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シェフ三ツ星ラブはじめました。#2

疲れた………。






















ランチはお客さんが集中するから疲れる。


「お疲れ様。チャンミン。」
「お疲れです。」


グッタリの僕。


「あはは。」
「まだまだですよ。」


マネジャは早速今日のランチの売り上げをパソコンに入力しながら言った。


「今日のランチも美味しいって評判良かったよ。」
「そうですか。」
「ちょっとコストかかりすぎですが。」
「しょうがないだろ。多少は。」
「まぁ。素材に拘るのは悪いことではありませんが。」
「丹原産の豚バラも佐田岬の塩も最高級なんだから。」
「俺はもっと地元の素材を使うのも悪くないと思うけど?そうすればコストも下がるし。」
「流石ですユノさん。」
「僕は最高級が好きなんだっ。」


いがみ合う僕とマネジャを見てユノは困った顔をしてる。
「どうしていつも2人はそうなんだ?」って言われるけどどうしてもこうしてもマネジャとはこういう関係だ。
アイドルとマネジャの頃からいつもこうだった。
別にいがみ合ってる訳じゃない。
お互い意見をハッキリ言ってるだけだ。
その中でいいと思った事なら譲るけど。
そうでなきゃ譲らない。


「お客だって喜んでるし、売り上げも悪くないでしょ?」
「そうですね。」
「だったらいいですよねぇ。ユノ。」
「うん?うん。」


僕はカウンターの上にあったユノの手に触れる。
ユノはマネジャの顔を見て少し照れるのか困った顔をした。
僕が「邪魔!」って顔でマネジャを見るとマネジャは呆れた顔をしてパソコンに向かった。


僕は心おきなくユノの手を握る。


ユノはやっぱり照れてた。


「今日もすごかったな。」
「え?。」
「ランチのお客さんは殆んどお前目当てだったよ。」
「あ~………。」


ここへ来るのは元アイドルの俺を見に来る女の子が確かに多い。


でも。
実は中にユノを目当てに来てる子もいるって僕は知ってる。


ユノは僕ほどの身長もあったしスタイルもいい。
顔は派手ではないけどとてもキレイだし、明るいから好かれる。


見た目良し性格良し。
女の子達が放っておく訳がなかった。


俺を見てる風だけど確実にユノのファンもいた。


マネジャがユノをフロアーに置きたがるのも客寄せだ。


ユノは全く気づいてないけれど。


これでも僕は気が気じゃないんだ。
ユノが楽しそうに女性のお客さんと話してるのを見ると………。


くだらないヤキモチなんだけど。


「どうした?チャンミン。」
「い……いえ。」
「変なの。」


ユノは鈍いからそういうお客さんにも優しくするしお客さんが勘違いするんじゃないかってそれが心配だ。


本当は僕はユノにフロアーに出て欲しくないんだけど。
それはマネジャが譲りそうにない。


「ユノは僕だけですよね?」
「は?」
「好きなのは僕だけでしょ?」
「な////」


ユノは真っ赤な顔をしてちらりとマネジャを見た。


もうマネジャは全部知ってるんだってのに。
いつまでもマネジャの前だとユノは照れる。


いつになったら慣れてくれるのか。


「ねぇ。ユノ?」
「/////チャンミンのばかっ。」
「言ってよ。ねぇ~。」
「今は無理っ////。」
「どうして?」
「だって………//////」


マネジャをチラリと見るユノ。


「マネジャなら聞いてないですよ?」
「聞いてるってば。」
「聞いてない聞いてない。」
「聞いてるっ。」


結局ユノは言ってくれない。


知ってるけど。
知ってるけどさ。


聞きたいのに。


「もうずぐカフェタイムだよっ。俺トイレ行って来るっ/////。」
「待って下さいよっ。ユノっ!」


ユノは逃げるようにトイレに行ってしまった。


「ちぇ。」
「苦労なさいますね。」


マネジャはパソコンを見ながらどんな顔をしてそんな事を言ってるのか。
誰のせいだ。誰の。


「全く。ユノは自分がモテる事に気が付いてない。」
「ですね。今日は誘われてましたよ。」
「は?!」
「ユノさん可愛らしいから。」
「……………。」


それをお前が言うのか。


え?!そう思ってる?!


僕がマネジャの後ろ姿を眺めてると、マネジャは振り返った。
無言で見つめ合う僕達。
なんだ?!なんだなんだこの間は。


「マネジャ………?」
「まぁ頑張って下さい。」


なんだ?!だからなんだよ!


はぁ~?!?!もしかしてー!!!!まさかマネジャも?!?!?!ユノを狙ってる?!


マジか。


マジか~~~~~!










僕は危険を感じずにはいられなかった。










「どうしたんだ?」
「ユノっ。」


トイレから戻ってきたユノを僕はカウンターから身を乗り出して抱き締める。


「チャ、チャンミンッ//////!」


どんっ。


ユノに押し返される。


「何してるんだよっ。お客さん来るだろっ。」
「だってっ。」
「もう真面目に仕事しろっ!!」
「ユノぉ~。」
「チャンミンっ、めっ!」


めっ。ってなんだ。めっ。って。


その怒り方かわいすぎるだろう!














僕はユノを守りきれるだろうか。













いや。僕のだ。












僕の。だっ!!












































---

本日のランチ。
「丹原産いも豚バラのソテー マスタード添え」
foodpic73598581_-600x450.jpg
一度煮込んで柔らかくした豚バラをフライパンで焼きあげました。粒マスタードと佐田岬の黒め塩で頂きます♪




ふふふ。
なんだか今までにないお話だわ・・・
楽しんで頂けてるのか心配です。
が。突っ走るww








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COMMENT

コメディもいいです。

ちかさん。新境地。

ユカさん作のほのぼのマンガすごくいい。

このお話も
マネジャーとチャンミンの掛け合いが
漫才みたいで面白い。
楽しく読めます。

楽しいお話しもいいですね。

ところで、
ちかさん。お料理上手。
うらやましいです。

2016/12/26 (Mon) 23:36 | mitsu #- | URL | 編集 | 返信

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2016/12/27 (Tue) 02:57 | # | | 編集 | 返信

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2016/12/27 (Tue) 03:07 | # | | 編集 | 返信

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2016/12/27 (Tue) 04:27 | # | | 編集 | 返信

No title

チカさん〜。
確かに今までにない展開。お話はもちろんの事毎日紹介されるランチも楽しみにしてます。
チカさんカリスマ主婦だわー(*´﹃`*人)♡

2016/12/27 (Tue) 06:24 | ずんだ #TgLHeaMo | URL | 編集 | 返信

No title

シェフ面白い〜〜❤️

2016/12/27 (Tue) 07:47 | #- | URL | 編集 | 返信

えーっ?

チカ*しゃん♡

うっそ〜!
マネージャーさんがユノさんを狙ってるってぇ〜?
そりゃ大変!!
ゴマ粒のように群がる女の子どもにもモヤモヤするだろうけど、身近なマネージャーさんなんて!

チャンミンさん、がんばらなきゃ(๑•̀ㅂ•́)و✧


楽しいお話、大好き〜♡

2016/12/27 (Tue) 11:45 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2016/12/27 (Tue) 18:33 | # | | 編集 | 返信

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