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君色想い。episode2 #20

ミンホ小説です。
ユノが受けです。

ようこそ。をご覧になり閲覧には十分ご注意ください。

お話は「続きを読む。」からです。

タイトル別お話の入口はもくじ。から。
よろしければご利用下さい。














「乾かして来たぞっ。」












って。
ユノはふさふさになった頭を振って僕に見せた。


ティービィーみたいだ………。


僕は朦朧とする頭でそう思った。
もう殆んどまともな考えは出来なくなってたのかも。


そんな僕にユノはそっと近づいて「大丈夫か?」って。
優しく聞くからこくりと頷いた。
珍しく静かだ………。


「あ…………んと。まずは枕すっか?」


ベッドの下でゴソゴソ。
伏せた頭の毛がフワフワ揺れて。
その横にティービィーが座ってる。


やっぱりどっちも犬だ……。


タオルを巻いたアイス枕を僕に見せる。
なんのタオルだ???


「頭上がるか?」
「タオル…………誰のですか。」
「え。俺の……………じゃダメ??」


ダメに決まってる。


「じゃあチャンミンのくれよ。」
「…………。」
「どこ?」
「どこって。…………触る気?無理です。」
「んだよ。じゃあどうすんだよっ!!あっ!!新しいのがあるっ!!」


ユノは部屋を飛び出していくとすぐに戻ってきて確かに新しい袋に入ったままのタオルを僕に見せた。


「得意先でもらったんだ。どうだ。これならいいだろ!!」


まぁ。怪しいけど。早くしてくれ。


「頭浮かせよ。」


なんとか浮かせた一瞬にユノは枕を差し込む。
うまく行かなかったのか「もう一回。」って言うから少し浮かせたら、確かに真ん中に来た気がした。


「これで十分です………。」


僕はそう言う。
冷たい枕で十分気持ち良かった。


「薬飲まねーと治んねえーよ。」
「嫌だ。」
「ちょっと触るだけだよ。」
「いい。」
「チャンミンっ。」


困った顔のユノ。
そんなに困ることじゃないだろうに。
辛いのは僕で。その僕がいいって言ってるんだから。


「わかった!!じゃあ。冷えピタな。それくらいならいいだろ??」
「…………。」


又ゴソゴソ始めて冷えピタをペロんと僕の顔の前に出すとオデコに向かってくる。
乗せるだけだ。
オデコに乗せるだけ。
僕は自分に言い聞かせる。
クラクラする頭でユノが近いのも感じながら無視。
そんな元気はない。


「ちょっと触るよ?」


え??


と思ったら前髪をよけられた。


何?!


と思ったらヒヤァっとしてユノは離れてった。


「な?ちょっとだったろ?平気だったろ?」
「…………う…………。」


た………確かに平気……………でした。


「良かったァーーー。じゃあ後は薬。」
「だ…………だから、そ…………れは無理っ。」
「じゃあ自分で飲めっ!!」
「………飲みます。飲みますから。」
「…………。」


何故か泣きたくなる。


「だからなんで泣くんだよっ。飲ませてやるよっ。今みたいにあっと言う間だって。」


泣いてない!!
泣きそうなだけだっ!!


「口あけろ。入れてやっから。ほらっ。」


薬に直接手で触れないように口に薬をケースから押し出した。
僕は口の中で薬を持て余して。


「どうする?ツバでのみ込め。」


無茶を言うなっ。


僕は水が欲しくて身体を起こそうとした。
口の中の薬が苦くなって来てる。


「チャンミンっ。大丈夫か?」


ユノは水の入ったコップを持ってきて僕の口に運ぶ。
ユノはバランスを崩しそうな僕に手を伸ばしたけれど触っていいか迷ったようだった。
コップを傾けて水をくれた。


なんだか。
なんの抵抗もなくて。


水を飲み終えて横になろうとした僕を結局伸ばした腕で支えてくれたのにも自然に身体を預けて僕は横になった。


「だ、だ………大丈夫か………?」


ユノの大丈夫は僕の身体の事だったのか。
それとも触れてしまった事にだったのか……。



とにもかくにも終わった。



って言うか、なんともなかったな。
ユノに触られたけど意外と平気だった。




「じゃあ。寝ろよ。起きたら楽になってるからな。」


ユノはそう言って僕に布団を変え直しオデコにそっと触れた。
冷えピタがぴたっと張り付いて冷たくて気持ち良かった。
触れられた事よりそっちが印象深かった。


「おやすみ。」
「………。」


ふわっと眠気がやってくる。


「あぁ。」


不思議な奴。


本当に不思議………。


今更だけどやっぱり不思議だった。





僕はすぐ眠りに落ちたんだと思う。
その後の記憶はない。
















次に起きた時にはベッドの下でティービィーとユノが布団にくるまって眠っていて。
今夜も仕事なのにこんな所で寝て………。


そう思ったのを覚えてる。
















でも。その後起きた時には完全に夜でティービィーがベッドの下で寝ていただけだった。
ユノは仕事に行ったんだろう。


その時玄関のドアが開いて部屋をノックする音。


ユノ?


と思った自分がおかしい。


「チャンミン?起きてる?」
「おう。」


扉を開けて顔を出したのはキュヒョン。
ユノから連絡があったらしい。


「お前ねぇ。ちょっと連絡して来いよいい加減。」
「大丈夫だったんだよ。」
「嘘つけっ。」


キュヒョンはユノに言われて今日は僕の様子を見に帰ってきたんだろうな。


「すまないな忙しいのに。」
「ばーか。なんかある?」
「いや大丈夫。」
「なんかあったら呼べよ。」
「あぁ。」
「絶てー呼ばねーだろっ。また様子見に来るよ(笑)」


キュヒョンが笑いながら部屋のドアを閉じた。


キュヒョンらしい。
ユノとはまた違う気遣いがある。


なんか。


今まであまり思わなかったけれど。
心配してくれる奴等が居る。
こんな時家をシェアしてて良かったんだな………って。





僕はそんな事を思った。













僕はそうとう弱ってるのか?



な?
ティービィー。



















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COMMENT

待ち切れません〜

週一なんて!週一なんて!!週一なんて〜〜!!!
ティービーのように、おりこうに待ってますよ。

2014/04/06 (Sun) 23:00 | tenten #- | URL | 編集 | 返信

Re: tenten様。

tentenさん:*:・(*´ω`pq゛
コメントありがとうございます♡♡♡
うふふふふー週一待ち切れないなんてうれしいです(o´艸`)
自分でもうおぉおぉおって思う時あります(笑)
待て!!状態で申し訳ないですが
又続きもお付き合い頂けたら嬉しいですm(_ _)m

2014/04/06 (Sun) 23:19 | チカ* #- | URL | 編集 | 返信

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2014/04/07 (Mon) 13:01 | # | | 編集 | 返信

Re: 鍵コメあ・こ様。

あ・こさん(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜
弱ってるチャンミン何故笑う(笑)ウケル。
でも分かる気がする(笑)
弱虫潔癖君だもんね~君色チャンミンは(笑)
看病頑張ってますユノ氏。
早く進展するといいですね(汗)
いつもコメントありがとうございます!!
又遊びに来てやって下さい(*_ _)人

2014/04/08 (Tue) 14:25 | チカ* #- | URL | 編集 | 返信

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2014/08/12 (Tue) 17:53 | # | | 編集 | 返信

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