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同じ月を見て。#27

ユンホさんがソユンちゃんに嫉妬???
































ソユンちゃんが僕と仲良くしてソユンちゃんを取ってしまった僕にじゃなく。
僕を取ったソユンちゃんに嫉妬?


それってなんだか僕を好きで嫉妬してるみたいですよ?


ユンホさんから繋がれた手は少し汗ばんでいて緊張感が伝わってくる。


ユンホさんが僕を好き?


そんな嬉しい事があるのかな。



















ユンホさんは片腕でソユンちゃんを抱っこして辛くない訳がない。
僕と手を繋いでいるからそうなってしまうんだけど。
離さなきゃ。と言う気持ちと。
離したくない。と言う気持ちの間で揺れ動く僕は余計離せずにユンホさんの手を固く握り締めた。


ユンホさんは何度もソユンちゃんを抱え直す。
ずり落ちそうになるのを戻しては、それでも僕との手を離さないで居てくれた。


「ユンホさん……。」
「うん?」
「ユンホさんはどうして結婚したんですか?」


ユンホさんは僕の素朴な質問にも真面目に答えてくれた。


「できちゃったんだ………ソユンが。」
「え?できちゃった婚?」


意外なんだけど?


「そう。一緒に飲みに言った日、俺酔っ払っちゃって誘われてホテルに入っちゃったんだ。」
「誘われたんですか…。」
「うん。襲われちゃった。」


そこはユンホさんらしい。


「俺は男としての責任を果たす事にしたんだ。結局は上手く行かなかったんだけど……。」
「そうだったんですね。」
「ソユンに淋しい思いをさせて……。」


僕はユンホさんの手をぎゅっと握る。


「大丈夫ですよ。今日のソユンちゃんはとても楽しそうでした。」
「…………うん。」


気のせいかなユンホさんの黒目がちな瞳が揺れてる様に感じるのは。


「泣かないで下さい。ソユンちゃんが起きたらびっくりしますよ。」
「泣いてない……。」」


ユンホさんはぷるぷると頭を振った。
もう本当かわいいなぁ。


「だって幸せで……。もうソユンと暮らす事は叶わないと思っていたから。こうして、しかもチャンミン君と三人で……夢見たいだよ。」
「僕は……いてもいいんですか?ソユンちゃんとユンホさんと一緒に僕も………。」
「当たり前じゃないか。っていか居て欲しいよ。」


僕の方が夢みたいだ。


「駄目?」


そう言って小首を傾げたユンホさん。


僕は抱きしめたくて。どうしようもなかった。


でも外だから。





我慢した。








「月が………。」










すっかり日も落ちて歩く僕たちの上にはお月さんが僕達を見守ってた。















「丸いね。」
「はい。」


























僕達は初めて同じ月を見た。































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2017/07/23 (Sun) 23:57 | # | | 編集 | 返信

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