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そして僕達はオレンジ色の恋をする。season8 #10

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。





「大丈夫だって。」


俺はチャンミンの頭を撫でた
ポンポンと軽く叩いて、また撫でる。
チャンミンは俺の肩に顔を埋めたまま鬱陶しそうに俺の手を払い除ける。
甘えておいて酷いもんだ。
チャンミンはなかなか俺のいい様にはさせてくれない。




「ほら…。抱けよ。
抱いてもいいよ。」




だったらお前の好きなようにすれば良い。









チャンミンは俺を自分の部屋に連れて行って
チャンミンらしくきちんと整えられたベッドに俺を寝かすと上に重なる様に無言で抱き締めた。
そうやって何かする訳でもなく随分そうしていた様な気がする。



「チャンミン…?」


一体どうしたって言うんだろう。
抱いてくれないのか?


「ね…なんで?
さっき…吐いたのはなんで?」
「…さぁ…。わかんないよ。」
「嘘だ。まだ隠す訳ですか?僕に隠すって事は僕のせいなんだ?」
「そうじゃなくて!分からないんだって…っ。」


チャンミンの抱き締める腕に力が入って
苦しい。
なんでだったんだろう?


「…ただ。お前が俺に料理するなって…言うから…。」
「だって。ユノには無理だ。」
「それはそうだけどっ!」


俺だって別に全く料理ができないって訳じゃない。
チャンミンが言う出来ないは俺がキッチンを汚したり物を壊したりする事だ。
そう言うのがチャンミンは絶対許せないんだ。
怒られるのも分かってるから俺だってしたくない。
でもチャンミン程出来ないのは確かだけど。
経験値の差だろう。


「何?」


不満満載の俺にチャンミンは尚問い質す。
俺はチャンミンに聞かれて頭の中を整理する。


「…お前が何かで言ってただろ?
料理を作ってくれる人が理想だって。
それなのに俺にはして欲しくないみたいだったから…どうしてだ…って思って…。」
「だから言ったでしょう?心配だからって!」


チャンミンが俺から離れて俺の顔を見る。
嘘じゃないと言う様にしっかり目を見た。
俺はそんなチャンミンから目を逸らす。


「そうだよ。
俺が料理も出来ないから…だろ?」


頭の中を整理して口にすればする程自分が情けなくなってきた。


「俺がチャンミンの理想どうりにしてやれないから
お前は自分でするしかないんだろ?
俺が料理できたら…お前にもっと…っ。」


好きになってもらえたかも知れない。


「ちょ、ちょっと待って。
僕が料理するのは僕がしたいからで
僕は料理してくれる人はいいなと思うから
僕があなたにそうしてあげたいと思っただけです。」
「……。」


チャンミン。言ってる事が難しい。
ポカンとする俺にチャンミンはもう一度説明するように言う。


「僕の理想は料理してくれる人で、それをあなたにしてあげたいと思ったんですよ。分かりますか?」
「俺に…?」
「そうです。おかしいですか?」
「…い…や…?」


俺はぷるぷると頭を振った。
整理すればなんてつまらない事なんだろうって。
そんな事をなんで気にしていたんだろうって思う。


「じゃあその前に吐いたのはいつ?」
「あ…え?」
「なんで吐いたの?」
「そんなの…忘れた。もう覚えてない。」
「……。」
「本当だって。」
「……。」


チャンミンの疑いの眼差しが俺に言うまで許さないとでも言っているようだった。
今思えばきっととっても些細な事だ。
今日みたいにチャンミンの気持ちがわかってしまえばなんでもないようなつまんない事ばっかりだったのかも知れない。


「なんかあるでしょう?」
「だから多分……お前が怒ったり、哀しんだり
俺の事もう、嫌いになっちゃったんじゃないかとかって思ったりした時にだよ…。」
「例えば?」
「……知らないって!もう忘れた。」
「…言ってよ!」
「わっかんないって!
俺だって…分かんないんだっ。」


何が苦しかったかなんていちいち覚えてない。
分かってたらこんなに苦しんでなかった筈だ。
意味もなく苦しくてつらかった。
そんな理由なんて思い出したくもない。
もう。嫌だ。


「ユノ…聞いてください。」
「……?」







「いいですか?」









チャンミンが俺に言い聞かせるように
ゆっくり話した。













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COMMENT

ぎぇ~(゜〇゜;)?????


な、なんてところで切ってあるんだorz
チカさん焦らしプレイですか。
ミンホ焦らしですね。
これもメンタリズムですかね?



ああ、先が気になるよぅ(>o<")
でもじっくり話して?
会話って、大事ですもんね。


昨日はチャミ、今日は2人が見れて幸せな週末でしたね♪
もうブランチは神様だ。
あんな楽しそうなチャミが見れるなんて…感無量!

2013/03/09 (Sat) 22:42 | 柚子 #- | URL | 編集 | 返信

ユノをじっと抱きしめるチャミ‥
そうすることで、チャミの何かがユノを癒していったことでしょうね。
偉いぞ、チャミ!(笑)

「ユノの事で知らない事なんてないと思ってた」と言うチャミにはまだ未熟さが見えましたが、
そう、これは、成長する若いひとの物語だから‥
チャミのさらなる成長が楽しみです。

2013/03/10 (Sun) 00:47 | ゆゆ #- | URL | 編集 | 返信

超シロメです!

チカさん…おはようございます…

気になるじゃないですかぁ(°_°)

そして…
ユノ、乙女か⁈Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
女の子の心境ですぜ?

複雑な乙女心、なんて言っても実は細かい事だったりするんですよね。
私には分かりづらかったりもするけど(笑)
何故かって?
男みたいだから…ふふ

チェガン様の話にワクワクしますね♪

ユノを安心させてあげて〜(^-^)

チカさん、楽しみにまってまーす!

2013/03/10 (Sun) 07:45 | 如月☆シロメ #- | URL | 編集 | 返信

読んでいるうちに、「あー!そうそうこんなストーリーだった( ´∀`)」って思い出しましたが、続きをバッチリど忘れしてしまい、(←ウワーン私のバカタレ~!(T^T))すっごく気になります(笑)

(逢いたくて逢いたくてたまらない)を聴きながら読んだので、頭ん中ミンホミンホしてて、午後から仕事できないかも(笑)

チカ*さんのサイト居心地が良すぎて、現実に戻りたくなくなっちゃった(´・c_・`)
また伺わせて頂きます( ´∀`)

2013/03/10 (Sun) 14:40 | タナス #- | URL | 編集 | 返信

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