See more details
Title List

マジで恋する日。もういっちょ!

Y-side






チャンミンの機嫌が悪い。




























折角、今日俺は除隊してチャンミンの所に一番に戻ったのに。
いきなり怒鳴られた。


別に怖くもないし、気にもしないけどチャンミンの機嫌が悪いのは俺の気持ちが良くない。


何を怒ってるんだと聞いた所で、期限の悪い時に教えてくれる様な奴じゃないから聞いてもほとんど無駄だ。


そこは俺が察するか放っておくしかない。


今の場合は怒ってる理由が分からないから放っておくしかないんだけど………。










寂しいな。










俺はチャンミンの方を見る。


チャンミンはチェックのシャツの袖をまくってキッチンに立ち、黙って料理をしている。


いつも料理をしてくれるのはチャンミンで、兵役に行ってる間もチャンミンの手料理が食べたくて食べたくて仕方なかった。
チャンミンはイタリアン、日本食、色んな料理をしたしどれも美味しかった。


今日は何を作ってくれてるんだろうな。


俺は仕方がないから、チャンミンがキッチンに立ってる間、テレビを見て過ごした。


「ユノ。できましたよ。」
「え?あ。あぁ。」


意外に普通に話かけられて驚く。


俺はダイニングで席につく。
今日はどうも普通に韓国料理の様だ。


チャンミンが最後にテーブルに並べたのはジャージャー麺だった。


「…チャンミンっ?!」
「え?」
「お前今日の俺の取材。もう見たのか?」
「いえ……?」
「……そう。」
「どうしました?」
「いや、なんでもない。」


今日俺は、取材陣に何が食べたいか聞かれて、まさにこのジャージャー麺だと答えたんだ。


チャンミンは知ってた訳でもなく、俺が食べたかったジャージャー麺を作ってくれたんだ……。


「美味しいよっ!」
「そうですか?」
「ありがとうチャンミン。」
「そんなに喜ばれる程たいして手の込んだ料理じゃありませんよ。」
「いいんだそれでも。」


なんか俺の食べたい物をチャンミンが分かってくれていたってのが嬉しい。
それが単なる偶然でも嬉しいんだ。


それなのに俺はチャンミンを怒らせて、チャンミンの気持ちも分かってやれてないなんて。





なんか落ち込む。
















俺達は黙って食事を済ませて、お互い風呂に入り、リビングでテレビを見る。


最近は休みも多かったし、チャンミンとも休みの度会ったりしていたからあまり実感は湧かないけど。
こうしていると俺、戻ってきたんだな……って思う。


1年9ヶ月。
果てしないと思った兵役は終わったんだ。


「ユノ?」


チャンミンに呼ばれて俺はチャンミンに見られてたんだって気が付いた。


「あ…何?」


チャンミンは器用に料理をしたり何でも器用にこなすその手を俺に伸ばした。









「おいで。」










いつでも俺をヒョン扱いするチャンミンが命令する様に俺を呼んだ。


離れてソファーに座ってた俺はチャンミンのその手に吸い込まれる様にチャンミンの所へ移動してそして抱かれたんだ。


怒ってたと思ったチャンミンの腕はひどく優しかった。


「…………。」


なんか泣きそうだ。


「どうしました?」
「ごめんチャンミン。」
「なんで謝りますか?」
「ごめんチャンミン。お前が怒ってる理由も俺には分からない。本当ごめん。」


チャンミンは俺の背中を抱き締めてた腕を移動させて俺の頭を包んだ。


「分かってるんじゃないですか。それだけ分かってれば十分です。」


チャンミンはそう言って俺の頬に唇を押し付けた。


「チャンミン……。」
「分かりもしないで謝られるよりずっとマシだし、機嫌を取られるよりいいです。」


昔の俺ならそうしてたかも知れないな。
チャンミンに怒られるのが嫌で。
チャンミンに怒ってほしくなくて。


「ユノは随分僕の事を分かってくれてるんですね。」


俺はビックリしてチャンミンの顔を見た。


「俺は何もわかってないよ。」
「わかってるじゃないですか。」
「チャンミンが俺の事分かってくれてる程も分かってない。」
「僕が?」
「うん……。俺今日ジャージャー麺が食べたかったんだ。」
「……そんな事?」


チャンミンはぷっと吹き出した。


「そんなの単なる偶然ですよ。」
「偶然でもすごくないか?!」
「そうですか?」


チャンミンは呆れた顔で笑った。


「まぁ僕はすごいですが。」
「うん。チャンミンはすごい。」
「そこ。素直になる所ですか?」


チャンミンは今度はおかしそうに笑った。


チャンミンは表情が豊かだ。


「だって本当だもん。チャンミンは前からだけど離れてる間にも随分大人になったし、かっこよくなったし、成長してる。」
「ユノだってそうでしょ?兵役は充実してたんじゃないですか?そう見えます。」
「うん。それはそうだけど。」
「良かったですね…。」
「でももう終わった。」
「そうですね。」


俺はチャンミンの肩にポスンと頭を乗せた。


「もうずっと傍にいれる。」


そうもう離れる事はない。


「もう………ずっと傍にいる。」


俺はするするとチャンミンの首に腕を巻きつけた。


「ユノ………。おかえりなさい。」
「うん。」


チャンミンの腕は俺の背中で巻きついた。
そして俺の肩に埋ずもれて溜息をつく。


「……やっと言えた。」
「なにを?」
「おかえりなさいですよっ。」


おかえりなさい?


