同じ月を見て。stage2 #32 - 同じ月を見て。
FC2ブログ
See more details
Title List

同じ月を見て。stage2 #32

「ユンホさん!いらしゃい。」
「ご無沙汰してます。」
























チャンミン君の家で出迎えてくれたのはお母さんだった。


「…………。」


明るくは迎えてくれたけど俺は今の状況でお母さんにも申し訳なくて言葉に詰まる。


そんな俺にチャンミンのお母さんはポンと肩を叩いて来た。


「来てくれて嬉しいわ。」
「え?」
「来にくかったでしょ?うちのお父さん頑固だから。ごめんねぇ。」
「あ………いや………俺の方こそっ。ごめんなさい……。」


俺がチャンミン君の家族を壊そうとしてるのに。
お母さんが謝るのはおかしい。


「お父さんも悪い人じゃないんだけど。」


困った顔をしてチャンミン君を見たお母さん。


「チャンミン、あなたまだ顏の痕引かないの?」
「うん。」
「こんな手をあげる様な人じゃないんだけど……。」
「……当然です。大事な家族なんですから……。」


お父さんが怒るのは当然だし、俺が許されない存在なのも当然だ。


でも………。


「ユンホさん…………。頑張りなさい。」


お母さんは優しく笑ってくれた。


俺は頭を下げるしかできなかった。


「行こうユンホさん。」


チャンミン君が手を引っ張ってくれる。
ぎゅと握られた手はやっぱり優しい。


俺はこんなに守られてる。


だから大丈夫。















「父さん、いい?」
「………。」
「チョン・ユンホです。ご無沙汰してます。」


俺は部屋に入って深々と頭を下げる。


「今日は……ユンホさんも来てくれた。」
「………。来たって一緒だ。」
「………。」


お父さんは俺達の顔も見ようとしなかった。


「………あの………。」


何て切出す?


「父さん……僕は一人でなんとか父さんに認めてもらうって思ってた。でも。ユンホさんは二人でって言ってくれた。僕達はどんな時も絶対離れないって決めたんだ………。ユンホさんと籍を入れたいんだ。認めてよ。」
「何を言ってるんだ!相手は男だぞ!」
「男だよ。でも好きなんだ!」
「そんな事普通じゃないだろう!」
「普通じゃなくても好きなんだから仕方ないだろう!」
「チャンミン君……っ。」


熱くなってる二人に俺はどうしていいか困る。


「君が、息子に何を吹き込んだか知らんが、そんな未来も何もない関係を息子に許す事はできん!」


未来がない……。


未来……。


未来はないんだろうか……。


「父さんっ!」
「チャンミン君……っ。」


俺はチャンミン君を落ち着かせる。


「未来は………作ります。僕は必ずチャンミン君を幸せにします。二人で幸せになります。」
「ユンホさん………。」
「なれる訳あるかっ!男同士なんて世間じゃ認められんっ!」
「世間でどう思われようと関係ないだろ!父さんはそうやって人の目ばかり気にして!僕が幸せになる事を考えてくれてない!」
「なにを!!!!私がお前の幸せを願わんと思ってるのかっ!!!」


お父さんが又チャンミン君に手を上げた。


チャンミン君が目をぎゅっと瞑る。


「待って下さいっ!!」


パシーン!


響いた音は俺が叩かれる音だった。


チャンミン君の前に立った俺をお父さんはそのまま殴った。


「ユンホさんっ!」
「ごめんなさい……お父さんの気持ちはわかるんです……わかるんですけど……。お父さんにとってチャンミン君が大事な様に、俺にとってもチャンミン君は大事だから。ごめんなさい……。」


俺を殴ってしまい、怯んでるお父さんに頭を下げる。


「父さん………僕、必ず幸せになるよ。二人で。」


多分に音にびっくりして飛んできたお母さんが部屋に入ってきた。


「お父さんっ!もういいじゃないですかっ。」
「お前はだまってなさいっ!」
「父さん、僕は。ユンホさんと籍を入れても、父さんはずっと僕の父さんだよ。だから認めてもらいたいんだ。そうじゃないと僕達、本当には幸せになれないと思うから。」
「この子達の人生はこの子達のものですよ、お父さん。」
「………。」


俺はチャンミン君はなんて愛されてるだろうって思った。
チャンミン君の幸せを願って普通の人生を願って止まないお父さんにも。
チャンミン君の事を信じてるお母さんにも。
俺はそれ以上にチャンミン君を愛する必要があった。


「チャンミン君を俺に下さい。」


俺は深々と頭を下げた。


「ユンホさん………/////。」
「まぁ////。」
「…………。」


結局お父さんは「勝手にしろ!」と言った。
それは許してくれたって事でいいのかなぁ?


「父さん…………ありがとう………。」


チャンミン君は涙をためてた。


「まさかチャンミンを下さいと言われるなんてね、お父さん。」
「決めたからには帰ってくる事は許さん。」


幸せを願ってるって事だよな?


「ふふふっ。チャンミンをお嫁に出すみたいっ。」
「すみません………。」
「いいのよ?ユンホさん。うちにはまだ二人の娘がいるから。嫁と暮らすよりは娘と暮らす方が私達はいいのよ。嫁の子供は面倒みにくいしね。娘の子供をみるからきにしないで。」


お母さんは本当凄い。


「チャンミンの家族は私達の家族でもあるわ。これからよろしくね、ユンホさん。」
「………は……はいっ!」


チャンミン君は泣いてたけど、俺も泣いて、二人で泣いてた。


だって。


本当に嬉しかったから。








本当に幸せだったから。










同じ月に誓ってから、やっと。













やっと俺達は家族になれたんだ。
























stage2完
stage3に続きます。
----
読んで下さってありがとうございました~~~💦
なんか無難なオチになってしまったけど。良かった。
と言う訳でステージを変えてお話をもう少し進められたらなぁと思ってます。
明日から仕事だなぁ~・・・・・・
嫌だけど・・・気持ちは少し落ち着いたかなぁ・・・
不倫女とかとどうつきあっていいかまだ不安だけど・・・
(仕事上無視はできないので・・・)
いつでも辞めてやるってくらいの気持ちで気楽に頑張ります・・・
心配してくださった皆様ありがとうございます...
皆さんがいるって言うだけで本当心強いです。
又報告しますね。






*ランキング*参加中。

↓ミンホミンホ!ポチっと押して応援宜しくお願い致しますm(_ _)m

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事

タグ:#東方神起 #ユノ受け #ミンホ #二次創作 #ミンホ小説 #BL小説

COMMENT

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2019/09/16 (Mon) 10:37 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2019/09/16 (Mon) 14:33 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2019/09/16 (Mon) 21:10 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2019/09/16 (Mon) 23:57 | # | | 編集 | 返信

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2019/09/17 (Tue) 06:54 | # | | 編集 | 返信

POST COMMENT

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント