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そして僕達はオレンジ色の恋をする。~チャンミンの言い分~ #10

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。













ユノは人の話を聞いているようで聞いていない時がある。




たまに。
全く違う立ち位置に立つ事があって
僕は良くユノの立ち位置を指示していた。


いつの間にか自分の立ち位置だけじゃなくユノの立ち位置まで覚えるようになってしまったくらい。



今日も又。



僕は出来るだけ無表情に指でユノの立ち位置を示す。
「え?俺間違ってる??」
って顔で僕を見るユノ。



また口を出してしまった事を軽く後悔する。



それだけじゃなくこの日はどこか上の空で。
放っておけばいい。
距離を置くべきだと昨日思ったばかりだ。
そう思っても、どうしても構わずにいれなくて
結局何度もユノに注意したくらいだった。


周り全部が日本でのライブに気持ちを引き締めて向かってる中でユノだけ立ち止まってるように
僕には見えた。




僕はスタジオの隅でユノと二人になった機会を逃さなかった。


「ユノ。昨日無茶し過ぎましたか?」
「は?」


ポカンと僕を見たユノの
顔にはまだ消えない口の回りの吹き出物。
やっと何のことか理解したらしいユノは顔を赤くした。


「バカ…っ。」
「くくく…っ。」


なんて切り出そうかと思った。
何か思っていることがあるのか。
ずっと気になっていた。
その口元に出来た数個の吹き出物がユノの心身の不良を表しているようで。
それを意地になって隠していた時から。
僕の中で引かかっていたから。



「ユノ…。」



「あぁ~わかってる!!
チャンミン。お前の言いたいことは分かってるって。」
「…はぁ?」
「言うよ。言う。
言いたくないけど。ちゃんと言うから。」
「なんですかそれ。」


少しは人の気持ちも分かってるって事か?
少しは分かってくれたって事か?
少し投げやりな所が気になるけど。
聞けるんならいい。



「俺…。」



僕は黙ってユノの言葉を待つ。



「今度のツアーで歌う曲が…。」


「曲…が?」


何を言い出すのかと思った。


「二人の以外の曲…。」


二人になってからの曲以外に5人だった頃の曲も選曲されている。
それか?


「俺に…出来るかな?」


確かに5人で歌ってきた曲を二人でカバーするのには歌にしろダンスにしろ不安要素は大きかった。
でもそれを選んだのは誰でもなく僕達だった筈だ。
必要はなかったかもしれない。
全て新しい東方神起で塗り替えて昔の僕達は捨ててしまっても良かった。
敢えてそれを選んだのは上を行く為だ。
日本での一つの目標だったライブをもう一度二人で叶える為に。


二人ででも出来るんだって事を示してやりたかった。
それ以上に仕上げてみせる。
僕達なら出来る。




そうやって今までやって来た。




不安なんてもう捨てた筈だだったのに。
ユノはまだ
最初の頃の様な不安な顔をして僕に見せた。






「…出来ない訳がないでしょう?」
「……チャンミンらしい言い種だな。」
「あなた本当にバカですねぇ。」
「バカって…。」
「あぁ。アホでしたね。そう言えば。」
「…はは…っ。」





ユノは呆れたように笑った。
そして
「言うんじゃなかった。」
って僕の太股あたりを脛で横から軽く蹴るフリをした。





一体どこまで行けば
揺るがない自信がこの人を安心させてくれるんだろう。





僕はまだこの人に









出来る事があるだろうか?















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