そして僕達はオレンジ色の恋をする。season4 #3 - season4
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そして僕達はオレンジ色の恋をする。season4 #3

ユノを部屋迄運ぶ。
身体を拭いてやって布団を被せて寝かせた。


裸なのが気になったけど
運ぶだけで疲れて着替えまでさせる気にはなれなかった。


あまりにユノが無防備なので
僕はその肌に触れて身体に添って撫で布団を捲ると
見えたユノの胸が僕を煽った。


僕はそこへ顔を寄せ唇で触れる。
でもユノは無反応だった。
指で触って見て、撫で上げても、キスをしても。
ただ無邪気な寝顔。


「寝てるんじゃつまらないものなんだな……。」


僕は再びユノに布団を被せ
自分の部屋に戻って濡れた服を着替えて寝た。


よっぽど疲れてたんだろうなユノ。
ここの所のスケジュールを思い返えせば


仕方ない。


だからって
アレはない。
あんな無防備に裸で抱えさせるって。


「…信じられませんね。」


僕を何だと思ってるんだろう?
何だかんだ言って寝ちゃうし
僕を好きってのも思い違いなんじゃないか?


第一…好き?
だなんて言われたっけ?
僕がそう思ってるだだったんじゃないか?


ぐるぐるぐる考えながらも
ユノの裸で横になる姿が僕の頭を離れない。
タオルで拭いてやった時の肌の感触が。
寝ていても立ち上がった胸の突起が。


僕は布団の中で丸まり自分の膨らんだ下半身の部分に手をやる。


「……ユノ。」


結局、ユノの言う折角の二人の時間は過ごせずに終わった。












朝起きて出掛ける準備をする。
軽い朝食を用意した。
ユノはまだ起きて来ない。
出掛ける用意をさせる為にギリギリ必要な時間を考えて
後5分経っても起きて来なかったら起こそうと決めてコーヒーを淹れる。


その5分を待たずにユノは起きて来た。


「チャンミン!!!!!」


騒々しいこの上ない勢いでリビングに入ってきた。


「朝から騒々しいですっ!コーヒー淹れましたよ。どうぞ。」
「なんで起こしてくれなかったんだ!!!」
「起こしました!」
「知らない!!」
「そりゃあ知ってるくらいなら起きてるでしょう!!」


って言うかこの人は分かってないのか?


「ユノ。…服を着て。」


僕は目のやり場に困ってしまう。
まだ僕を煽るつもりかこの人は。


「え?」
「風邪ひきませんでしたか?
スッポンポンで寝て。
まぁ。何とかは風邪ひかないって言いますからねぇ。
僕は心配しませんでしたけどぉ。」
「……。わーーーーーーー!!!」


ユノは叫んでリビングから出ていった。
バタバタとあっという間に時間になり、マネジャーが迎えに来た。


「ユノ!早くしてくださいー。もう来てますよ!」
「ちょっとっ…まっ!」


僕は食事もまだのユノの口にパンを切り取って入れてやる。
ユノは鞄に必要な物を詰め込んでいる。
次々鳥の雛のように口を開ける。
僕はパンを口に入れてやりながら
じれったくて服のボタンをかけてやって、跳ねた髪を濡らして直す。


その間ほんの数分。


「はい!行ってください!」
「チャンミン!」


僕は食べ終えた皿だけ水に付けて家を出た。


「な…?チャンミン!」
「…何?」


僕はマネージャーの待つ車に乗り込む。
そしたらマネージャーを気にしてユノは黙った。


もう二人にはなれないだろう。












僕達は又、慌ただしい一日を過ごすんだ。


ユノは隙を見付けて僕に近寄る。
でも側にはいつも人がいるから、たわいのない会話をするだけ。


何か聞きたいのか。


いつも僕を見てる。
その視線が僕を落ち着かせない。




「何がしたいんだあの人…。」




僕はユノの熱い視線が何をしてても何時でも付きまとい、それを避けるのに必死になった。


一つ一つ仕事をこなす。




こんなにやりにくかった事はない。








とにかく人前でユノに近付くのを極端に避けた。
自分の理性を守るために。


「全く人の気も知らないで…。」




喧嘩してる訳でもないのに気まずい。





忙しいのと
思い通りにならない想いと
それでも正直な身体が。



僕をイライラさせた。





きっと想いの度合いが違いすぎる。





そう思った。















限界まで後少し。












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2019/07/22 (Mon) 21:19 | # | | 編集 | 返信

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