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realなお話。『ミンホといっしょ。家族旅行編⑧sideY』

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読tむ。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。







『ミンホといっしょ。家族旅行編⑧sideY』










「はーーーーーーーーっくしょん!!!」
「はーーーーーーーーっくしょん!!!」
「はーーーーーーーーっくちょん???」










俺とチャンミンがくしゃみをしてミンホのくしゃみはただの真似っ子。


「きゃははははははっ!」
「あ"〜〜。」
「はくちょん♪はくちょん♪」
「全っ然笑い事じゃないんだけどなっ。ミンホ。」


チャンミンが不機嫌そうに鼻をズズ…っと1回すすってミンホに文句を言う。
俺も完全に詰まった鼻に息苦しさを感じながらミンホの頭を撫でてやる。


「喉も痛てーし……。」
「ヤバイですよぉ。マネヒョンに怒られますよコレ。」
「んあ”〜……………〜っくしぃよぃーっ!ちきしょぉ。」
「きゃははははははっ。くちょぃくちょぃ!ちきちょぉ!」
「変な言葉教えないでくれませんかっ。」


一晩中ほとんど外で過ごしてりゃそりゃあ風邪だってひく。
中学生じゃあるまいしいい歳をした大人が慾望だけでする様な事じゃなかった。


「まぁ…………悪くはなかったですけど。」
「………まぁ?」
「ねぇ?」
「………まぁ。」


俺はチャンミンと顔を見合わせて少し昨夜の事を思い出して顔が熱くなった様な気がした。
チャンミンが含みを持った笑い顔で俺を見る。
なんだか悪戯な子供みたいで可愛くて憎めない。


「まぁ………ミンホはなんともなくて良かったしなっ!」


すっかり忘れてたけどしっかり窓も開けっ放しだったしそれは本当にそう思う。
子供ながらに寒ければしっかり布団を自分でかぶって眠る。それは本能みたいだ。
無意識にこっぽり布団をかぶって寝ていたミンホがいた。


とりあえず適当に薬とマスクを買ってミンホに移らないようにして俺達は土産を買って早めに帰る事にする。


「ミンホもそれ欲しいぃーーーーっ。」
「は?」
「マスク?」


どうも俺達がしてるマスクを自分もしたくて仕方がないようだ。


「コレは風邪ひいた人がするのっ!ミンホは風邪ひいてないだろっ?」
「みんーーーっミンホもそれ欲しい欲しい欲しいぃぃぃ!」
「い.ら.な.いっ!」


あ〜ぁ。
そんなムキになって買ってやればいいじゃんって思う。


「わかったよっ!わかった!ゆにょが買ってやるから。」


俺はお尻のポケットから財布を取り出すとマスクが売っていそうな店を探す。
勿論気に入らないんだろうチャンミンは何か言いたげに一旦口を開けて俺を指差す。


「…………っ。」


それだけだった。


あれ?
怒んないんだ?
どうせ「そうやってユノが甘やかすからですねぇ!!」とか「なんでも欲しがった物を買い与えたらろくな大人にならないんですよ!」とか。「これが躾ですよぉ。躾!」とか。
言わねぇの?


「まぁ………?旅行中だし……?大目に見ていいですか?」


「わかったよ。」と言ってミンホの頭に手を置いたチャンミン。
ミンホは嬉しそうにそのチャンミンの手にぶら下がってチャンミンにありがとうとでも言うように甘えていた。
俺もなんだかそんなチャンミンが嬉しくて顔が緩む。


「そぉだね。」
「そうですね。色々大目に見ましょう。ズズ……。」
「あはーはーはーはー。」


チャンミンは鼻をすすって自分の失態も許した様だった。
子供用の車の絵がプリントされたマスクを買ってもらったミンホは嬉しそう。
小さな顔の半分以上がマスクに覆われて不自然ながら可愛い。


あっという間にそれに飽きて鬱陶しいだけのマスクを手放してしまったミンホに結局チャンミンは怒る事になるんだけど…。








そんなやり取りさえ微笑ましい。
俺達の初めての家族旅行。










大事な大事な思い出になった。















おしまい。

皆様ありがとうございました。
柚子様へ。愛を込めて。


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