホミンホ♡

ぐふっ♡


よろしければ又。









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2016/12/09 (Fri) 02:34 | # | | 編集 | 返信

No title

更新、待ってましたよ〜!

チャンミンを想うユノが切ない。
「待つ」って、切ないですね。

それでも、わたしたち待ってるんですよね、二人が「ただいま」って、帰ってくるのを。

アレ?なんか、しんみり、、、。

また、チカさんのミンホなお話、楽しみに待ってます!

2016/12/09 (Fri) 05:43 | なまけ #IS6l84WM | URL | 編集 | 返信

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2016/12/09 (Fri) 09:07 | # | | 編集 | 返信

ほっこり

チカ*しゃん♡

これが、アイドルチャンミンさんとオタクユノさんのカタチなのかな。
離れてるときは『ずっといっしょにいたい』って思うけど、ホントにずっといたら、それぞれのいるべき世界に戻りたくなる。

だけど、離れてしまうわけじゃないもんね。
待ってれば帰ってきてくれるんだもんね♡
よかった(o´艸`)

2016/12/09 (Fri) 12:24 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2016/12/09 (Fri) 12:43 | # | | 編集 | 返信

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2016/12/09 (Fri) 19:46 | # | | 編集 | 返信

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2016/12/09 (Fri) 21:55 | # | | 編集 | 返信

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2016/12/09 (Fri) 23:07 | # | | 編集 | 返信

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