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アロマリッチ。#5

「ホジュニヒョン!」




























そう呼んだユノの声が耳に焼き付いた。


甘えた声。


僕には絶対出さない声。






























ユノはホジュニヒョンから差し入れをもらうとスタッフにわけて回ってた。


その間に僕は一応ホジュニヒョンに挨拶をするが特に話す事がない。
僕とホジュニヒョンに共通の話題などない。
あるとしたらユノの事。
でもホジュニヒョンとユノの何を話せと言うんだ。


とりあえずの世間話をするしかない。


間が持たなくなって、じゃあと別れようとしたところにユノが戻ってきた。


「ヒョン!」


ユノはやっぱり甘えた声を出した。


僕はそんなユノの声がなんとなく聞いていられなくて。
ユノがユノじゃないみたいで。
僕は不思議な感覚を味わってた。


僕にとってはユノがヒョンで。
ユノのマンネは僕で。
でもホジュニヒョンの前ではユノがマンネだった。


僕はもやもやとした気持ちでそんなユノを見ていたが。
たまらずその場から離れた。


それでもユノは知らない顔をするくらいホジュニヒョンの事しか見えてなかったんだ。


























本当になんなの?


頭が痛いのはどうなったの?
匂いはどうなったの?


それともホジュニヒョンもユノにとって僕と同じでいい匂いなんだろうか?


ユノはさっき僕にした様に、ホジュニヒョンの手を取り、自分の鼻に持って行く。


ホジュニヒョンは優しい顔でユノの頭を撫でた。


僕は目を逸らす。


その瞬間のユノの顔があんまり嬉しそうだったから。


やっぱりホジュニヒョンの匂いもユノは好きなんだ……。


僕の匂いが一番の様な事を言っておいて。
僕だけが特別の様な事を言っておいて。


なんなの?!


僕は急激に自分の頭にカーッと血が上るのがわかった。


何に対して?


何に対して僕はこんなに心中穏やかじゃないんだ?


でも。


兎にも角にも。


ユノとホジュニヒョンの姿を見ているのは嫌だった。


べた付いて。


甘えた声を出すユノも。


そしてそんなユノを甘やかすホジュニヒョンも。




















僕は見なきゃいいのに見てしまい、イライラを募らせるから。
ひとり楽屋に戻った。



















楽屋のドアを思いっきり閉めた。




















力いっぱいで閉めて鍵をかける。





















誰にも会いたくなかった。



















「…………。」




















ガン!!!!!!























僕はドアを蹴り上げた。






















このもやもやを。
このイライラを。
























当てる所は、そんな所しかなかった。











































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2017/06/09 (Fri) 01:10 | # | | 編集 | 返信

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2017/06/09 (Fri) 01:49 | # | | 編集 | 返信

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2017/06/09 (Fri) 09:21 | # | | 編集 | 返信

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2017/06/09 (Fri) 19:21 | # | | 編集 | 返信

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2017/06/09 (Fri) 21:21 | # | | 編集 | 返信

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