「あんた僕がおかえりなさいって言おうと思ったのに取ったでしょっ。」
「………何?………まさかそれで怒ってたのか?」
「怒ってたって言うかもう言えないんじゃないかって悩んでたんですっ。」
「言えばいいだろう。そんなの。いくらでも。」
「……あんたにはやっぱり僕の気持ちなんて分からないんだ。」
「わかんねぇ……。」


チャンミンの信じられないって顔。
俺だって信じられないって顔してやった。


「あんたは雰囲気をぶち壊すのが得意だ。僕はそれでいつも振り回されるんだ。」
「俺だってチャンミンがなに考えてるのか分からなくて振り回されてるよ。」
「僕があんたが兵役に行く前にキスしたせいでどれだけ振り回されたか知ってますか?!」
「どれだけ?」
「は?」


どれだけ振り回されたって言うんだ。
なんで振り回されたって言うんだ。


「どれだけっ?!」
「いっぱいですよっ!」
「なんでっ?!」
「好きだからでしょうっ!!!!!!」


チャンミンはぎゅーぎゅー俺を抱き締めて言い放った。


俺はと言うとびっくりしてただぎゅーぎゅー抱き締められた。


「………チャンミン。ずっと俺が好きだったの?」
「何か?文句あるんですかっ!!」
「ないけど……言ってよ。」


チャンミンって本当何考えてるか分からない。


「………あんただって言わなかったじゃないですか。それどころか間違えたって言ったんですよ?」
「ごめん。でもそれは自分の気持ちに気付いてなくて……。」
「何やってますか。それなのにキスして人を振り回して。」
「ごめんって。今は好きだって言えるよ?」
「そりゃそうでしょっ!僕等もうセックスもしましたしっ。それで間違いって言われても困ります。」
「でもチャンミンが俺の事好きだなんて言わなかったから。」
「僕が好きでもない男を抱く男だと思ってたんですかっ。」
「いや……なんていうか………。」


俺はチャンミンには口で勝てない。


「ユノ。好きですよ。」


ほら。もう。
そんな事言ったり。


「おかえりなさい。」


そんな事言ったり。


「………。」


キスしたり。







いいの?









マジで恋でいいの?










「コレって……恋?」
「だからあんたはどんなつもりキスしたり抱かれたりしてたんですか……。」











俺は今日から新しいスタート地点に立った。















俺がするべき事はいっぱいあった。
それがもうひとつ増えた様だ。















チャンミンと恋する事。













今日からチャンミンと恋を始める事になりぞうだ。

















「チャンミン?エッチしよう。」
「ここで?」


ここってソファー?


「どこでもいいけど。」
「ユノはエロいな。」
「なんでそうなるんだよ。」
「いいですよ。」


俺達はソファーに沈み込んだ。
















いっぱい。いっぱい。
















いっぱい恋をした。


















そしてこの先も……。






































完。
-----
おわりです~

最後までお付き合いありがとうございました!!
ゆの帰ってきましたね!!

相変わらずかわいい人です。

ジャージャー麺が食べたいとか。
チャンミンには良く会ってる宣言とかww

今回のお話はリアルに沿って書きました。
ネタが尽きないのがすごかった。ww
って言うか妄想がリアルに追いつくのに大変だったってwwどういう事ww

流石ですww

これからお二人いっぱい恋してください(笑)



楽しんで頂けていたら嬉しいです。

企画自体は成功だったのかな~?ww
自信ないですww

夜にお礼の記事を更新します。


また遊びに来てやってくださいm(__)m


お付き合いありがとうございました!






*ランキング*参加中。
↓ミンホミンホ!ポチっと押して応援宜しくお願い致しますm(_ _)m
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
*Esperanza*チカ*presents
関連記事

COMMENT

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/04/21 (Fri) 18:47 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/04/21 (Fri) 19:33 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/04/21 (Fri) 21:19 | # | | 編集 | 返信

No title

いや、あなた好きでもない男に抱かれたじゃん、***までして今さら…ってあなたもしてるじゃんてツッコミたくなりました。お疲れ様でした。

2017/04/21 (Fri) 22:51 | めるこ #- | URL | 編集 | 返信

よかったよかった

チカ*しゃん♡

お互い、言わなきゃわかんないよね〜
ふたりとも素直になろうよ!
リアルはあんなに素直なのに( ^ิ艸^ิ゚)

2017/04/22 (Sat) 00:39 | まりユノ #- | URL | 編集 | 返信

No title

ミンが馬と…(⇑o⇑)まあそれは若気の至りということにしといてあげる。
ミンのね、おいでにやられたアタシです。頭の中おいでがグルグルしてる❤❤❤
今回もステキな萌えをありがとうございましたm(*-ω-)m

2017/04/22 (Sat) 07:05 | ずんだ #TgLHeaMo | URL | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/04/22 (Sat) 18:20 | # | | 編集 | 返信

POST COMMENT

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント