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好き、嫌い…好き。~らぶはうすでデキちゃって。~#5

「課長!!課長っ!!」



























僕は大きく課長を呼ぶ。
課長はデスクでボーっとしていて僕の呼ぶ声も聞こえていないようだった。


「課長!何をボーっとしてますかっ!」
「あ~……ごめんごめん。チャンミン、スキャン頼むね。」
「………良いですけど。課長も仕事して下さいっ!」


僕は他の社員の手前そう言っては見たものの、課長はわかってるよと言う代わりにひらひらと手を振っただけだった。


「チャンミン。課長どうしたんだ?最近おかしくね?」
「……まぁ。いつもの事だろ?」


キュヒョンが僕の所に寄って来て呟く。


「でも最近女子社員とちゃらちゃらもしなくなったし。元気ないっていうか……なんか悩んでるのかなぁ?」
「………。」


キュヒョンにまでおかしいと思われてる。


課長は相変わらず調子が悪そうだった。
悪阻に似た症状も治まらないし、微熱も続いてた。
課長は本当に想像妊娠に陥ってるんだろうか。


だとしたらどうしたら?


妊娠していない事を自覚させるしかないんだろうけど……。


病院に連れて行くって言っても婦人科につれてく訳にも行かないだろうし……。
というか課長は自分で「デキない。」と言ってる。
なのに想像妊娠なんてするんだろうか?
頭ではわかってても心が自覚できないんだろうか……。


ハッキリ言ってしまったらなんだか凄く傷をつけそうで。それも出来ない。


自然に自覚して治ってくれたら一番いいんだけど……。


そんな簡単なものでもないのかも知れない。


課長はキュヒョンが言った通り女子社員とちゃらちゃらするのがなくなった。
タバコも止めた。
ジャンクフードも食べなくなったし、
なんだか体と赤ちゃんにいい事をしてる様にも見える。


食べると吐くから体重も落ちた様だ。
だからお腹もへこんだのに。
それでも自覚はできないのかな……。


「課長………。」


課長とトイレでばったり会った。


「チャンミン。トイレか?」
「はぁ……まぁ。課長は大便?」
「うん……出なかったけど。」


冗談で言ったつもりがマジで返事されてしまった。


「そうですか……。」
「ずっと出てなくて…そのせいか下腹が張るんだよな……。」


便秘も下腹の張りもどっちも想像妊娠から来るものなんじゃないだろうか……。


最近は僕も気になって妊娠の本やなんやとこっそり読み漁ったり、ググったりしてる。
そのせいか妊娠に詳しくはなった。
そして色々が課長に当てはまって余計僕を戸惑わせた。


僕は元気のない課長の手を掴んだ。


「何?」
「ちょっと。」
「チャンミン?」


僕は課長を連れてトイレの個室に入った。
鍵を閉めて扉に課長を押し付ける。


「チャンミンっ。」


そして僕はユノの唇を奪った。


「ん……こら。ここをどこだとっ。」


課長は最近セックスもさせてくれない。
それも赤ちゃんお為だと思ってそう。


「たまにはこういうところでしたら興奮すると思いませんか?」
「お、思わないよっ。ふざけるなっ。」
「しー………誰か来たらバレますよ?」
「チャンミンっ。」


僕は課長の抵抗に構わず事を進める。


無理矢理力づくで抱く気はなかったけれど、それでも抵抗する課長を僕は押さえて愛撫する。


僕は課長の胸で手を弄らせる。
尖った突起がいつもより大きい気がした。
僕がその突起を抓むと課長はびくっと体を震わせて小さな声を上げた。


「痛っ。」


胸も張ってるんだ……。


それも妊娠の症状だと本で読んだ。


「離して……っ。」


それでも僕はくりくりと課長の胸の突起を抓んで解した。


「ちゃ……っ///。」
「課長………力抜いて。」
「ダメだ……。」
「どうして?もう随分してませんよ。お願いします。」
「我慢しろ。」
「帰ったらさせてくれますか?」
「…………。」


渋る課長。


「したくないんですか?」
「したくないとかじゃなくて……。」


赤ちゃんに良くないと思ってる。


「大丈夫……。静かにするから。ちょっと挿れるだけにするから。それなら大丈夫でしょ?」
「………突くなよ?」
「わかりました。」


わかる訳ない。
実際久し振りに課長の中に挿ったらもうそん抑制が出来る訳もなかったし、頭が真っ白になってしまって腰が勝手に動いた。


「チャンミンっ!!ダメだっ!」
「……課長は気持良く……ないの?」
「あ………っ………ん………だめっ!」


感じない訳がなかった。


しかもこんな会社のトイレの中で、いつ誰が来るかも分からないという状況が僕等を興奮させた。


僕は課長の口を手で押さえた。
課長のくぐもった声が又いやらしく聞こえた。


「……ん………ぐ………んっ。」
「………っ。」


無心に腰を振る僕。
揺すられる課長。


「やだ……だめ…………やめ………。」
「課長………。」
「チャンミン……っ。中では……出すな………っ。」


それも赤ちゃんの為?


そうなの?課長。
子宮じゃないんだから大丈夫ですよ。


僕は課長がそう言ったにも関わらず中出しした。
逆にそうしてやろうって思った。
だからしてやった。


「チャンミン……っ!!や………っ……あっ!」
「はぁ……課長……っ。」
「ひどい………酷いよお前……無理矢理……しかも中に出すなんて……っ。」
「………どうして?」
「どうしてってっ!」


僕は課長の言葉を待った。


「………どうしてって……。」
「………。」


課長は誰より分かってるんだ。
お腹に赤ちゃんなんていないって事。


それなのに身体は反応してる。
赤ちゃんが欲しくて。


欲しくて。


まるで赤ちゃんがいるかの様に………。。


「……………。」


僕はぎゅっと課長を抱き締めた。


「どうして?そんなに赤ちゃんが大事ですか?僕より?」
「何言ってんの?お前。」
「僕を見て。」
「見てる……。」
「赤ちゃんの事ばかり考えてるじゃないですか。」
「…………そんな事……ある訳………。」
「課長………僕じゃダメなの?課長は僕だけじゃ足りないの?」


僕は課長のお腹に手を添えた。


「俺は………子供なんて要らない………。」
「じゃあどうして妊娠してるみたいになるんですかっ。」
「しらな………い。」
「どうして課長はお腹を大事にしてるんですかっ。」
「してな………い。」


自然に………気が付いてくれたらいいと思ってた。


課長が傷付かない様に……。


課長が……


僕がいればそれでいいって思ってくれたら………って。


「課長っ。」






課長は僕を見た。













「赤ちゃんなんていません。

















あなたのお腹に赤ちゃんなんていないんですよっ!!!!」



















課長は哀しそうに僕を見て、ポロリと涙を零した………。





































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COMMENT

ホント切ない

チカ*しゃん♡

頭では理解してるけど、心が拒否してる。
すごくすごく切ない・゚・(。>д<。)・゚・




あ、れ?
便秘してたのにできた?(;-ω-)ウーン

2017/03/22 (Wed) 22:26 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

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2017/03/23 (Thu) 00:03 | # | | 編集 | 返信

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2017/03/23 (Thu) 01:49 | # | | 編集 | 返信

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2017/03/23 (Thu) 11:53 | # | | 編集 | 返信

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