See more details
Title List

アロマリッチ。#9

僕とユノが付き合い出して数ヶ月がたった。

























とは言え、なんら変わった事はない。
ユノは僕の家に通って。
一緒に過ごしたりするだけで恋人同士の様な事は特にしていないんだけど。


特に思うところはなかったし。
十分幸せだった。

























ユノは相変わらず匂いに敏感で、殆どを頭痛で過ごし、時には起き上がれない日もあった。


そんな日は薬より臭いを遮断する事が効果的で。


でも実際、仕事中だったりするとそう言う訳にも行かず、マスクをしていても調子が悪そうだった。


「マスクをしていても駄目なんですか?」
「うん………自分の化粧の臭いがマスクの中に篭って余計駄目だ。」
「それじゃあ少しでも早く終わらせて化粧を落とすしかありませんね。」
「あぁ。」
「じゃあ、同じ化粧をしてる僕も今はユノにとって臭いんですね?僕でも助けてあげられませんか……。」
「でも…。」


ユノは少し遠慮がちに言う。


「顔以外の肌は大丈夫な筈なんだけど……。」
「肌?!」
「うん。この辺とか。」


ユノが僕の胸を指でとんとんとした。


「直接肌の匂いが一番いい匂いだった。前にもうそこは嗅がないって約束したから嗅がないけど……。」
「あーー………。」


そんな事があったな。


でも緊急事態だしな……。


「別に駄目ではありませんが………。」
「本当っ?!」
「え?!」


その時のユノの嬉しそうな顔を見たら、僕はもう駄目だとは言えなかった…。。


「まぁ………少しなら…………。」


僕はユノの前でシャツのボタンをひとつ外した。


ユノはその手を眺めて目を離さない。
見ていられるとすごく恥ずかしい。


「……そんな見ないで下さいませんか?」
「え?どうして?」


ユノは餌を前に待ちきれない犬の様に体を揺すった。


「早くっ。」
「ちょっと待ちなさいってっ。」


僕がなんとなく躊躇っているとユノがボタンを外すのに手を出してきた。


「俺がする。」
「え……。」


ユノの指先は自分でやるといいながらも、もたつく。


少しじれったそうに雑に外されて、なんだか変にガツかれて、僕はただユノに脱がされていく。


なんなんだこの状況は……。


僕はなんとなく変な気分になっていた。


「あー………ユノ。」
「んあ?」


ユノが僕の胸に顔を埋めながら目線を上にする。




その顔がなんかキタ。





「ユノ。僕達付き合ってるんですよね?」





「チャンミン?」





ユノのきょとんとした顔。





僕はその頬に手を添えて顔を近づける。





「あ……。」





ユノのぽかんと開いた口から小さな声が漏れた。






僕はその口を塞いだんだ。






唇で。






そう。














キスをした。
































                                                                                                                                                                  ----
更新遅れました。
今夜も更新します~
よろしければ又m(__)m



                      
*ランキング*参加中。
↓ミンホミンホ!ポチっと押して応援宜しくお願い致しますm(_ _)m

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
関連記事

COMMENT

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/06/14 (Wed) 01:06 | # | | 編集 | 返信

POST COMMENT

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント