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君色想い。episode1 #7

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。






「わかった!」


ユノはいかにもお手上げだとでも言うように、両手をあげてその掌を僕に見せた。


その手は大きな手だった。
自分の手とは明らかに違う。
「ごつい」とか「でかい」とかただそう言うんじゃなくて。
関節がしっかりとしていた。
広い掌から伸びたその指先はまっすぐですらりと伸びていて綺麗なのに、とても力強そうに見えたんだ。


きっと、仕事では大きな荷物を持ったりするんだろう。


「わかったから。そんなに嫌うなよ…。」


そう言うユノは、本当に情けない顔をしていた。
もう仕方ない。と言う風にダイニングテーブルで座っていた席から立った。


「チャンミンに嫌われるのは困るから。もう寝るよ。」
「困るって。何故ですか?」
「なんでって。そりゃ……。同居人だし。チャンミンって小説家のシム・チャンミンなんだろ?ファンだったら嫌われたくないだろ。第一今更追い出されるのはすんげぇ困る。」
「そうですか。」


困るのか。
追い出そうと思ってるのに。追い出しにくくなるじゃないか…。
そんな風に思う必要もないんだけど。


「それに俺は。チャンミンが好きだからさっ。」


又始まった。
その屈託のない笑顔でなんでかそう思わせるユノの軽い言葉。
チャラすぎて呆れるしかない。


「…だから。嫌わないでくれよ……な?」


なのに。
そう言ったユノはやけに哀しげで。
そんな事、頼まれても、どうしようもない。と思う。


嫌なものは嫌なんだ。


ただ。それはユノだからどうこうじゃなく。多分誰もがだった。
単に、僕が人を受け入れる事が出来ないからだったかも知れない。


「あなたがスリッパを履いてくれればいいんでしょう??」
「だから、それはわかったって!もうわかったから。本当に。任せろ。」
「……。」


それが怪しいと言うんだ。


そんなユノを不信そうにじっと見ていると、突然両手をパシっと合わせて「ごちそ~さんっ。」と小さく頭を下げる。
そして皿を運んでシンクに置いた。
なんて。似合わず行儀がいい事をする。


「コレ、チャンミンがつくったのか??めっちゃ美味しかったよーーーー!!又頼みたいんだけどな。」
「何、朝は食べて帰らないんですか??」
「うん。コンビニとか外で食べてからすぐ寝ると太るからさ~~…。俺すぐ太っちゃうんだよ。こういう野菜たっぷりな朝食っていいよな。ありがとうなチャンミン。」
「……いえ。それくらいなら。」
「ん?!それくらいなら又作ってくれるのか?にゃははっ。」
「……ついでなら。つ…ついでですよ?!」
「え?本当??いいよっ。いいっ。ついでで全然いい!!」


わからなかった。


なんだってそんな事を引き受けたりしたのか。
本当に。このユノが。僕を惑わせてどうしようもないのが…。


「なはーーっ!嬉しいなっ。」
「……は…ぁ。」
「あ!じゃこの皿俺のにしていい??」
「それは僕が使っていたし。新しいのを買ったらいいでしょう?」


ユノは一度シンクに置いた皿を又持ち上げて僕に見せた。


「いーよ。勿体無い。俺はチャンミンの皿でも全然使えるから。」
「信じられません。」


本当に信じられない。


「にゃはーはーはー。そうか??」


絶対に信じられない。


結局ユノはスリッパを履くようになって。
僕はユノの為に朝食を作って帰りを迎えるようになって。


それはユノの全てを受け入れる事ではなかったけれど
僕にとってシェアハウスの一員として馴染んで行くには十分な一歩だった気がする。






だって、僕には





このユノと言う男が
どうしたって受け付けられないと思っていた。


無理だって。


そう思うのになんか気になって。許してしまっている。
仕草や、行動。声も全て。
いちいち惑わされて、いいようにされてしまっていたんだ。


嫌なのに。
無理なのに。


なんでかこうなってしまって…。






もしかして





それは受け付けないんじゃなくて。
単に初めてのそんな自分の不思議な感情に戸惑っていただけなのかも知れない。


こんな気持ちがなんなのか、どうしていいのか。
そんなのはじめんてなんだから、分かる訳がなくて。


とにかく。
やっぱり受け入れられそうにない。





嫌だ。
無理だ。








ただ、そう思って不思議で不思議でならなかった。










それなのに
なんだかんだ僕達はこの家でシェアして行った。








-------本当になんだかんだ続いて行ったんだ。
















episode1(完)つづく。
次へ→

とりあえず無事同居は続いて行くみたいですね(笑)
まだまだこれからの二人ですね(汗)次週はepisode2ですね。よろしくお付き合い下さい(*๓´╰╯`๓)♡



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COMMENT

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2013/07/21 (Sun) 21:53 | # | | 編集 | 返信

少しずつユノに心を開くチャンミンの戸惑いが可愛らしいですね♪
それもこれも、ギュったんのおかげですね!キュヒョナ良い子やわぁー!!

あのユノがスリッパ履くようになるとは…恐るべしですね(笑)

2013/07/21 (Sun) 23:16 | タナス #- | URL | 編集 | 返信

あぁ~~、ユノが可愛い……(*´∀`*)

だはーーーっとか
にゃはーーーとか
ごっそーさんっとか!!
チカ*しゃんの描くユノにいちいちキュンキュンする私は病気かもしれない…。

どんどん近付いてゆくチャンミンとの関係も、めっちゃデュフデュフでした。


けど…リアルのユノは、ケガ…どうだったのかなぁ…(ρ_;)

2013/07/21 (Sun) 23:57 | マツ子 #- | URL | 編集 | 返信

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2013/07/22 (Mon) 21:22 | # | | 編集 | 返信

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