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好き、嫌い…好き。#2

僕がこの会社に転職してきてからカレコレ一年が経つ。




























「チャンミン〜〜。これコピっといて〜〜。」
「はい。」
「んで資料頼む~~。」


僕の上司はチョンユンホ。


「チャンミン俺の昼飯買ってきて~~。」
「はい。」


僕はなんなんだ、ただのパシリか?


断りたいのに断れないのはこの人が上司だからか。
僕がこの上ない善人だからか。


どっちでも構わないが僕はこの人が嫌いだ。


「課長。何買ってくるんですか?」
「あ?う~んカップラーメンかな。辛いの。」
「わかりました。」
「あとプリンな!」
「はいはい。」


180センチ越えのアラサー男がぷりんってなんだ。


それで僕が自分の昼と、課長の昼を買ってくるだろ?
そうすると必ずこの人は僕の昼飯を欲しがる。


「え~~チャンミンの方が美味しそう……ズルイ~。」


いやいや。あんたがカップラーメン食べるって言ったんでしょ。


「替えて?」


ってオッサンがそんなかわいく言ったって駄目だっつーの。


「俺がカップラーメン作ってきてやるから。」
「……………。」


なんで僕はこの人の言う事を聞いてしまうんだろう………。
嫌なのに………。
嫌いなのに………。


って戻ってこねーし!!!!!


僕はいつまでたってもカップラーメンが来なくてお腹が空きまくって余計イライラする。


何やってるんだ課長は!


僕は席を立って課長を探しに給湯室に向かう。


「課長彼女いないんですか~???」
「う~ん彼女はいない。」
「何ならいるんですか?」
「う~ん世話の焼ける部下かな?」


おいおい。どっちが世話が焼けるんですかっ。
っていうか僕のカップラーメンはどうなった。
何女子社員と楽しそうに喋ってるんだ。


「仕事命ですかちょう~。」
「え~部下ってチャンミン君ですよね~?」
「そう。俺にはあいつがいるから結婚もできないの。」
「どういう意味ですか~??あやし~~~っw。」
「あはーはーはーはー。」


ムカつく。


「課長っ!」
「あ。チャンミン!今ちょうどお前の話をしてたんだ。」
「あ、そうですか。で。僕のカップラーメンは?」
「あ………作ったよ?」
「作った?」
「え~と。あ。あそこに。」


もしかして作って忘れてた??


おいおい。僕のカップラーメンよ。


「……………。」


僕は恐る恐るカップラーメンに近づき蓋を開ける。
忘れられてたカップラーメンは当然汁を吸い込んででろでろになってた………。


「……………。」


やっぱりあの人…………嫌いだ。


KY過ぎる。
悪気はないんだろうけど。
すごく迷惑だ。


「あ………課長っ。午後イチでプレゼンがあるんでしょ?!」


こんな事やってる場合じゃない。
準備しなくていいのかっ。


「あ……そうだった。」
「そうだったって…………。もう休憩時間終わりますよ!あんたご飯食べたんですか?」
「ご飯は食べた。」


自分だけ食べたのかよ!!!!!!


「どうしよう……チャンミン。間に合わない……。」
「そんな事言ってたってしょうがないでしょう!!早く!!手伝いますから!!」
「流石チャンミン助かる~。」


あぁ。なんで僕はこうこの人を構ってしまうんだ。


「かちょう~チャンミン君が世話が焼けるんじゃなくて自分がお世話されてるんじゃないですか~。」


そうなんだよ!
見りゃわかるよね!


「あはーっ。そうかだから俺彼女いらないんだわ。」


何を言ってるんだこの人はっ。
なんで僕がいて彼女あがいらないんだ。
っていうかあんためちゃくちゃ女タラシじゃないかっ。


「じゃあ君たち又後でね。」
「かちょう~プレゼン頑張ってくださいね~。」


呑気に女性社員にひらひら手を振ってる課長に僕はイライラMAX。
こっちは腹減ってるんだよっ。


「課長っ!!」
「は~い。」
「早くしないとっ!」
「うん。今朝頼んだ資料出来てる?」
「出来てます。」
「流石チャンミン。チャンミンって本当出来る奴だよな。」


誉めたってダメですよ。


「で?お前お昼食べたの?」


いやいや。
あんたがカップラーメン放ったらかしてたから食べれてなんだろう!!!!


もういい。
もういいからとにかくプレゼンの準備をしてください。


上司が恥をかくとか見たくないから。


例え女タラシな課長でも。
KYな課長でも。


「チャンミンこれ打ち込んで。」
「はい。」
「終わったら行くぞ。」
「はい。」


僕等は大量の資料を持って会議室に向かう。


課長のプレゼンが始まる。


輪とした姿勢で動じずプレゼンする課長はかっこいいと思う。
悔しいけど。
課長は仕事は出来た。


僕は後ろの壁際で課長の姿を見ていた。


プレゼンは無事終わって課長は上司に挨拶をしてる。
あぁ。誉められてるみたいだ。
うまくいった。


この功績は僕にどれだけ還元されるだろう。


ってされる訳ないんだよっこれが!!!!!


「チャンミン~後の報告書頼むね。」


はぁ?!


なんで僕がっ。


「俺今日約束があるんだよな。」
「だからってなんで僕がっ。」
「今度飲みに連れて行ってやるからっ。」


いらないから帰してくれ!!!!


今日はMステだから帰りたい!!!!
AKBだ出るんだ!!!!!!


あ。


僕はアイドルが大好きなんだ。


「頼んだ~チャンミン~。」
「え?え?」


今日は早く帰れると思って録画予約してないんだよっ!!


帰るな~~~~~っ!!!!!


おのれ~チョンユンホ~~~~~っ!!!!!


くそ。こうなったらさっさと片付けて………。
って。
結局やっちゃうからダメなんだよな…………。




あぁ!!





くそっ!!!









くそっ!!!!!!!!













僕はチョンユンホが大嫌いだった。





















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2017/01/05 (Thu) 00:16 | # | | 編集 | 返信

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2017/01/05 (Thu) 01:58 | # | | 編集 | 返信

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2017/01/05 (Thu) 02:17 | # | | 編集 | 返信

かちょー♡

チカ*しゃん♡

愛すべき『できるダメ男』チョン・ユンホ!
チャンミンさん、振り回されて大変ね〜
でも、嫌い嫌い言いながら、世話やいちゃうところが、ね(o´艸`)

2017/01/05 (Thu) 12:13 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2017/01/05 (Thu) 16:04 | # | | 編集 | 返信

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2017/01/05 (Thu) 17:23 | # | | 編集 | 返信

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2017/01/05 (Thu) 23:24 | # | | 編集 | 返信

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