サクラ咲け!夏休みのあの日。チャンミンside.
ユノが受けです。
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あの日が……。
近づいてるって気がついたのはユノが姿を見せなくなってから。
僕は、あぁそうか…って思った。
幸せだった。
自分だけがユノと出会って毎日ユノの事ばかり考えて…。
忘れていたんだ。
あの人が僕の前から消えてしまった日。
あれからもうすぐ1年だって事……。
だんだか急にそんな自分が最低だって思った。
確かにユノを好きになってしまった。
それは自分にとっても予想外の展開だった。
僕はあの人が忘れられなくて随分苦しんでいたはずだったのに。
ユノに出会ってしまって変わってしまったんだ。
もう世界が。まるで世界が。別の世界に。
あんなに好きだったのに。
今じゃユノの事ばかり考えて、ユノの事ばかり想って、ユノの事ばかりになっていた。
その思いに嘘はなかったけれど。
ふと、そんな自分がいけないって思い立ち止まって振り返る。
そしてまだだ。
まだ早い。
そう思い留まる。
そしてユノを哀しませる。
「泊まる」と言ったユノを、嬉しいと思いながら「いけない」と思う。
ユノの顔が忘れなれない。
怒っていた?拗ねていた?それとも…?
傷を付けたんだろう。
僕がそうさせた。
好きだった。
幸せだった。
それがいけないって思う。
あんな顔をさせるくらいなら最初からユノを選ばない方がいいんじゃないかって思った。
だからユノに連絡しなかった。
ユノが僕を突き放すだろうって事が僕にとっていい結末になる。
それがいい。
そうした方がいい。
ユノは僕を選ばない方がいい。
きっと永遠に忘れられないから。
あの人を僕は忘れてはいけないから。
帰ろう。
あの日にはあの人のもとへ……。
僕はユノには何も言わず自宅のある街に帰る為にマンションを後にした。
夏休みの間はあっちにいればいい。
そうすればもしユノが僕に会いに来ても諦めるだろう。
もしかしたらもう会いにも来ないかも知れない。
それならそれでいい。
とにかく僕はそうするべきだと思った。
『サクラ咲け!夏休みのあの日。チャンミンside。』おわり。
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