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シェフ三ツ星ラブはじめました。#1

これは町の中にある小さなカフェの物語。




























ここは恋咲くカフェ。


「ユノ。新作のランチメニューです。」
「うわっ。マジかっ。すごい!美味しそう!!チャンミン天才っ!」
「ふふ……。そうでも。」


僕達は見つめあって。ほら。今日も恋が咲く。


「……あ////食べてもいい?」


ユノは照れて目を反らした。


「もちろんです。」
「コレは?」
「キノコとサルシッチャのニョッキです。」
「なんだかよくわかんないけど。おいしそう?頂きます。」


ユノは手を合わせてかわいく言った。


「あ。その前に。ご褒美のちゅう。」
「は?!////」
「だって僕頑張ったんですよぉ。ユノの為に。徹夜で作り出したんです。」
「徹夜で?!大丈夫なのか?これからランチタイムで忙しいのに。」
「だから。大丈夫な様にちゅう。」
「………。」


僕はカウンター越しに顔を突き出してちゅうを強請る。


「もぅ…///。」ってユノの顔が近づいてくるのが分かる。


でもまぁ。
大概恋には障害が付き物なんだよね。


「仕事をして下さいっ!!!!」


「はぃっ!!////」
「…………。」


ユノは一旦近づけた顔を離して恥かしそうにトレーを持って逃げた。


僕達の障害はこの男だ。


真面目で硬いこの男は昔からの僕の仕事のパートナーだけど。
ちょっとウザイ。


「チャンミンっ!!!!もうランチのお客さんが来ますよっ。」
「分かってる。まだ来てはいないだろ。」
「下準備は終わってるんですか?!こんな無駄なランチ作ってないで!」
「出来てるよ。出来てるからやってるんだよ。」
「じゃあもう厨房に入ってて下さい。」
「いいだろ~少しくらい。ここは僕の店なんだから。」
「僕のじゃないでしょ。ユノさんのです。」
「きりもりしてるのは僕だよ。」
「雇われです。所詮。」
「マネジャだって!!そうだろ?!」
「私はあなたの様にヒモじゃありません!」
「ヒモォ?!僕だってちゃんと働いてるだろっ!」
「じゃあデレデレしてないで働いて下さい!」


「ちょ……ちょ……ちょ……。やめてよ二人とも」


ユノが間に入ってくる。


僕達3人の関係と言うのが。
実は僕は元アイドル。
そのマネジャをやってたのがこの障害。
僕とユノはアイドルと一般人だったけど出会って恋をした。
そりゃもう熱愛で幸せで。でもまぁ色々あって(*色々は「恋する星。」参照。)僕はアイドルを辞めた。
人気も絶頂のいい時期にスッパリと。
ユノと熱愛宣言をして寿引退をした。
二人でラブラブな日々を送る筈だったんだけど結局アイドル以外できなかった僕はユノの所に転がり込んでユノがやっていた店を手伝うだけだった。
そんな中、元アイドルがいるとその店に見にくる人たちが結構いて料理もそこそこ出来た僕にここでカフェでもやったら儲かりそうですね。とマネジャが言った。
じゃあやる~?とユノに軽く言われてユノのお店を半分改装してカフェをはじめたんだ。
そこに何故か一緒に事務所を辞めてしまったマネジャが転がり込んできて…。
ユノの店に二人で雇われる事になったんだ。


ユノの店は少し趣味で偏ってたからお客さんは少なくてカフェへのお客さんが多くなって今じゃ殆んどがカフェの収入だった。
まぁ僕のお陰な訳だ。
でも経営の事を任されてるのはマネジャで。
でも持ち主はユノ。


「3人でやってる店だから……ね。仲良く。」


ユノが宥めるように言う。


「二人でよくねーですか?」
「何ですって?」
「っていうかなんでマネジャまで事務所辞めたんだよっ。僕達二人で良かったのに。」
「まぁーまぁー。カフェ始められたのはマネージャーさんのお陰でだし。経営もマネージャーさんのお陰で成り立ってるし。」
「じゃあ僕は要らないって言うんですかっ。」
「チャンミンは美味しい料理を作ってくれるじゃないか。いないと困るよっ。」
「シェフくらいだれてもいいです。もっといいシェフを雇ったらいかがでしょう。ユノさん。」
「なんだとっ。」
「え?でもチャンミンの料理は凄く美味しいしっ。……とにかく仲良くやろうよ。」


困ってるユノの顔もかわいい。


が。僕はそっぽを向く。
マネジャも反対を向いた。


ユノはオロオロになってた。


「あ………っ。いらっしゃいませ~。」


ユノの声が響いた。


僕は最初のお客さんの来店に厨房に入る。
マネジャも定位置についた。


なんだかんだあってもお客さんはやってくる。



さぁ。ランチタイムの始まりだ。








僕は。厨房の中からフロアーのユノに目をやる。
ユノも僕を見た。


ユノは口をぱくぱくさせて何か言ってる?


『新作美味しかった♡』


ってな事を言ってるのかな?
僕はにっこり微笑むとユノも嬉しそうに笑った。


ここは恋咲くカフェなんだ。


やっぱりマネジャがジト…っと僕達を見ていたけれど。
知ったこっちゃない。











「本日のランチ2~」


オーダーを取ったユノが厨房に向かって注文をする。


「はい。」
「いらっしゃいませ~。」
「いらっしゃいませ~。」


お客さんが続々入ってくる。


さぁここから数時間はランチに集中する。


ユノもマネジャも僕も。












あぁ。早くランチタイムを終わらせてユノと一緒に過ごしたいな。













と。考えてたらマネジャに睨まれた。


「………。」


なんなんだ。
あの人は超能力者か?


仕事をしろって顔をされてる。


はいはい。


しますよ。













しま~す。








































---

本日の新作ランチ。
「キノコとサルシッチャのニョッキ」
image111-600x450.jpg

と言う訳で。
勢いではじめてしまいました。
久し振りのはじめましたシリーズ。「恋する星。」の特別ステージです。
明るくテンポ良く進めたいかな♪

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COMMENT

No title

すごく!すごく!すごーく!楽しそうですね(´•ω•`)♡

2016/12/25 (Sun) 00:13 | ふなぴ #- | URL | 編集 | 返信

おお~♪ 続編キター!
イチャイチャな二人にそれを引き剥がす元マネがからんで楽しそう~(*´∀`*)
喜んでお付き合いさせていただきます~ヽ(*´∀`)ノ

2016/12/25 (Sun) 00:43 | yamamechin #- | URL | 編集 | 返信

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2016/12/25 (Sun) 13:50 | # | | 編集 | 返信

マネージャーさ〜んw

チカ*しゃん♡

待望の続編!!(o´艸`)

しかし!もれなく(笑)マネージャーがついてきたなんてびっくりΣ(゚ロ゚;)
しかもおじゃま虫(笑)

まあね、確かにユノさんもチャンミンさんも世間一般の生活能力があるようには思えないから(爆)そういう人がいてくれるほうが安心ではあるけれど^^;

楽しくテンポよく!
楽しみにしています(๑•̀ㅂ•́)و✧

2016/12/25 (Sun) 14:14 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2016/12/25 (Sun) 18:53 | # | | 編集 | 返信

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2016/12/26 (Mon) 00:17 | # | | 編集 | 返信

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2016/12/26 (Mon) 03:30 | # | | 編集 | 返信

No title

続きがあるなんて!
こんなカフェがあったら、入り浸って観察してたい。家政婦は見たな感じで。

2017/01/17 (Tue) 21:43 | すずまま #- | URL | 編集 | 返信

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