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そして僕達はオレンジ色の恋をする。season10 #2

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。







リビングのテーブルにドンへヒョンが飲んだ客用のカップが置かれたままだった。


客用のカップにはちゃんとセットのソーサーがあるのに、ユノにとって気の許すドンへヒョンだからソ-サーは使われておらず、カップだけだ。
そんな事一つでも二人の間を思い知らされるみたいだった。
単にユノの無頓着さがさせてるだけかも知れないとも思う。
とにかく。
僕はカバンを下ろしもせず、そのカップを掴むとキッチンへと運んで、シンクに置いた。


ガシャン!


その時思いもしない程の大きな音がした。


「チャンミン?」
「あぁ、すいません。手が滑りました。」
「…あぁ。」


僕はカップに水を張ってすぐキッチンから離れた。
流石に帰ってすぐ、洗い物をする気にはなれない。


無意識に苛立ってしまってるのが自分でも分かる。


僕は黙って一旦自分の部屋に入ってシャワーを浴び、楽な格好に着替えてからリビングに戻った。


リビングはさっきドンへヒョンが帰ったばかりの時とは整理されていて、いつもの状態だった。
さっき僕がシンクに浸けておいた筈のカップは、ちゃんと洗って伏せられている。
ユノがやったんだろうけど。


珍しいな……と思った。


ユノはソファーで、ソファーの背にもたれて、テレビに向かってやけに真剣だった。
相変わらず後頭部が丸い。


「TV。面白いんですか?」
「え……?あ!おーチャンミン。上がったの?風呂。」
「はい…。」


ただぼーっとしてただけらしい。


「ビール飲むだろ?」
「あ。はい。」


ユノがソファーから立って、キッチンに向う。
冷蔵庫を空けてビールを取って僕にくれた。


「何??今日は随分サービスがいいんですね?」
「ま。俺、今日休みだったし。」


だからドンへヒョンと遊んでた訳でしょ?
あの人、暇なのか?
ユノの休みと偶然にとか合うなんて。
僕でも合わないのに。
本当、腹が立つな。


「…チャンミンが。」
「は?」
「怒ってるのかと思って。」
「え?なんで?」
「…ん?なんとなくだけど。機嫌悪そうだからさ…。」


KYなくせに、変なところは気遣い屋だ。
意味がわかってないところは、やっぱりユノだけど。


「悪いです。」
「…やっぱり…?そうなのか…?」


そして「なんで?」と遠慮がちに聞いた。


「そりゃそうでしょう。」
「え?え?もしかして俺か?…やっぱり俺なのか?」


ユノは頭を抱えてしまう。
その仕種はふざけているのかと思う程大げさだったけど、ユノは至って真剣だった。


「あんた…。」
「お、おぉ…。」


ユノに犬のような耳があったら間違いなく今、垂れているに違いない。
しゅんとした大型犬の様に僕に向かって忠実だった。


僕はユノがさっき座っていたソファーに座って、とりあえずビールを頂く。


ユノはトボトボと僕の横に来て一緒にソファーに座る。
ぴたっとくっついた肩。
自然に体重を預けて甘えてるみたいだった。


「何?するの?今日は。」
「な…っ何をだよっ。」
「えっち。」
「そっ、そういう事言うな。」
「言います。僕は。」
「…っていうかっ。何を怒ってるんだって話だろっ。外らすなよ。」


する事しっかりしてるくせに。
いつまでもそんな事で照れるユノは面白い。


そんなに聞きたいのか。
聞いてどうするんだろうと思う。


「別に。構わないんですけど。あんた。」


僕も言ったって、どうにもならないのに。


「あんた…もし。僕が、例えばキュヒョンをあんたのいない時にこの家に上げて、二人で過ごしていたらどう思うんですか?」
「え……?」


きょとんとした顔をして。
やっぱり無自覚か。
本当に腹立たしい。
何にも考えてない。もしかしたら何も感じもしないのかな…て思ってしまう。


僕には何も。感じない?
僕があなたに想う程。
だから平気なのか?


「どうなの?」
「………い…やだ。」


ふー…ん。
嫌なんだ。


「………すごい嫌かも。」


すごい。嫌なんだ?


「きっと、何してたのかとか気になって、チャンミンとキュヒョンがどうとかって、チャンミンを信じてないわけじゃないけど……。」


訳じゃないけど?


「なんか……きっと嫌だ。」


僕も自分が馬鹿だと思う。
そんな風に真剣に言うユノに。
なんだかもう、さっきまでの苛立ちは薄れて、むしろ機嫌が良くなってしまったみたいだった。


「僕も。」
「ん?」







「僕も同じです。」
「え…?…あ…?」







僕は僕の隣で相変わらずきょとんとしたユノの肩に腕を回して抱き寄せる。
ユノは、引き寄せられるまま、僕に体を預ける格好になる。


「あ…ぁ?…そっか。」
「そうですよ。そりゃそうでしょう…?」
「…そうか。」


ユノは自分の顔を僕の肩に乗せて







そして。










「ごめん…。」って言った。













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COMMENT

あぁ~~~、もうなんだコレ、結局イチャコラか!!←大好物

ユノ可愛いすぎる…、もうほんと、噛みついていいですか。

ていうか、ユノの可愛さに負けて素直になってるチャンミン、可愛いよチャンミン…!!

けど、ドンへの頼みごとというのが気になるとこですよね~、何なんだろ。

2013/07/17 (Wed) 00:17 | マツ子 #- | URL | 編集 | 返信

朝から、シアワセです\(^_^)/
ンフー、チャンミンったら益々成長して、良い男になっていくのね(^-^)
でも、KYなユノのK Yな所が好きです♪

マツ子様、ドンへの話気になりますよね(>_<)

2013/07/17 (Wed) 07:15 | スカイ #- | URL | 編集 | 返信

朝から二人の幸せを感じて、私も幸せになりました。(笑)
ドンへが気になりますが、とりあえず良かった。

2013/07/17 (Wed) 08:14 | さくら #- | URL | 編集 | 返信

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2013/07/17 (Wed) 12:39 | # | | 編集 | 返信

イイなぁ~♡

チカ*さん、こんばんわ。

前回の終わり方だと『チャミが意地張っちゃって、拗れるのかな…』と思ってたけど、
チャミが素直にユノに気持ちを
ぶつけてくれて良かった。

ヤキモチ、イイですね~ \(//∇//)\

ユノ、チャミのイライラに気付いてエライ!

2013/07/17 (Wed) 18:50 | サラ #- | URL | 編集 | 返信

チカ*さん こんばんは(*^^*)

もちゃもちゃが長引くかと思ったら
早くもイチャコラっすか(///ω///)
素晴らしい!!

今夜が楽しみでございます(~▽~@)♪♪♪

2013/07/17 (Wed) 22:05 | ありんこ #- | URL | 編集 | 返信

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