同じ月を見て。stage3 #8
所謂新婚旅行だった。
「はひぃーーーーーー。」
ユンホさんは変な声を上げてベッドに大の字になって倒れこんだ。
「ユンホさんっ。スーツがしわになりますよ?」
「いいよもう。」
「お風呂入っちゃって下さいよ。そのままじゃ寝ちゃいます。確実に。」
ユンホさんはお祝いの席で俺の父さんに進められるまま、いつになく酒を飲んで今間違いなく酔っ払っている。
ふわふわとした足取りと、ふわふわとした口調で、ユンホさんはとても上機嫌だった。
「チャンミン君一緒に風呂はいるかぁ~?」
「今一緒に風呂なんか入ったら間違いなく犯しますよ?僕。」
「おぉーいいぞぉ。今夜はするって約束したからなっ。」
完全に酔っ払ってる。
僕は酔っ払ってる人を無理に抱く趣味はない。
「はいはい。」
僕はユンホさんを宥める様にしながらスーツのシャツを脱がせていく。
「あぁ~………楽しかったな?」
「そうですね。ソンホも100日を迎えて益々元気だし。」
「うん。早いもんだ。あっという間に大きくなるぞ。」
「ですよね。男の子だからこれからが大変ですよ。ソユンちゃんの様に大人しくはないと思います。」
「ふひゃひゃひゃ、ソユンもおてんばだったけどな。」
ユンホさんは普段聞かない笑い方で笑った。
「さぁ。お風呂行ってきて下さい。」
「ん~………。」
「ユンホさん。」
眠たそう。
「このまま寝る?」
僕はユンホさんの前髪を撫でる。
「チャンミン君………。」
「はい。」
「俺を寝かそうとしてるだろう?」
とろんろした目で睨まれても何の迫力もない。
「だって眠たそう。」
「本気で寝かせるのか?」
僕が外した胸のボタン。
白い肌がアルコールで赤く染まってとても色っぽい。
そこに人差し指を這わせると、ユンホさんはぴくんと揺れた。
「初夜だぞ?」
その言葉はとても魅惑的に僕を誘った。
「そうですね………。」
「しないって選択肢があるのか?」
「…………ない事はないですが、耐え難いですね。」
僕はのしっとユンホさんの横になるベッドに乗っかり、ユンホさんを組み敷いた。
「だろ?」
この人はいくつになっても魅力的だった。
「好きにしていいから。」
「言いましたね?」
「チャンミン君は酷くはしないだろう?」
「したくないわけじゃありませんよ?」
「したいのか?」
「えぇ。縛ってみたり?言葉で攻めてみたり?」
ユンホさんは目を丸くした。
そして言った。
「なんだ。それくらいならいいよ。」
今度は僕が目を丸くする番だった。
「縛って………。」
この酔っ払い。
酔っ払いは無自覚に僕を破壊させるには十分な生き物だった。
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この流れ。
ほぼエッチしかないんじゃないだろうか?(爆)
だってこの後温泉でしょ?(笑)
するしかないじゃん?(いやいやそんな事はないw)
取り合えず縛ってみようかな?(笑)
平日のこんな時間に更新しても見る人おらんだろうなぁ。
……今日も休んでしまいました。(おい)
見た人は一言コメントか拍手してみよう~(笑)
プログは足跡とか残らんしそれしか読んでもらってるって実感できるものがないんです。
アクセス解析とか難しくて良くわからんし………(笑)
続きを書こうって思う糧になります。
よろしくお願いします。m(__)m
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